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前期売上計上漏れについての質問です。

当期売上計上分が前期の売上計上漏れの指摘をうけ仕訳作業をしているのですが、
当期計上時には
  売掛金 73500   売上高    70000
              仮受消費税 3500
としていたものを、修正申告時に売掛金は当期計上されており、売上は前期分となるので
当期分の売上高を消し込む為に
  売上高  70000  前期損益修正益 70000
としても大丈夫でしょうか?

仕訳と元帳を連動するにはどうしたらよいのでしょうか?
となたか詳しい方 ご回答をお願いいたします。



  

A 回答 (4件)

No.2です。

どうやら会計ソフトではなく手書きの簿記を採用しておられるようですから、それを前提として回答を全面的に書き直します。


前期において売上計上漏れがあったのを発見して修正申告をするのですから、


1.先ず、当期において前期の売上を計上されましたが、この仕訳を取り消すために反対仕訳伝票を起します。仕訳の日付は修正申告の日付。

〔借方〕売 上 高70,000/〔貸方〕売掛金73,500
〔借方〕仮受消費税 3,500/

そして、これを総勘定元帳に転記します。


あるいは、前期の売上を計上したときの仕訳伝票

  売掛金 73500   売上高    70000
           仮受消費税 3500

を破棄してしまっても良い。その場合は、この仕訳を転記した総勘定元帳も削除する。


2.次に、改めて修正申告に伴う修正仕訳伝票を起します。仕訳の日付は修正申告の日付。

〔借方〕売掛金73,500/〔貸方〕前期損益修正益70,000
〔借方〕……{空欄}……/〔貸方〕仮受消費税 3,500

そして、これを総勘定元帳に転記します。

以上で、仕訳と元帳は連動しますね。


なお今期の確定申告では、別表4で所得の減算を行います。
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この回答へのお礼

hinode11  様

ご回答ありがとうございました。
言葉足らずのところご推察して下さった上のご説明で、私のような初心者でも
やっと分かりました。
そうですよね。今では会計ソフトを導入されているのが普通なんですよね。
理屈が分からないのにいきなりやっても・・・と思い
とりあえず簿記というものを理解しようと手書きから始めたのですが
だんだん苦しくなってきました。

今回ご回答下さった全員の方をベストアンサーに選びたいのですが、1人しか
選べないので、元帳転記について書いて下さった hinode11様を
ベストアンサーにさせて頂きました。ありがとうございました。

お礼日時:2012/12/21 18:40

>単に計上漏れだった場合(過年度にも当期にも計上が無い場合)は



この場合はその売上げ漏れの相手勘定が何だったかが問題です。
売上がある場合は必ず相手勘定が発生します。
例えば
 売掛金  999/売上高   999
 現預金  999/売上高   999
などです。売上を修正するのは簡単ですが相手勘定も間違いがあるはずです。こうなると前期末BSも違っていたことになりますね。
それは調査が済んだとして、例えば売掛金に計上不足があるのならば

売掛金  999/前記損益修正益  999
という仕訳を起こします。
前期の決算は既に締め切り済みなのでもう修正は出来ません。
あくまで当期において前期のデータを修正するということをします。

なお、最初の答えで社内処理は不要と申し上げましたが、当期の売上と前記のそれを区別したいのであれば、

売上高  999/前記損益修正益  999
という仕訳で修正するのは任意です。
でも期末のPL上の利益は同じです。ただ経常利益と当期利益の関係が変わるだけです(前記損益修正益は特別利益ですから、経常利益には含みませんが、税引き前当期利益には入ります。)
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この回答へのお礼

yosifuji20様

最初からのご回答 ありがとうございました。

>期末のPL上の利益は同じです。ただ経常利益と当期利益の関係が変わるだけです
(前記損益修正益は特別利益ですから、経常利益には含みませんが、税引き前当期利益には入ります)

申告時 上記内容に注意して作成します。
ありがとうございました。

お礼日時:2012/12/21 18:51

前期の売上計上漏れの指摘をうけて前記の仕訳の誤りが分かったのですから、




1.先ず、前期の売上を当期に計上しましたが、この仕訳を取り消します。仕訳の日付は修正申告の日付。

〔借方〕売 上 高70,000/〔貸方〕売掛金73,500
〔借方〕仮受消費税 3,500/


あるいは、


  売掛金 73500   売上高    70000
           仮受消費税 3500

この仕訳を削除してしまってもいいです。


2.次に、改めて修正申告に伴う修正仕訳を起します。仕訳の日付は修正申告の日付。

〔借方〕売掛金73,500/〔貸方〕前期損益修正益70,000
〔借方〕……{空欄}……/〔貸方〕仮受消費税 3,500


なお、今期の確定申告では、別表4で所得の減算を行います。
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この回答へのお礼

hinode11様

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/12/21 19:12

これは申告と経理は分けて考えるべきです。


修正申告をしても非上場企業の場合は必ずしもも元の仕訳まで修正する必要はありません。
実務上はその売上も普通の正常な売上と全く同じ処理をして、前記に係る税金の修正申告上でだけ加算修正と言う処理をすれば良いのです。その加算分は当期に申告上で同じ金額が減算という処理がされ、結果的に当期末では税金と決算が同じ数字になります。
したがって経理的には何もする必要はないということです。(勿論修正申告にかかわる税金の計上は必要です)
これが一番簡単です。

上場企業では金額によっては決算の修正が必要ですが、この質問ではそういう例ではないですよね。

この回答への補足

ご回答ありがとうございました。
では、売上漏れでも当期に計上しているので経理上は何もしなくてよいのですね。
今期決算申告時に別表4と5での処理だけになるのですね。分かりました。

もう一つ質問してもよろしいでしょうか?
先程のは当期に計上していた場合ですが、単に計上漏れだった場合(過年度にも当期にも計上が無い場合)は
どうなるのでしょうか?
これはやはり
  売掛金 *****/前期損益修正益 *****
               仮受消費税   *****
の仕訳と元帳への転記は必要ですよね。
修正申告は初めてなので何が正しい処理方法なのか迷っています。
どうか、ご回答をお願い致します。

補足日時:2012/12/21 13:59
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