No.6ベストアンサー
- 回答日時:
作者死亡だけど、外伝だけ引き継いで出版が再開された栗本薫、「グイン・サーガ」この先どうなるんだ
もはや意地で読んでるとしか言いようがないペリー・ローダンシリーズ(邪魔になるので買うのは止めて図書館)
途中から版元変わって訳が全然違う、スティーブン・キング「ダークタワー」、「スタンド」等の旧作からのつながりを考えると何冊になることか
ぶっちぎりで面白かったのはダン・シモンズの「ハイペリオン」4部作
結局未完、半村良「太陽の世界」
最初の数巻は山止たつひこ「こち亀」
古書店を廻って集めるのが楽しかった、いしいひさいち「ドーナツ・ブックス」
姉妹社のサザエさんや意地悪ばあさん全巻もたまに読み返す
でも、一番自慢なのは岩波文庫の滝沢馬琴「南総里見八犬伝」全10巻、韻文をこれだけ読んだ、でも興が乗ってくると凄いスピードで読めるという75調韻文の威力を通巻。
冊数としては大したことはないが、必要な精神力は大長編クラスなのが
若気の至りで読んだブルースト「失われた時を求めて」
同じく若気の至りで読んだ埴谷雄高「死霊」
岩波文庫でラブレーのガルガンチュワとパンタグリュエルの物語、ガルガンチュワ物語一巻とパンタグリュエル物語4巻
多分、フルバージョンを読んだ人は少ないと思うセルバンテス「ドン・キホーテ」(岩波文庫で6冊)
この回答への補足
私の知らない超大作、それも未完の作品ばかりをいくつもご紹介くださり、回答者様の
視野の広さに敬服いたしました。
ありがとうございました。
すごい読書量でいらっしゃいますね。最初の4つは、それぞれ作家のライフワーク、中にはシノプシスをを定め複数の作家が書き続けるとは・・・。
SFはディックなど映画で観ることに慣れてしまって小説で読む楽しみを忘れていました。
ハイぺリオン、読んでみたいです。
南総里見八犬伝を韻文のまま読まれるとは驚愕。韻文ではないですが中里介山『大菩薩峠』が快調に
読めたくらいですが韻文が抵抗なく読めるというのはなんとなくわかります。
プルースト以下は、まさに読書家の称号の領域ですね。
スティーブン・キング「ダークタワー」、ダン・シモンズの「ハイペリオン」手帳にメモさせて
いただきました。
ご回答ありがとうございました。ギネス級の大作のご紹介、感謝いたします。
No.10
- 回答日時:
北方謙三「水滸伝」「楊令伝」
宮城谷 昌光「三国志」
陳舜臣「小説十八史略」
原哲夫「北斗の拳」
聖悠紀「超人ロック」
高橋留美子「犬夜叉」
「バートン版千夜一夜物語」
ウォルター・ワンゲリン「小説『聖書』」のシリーズ
ヨーステン・ゴルデル「ソフィーの世界」
(長編ではないかもしれませんが、読み応えがあるので入れてみました。)
トーベ・ヤンソン「ムーミン谷」のシリーズ
などなど・・・。
長編って、読むのに結構、集中力や根気が要りますよね(笑)。
北方、宮城谷の中国古典ものは知っていましたが陳舜臣の「十八史略」は知りませんでした。
中国史を物語仕立てで概観した本とのこと、興味深いです。宮城谷の三国志はまさに大作ですね。
さて、どれが一番面白いか悩むところです。
「小説『聖書』」新約編・旧約編二冊書棚にありました。娘が面白いといって置いていきました。
「ソフィーの世界」これは、娘が持っていきました。書店で眺めてみます。
漫画3作品は漫画喫茶か近くの漫画古書店で探してみます。
「バートン版千夜一夜物語」・・子供心にその妖艶な世界に胸躍らせました。少年期の忘れ物の
ような物語。還暦になって通読するのも一興ですね。
ご回答ありがとうございます。よいお年をお迎えください。
No.7
- 回答日時:
今年読んだ長編・大作…
あまりパッとしたものもありませんが、
1.一番の大作といえば瀬戸内寂聴さんの現代語訳『源氏物語』(講談社 全10巻)でしょうか。
以前読んだ「谷崎潤一郎訳源氏物語」と比べると、さすがは寂聴さん、女性の心の機微をとても
緻密に、そして艶やかに訳しきっていらっしゃる、とても同感できる源氏物語でした。
2.C・ディッケンスの『ディヴィッド・コパフィールド』(中野好夫訳 新潮文庫 全4巻)
緻密な描写といえばさすがにディッケンスならではのものがありますね。自伝的な内容ながら
けっこう現代に通じるサスペンス要素も織り込まれていて、やや退屈かなと最初は思ったけれど
なかなか面白かった。たまたま、最近V・ユゴーの「レ・ミゼラブル」の映画が公開されて話題を
呼んでいますが、時代背景を比較してみるととても面白いものがあります。
3.司馬遼太郎さんの『坂の上の雲』(文春文庫 全8巻)
もう多くを語る必要もない、あの時代…。資金も資源もない日本国、いえ、国民すべてがまだ
日本という一国家の国民という意識も自覚さえも薄かったあの時代。片や傾きを露わにし始めた
帝政ロシア、大きなうねりの中に身をさらす羽目に陥った小国日本が知恵を絞った土壇場外交、
そして大詰め、村上水軍の秘策をなけなしの日本帝国艦隊に応用した愛媛出身の秋山真之と
自らの愚策によって壊滅の糸口を作ってしまったロシア艦隊…、小説なんです、でもそれなりに
時代というものか厚みを持ってよく書かれています。
ディッケンズは、二都物語くらいしか知りませんでした。自伝的小説と聞いて少し興味がそそられました。高校時代初めて読んだ自伝的長編賞小説が堀田善衛の『若き日の詩人たちの肖像』で堀田はディッケンズに影響を受けたなんて記述はどこにもありませんが、自伝小説の長編をひさびさに読んでみたいと思いました。
坂の上の雲、NHKでTVドラマ化されたものも面白かったですね。本木雅弘、阿部寛の秋山兄弟はさわやかな好演でした。活字もぜひ読まなければ。
源氏物語ですか。船橋聖一版を少し読んだくらいで、どうも古典の口語訳はなじめずにいました。瀬戸内寂聴のものはなじみがなかったです。一度読んでみたいです。女流作家は食わず嫌いだったのが、林真理子で目覚め、小池真理子、唯川恵、村山由佳などエンターテイメントばかりですが気に入ると全作品読みたくなります。
みなさん格調高い大作を読破されているのですね。すごいです。
ご回答ありがとうございました。
No.5
- 回答日時:
時代小説がお好きなら、司馬遼太郎の「燃えよ剣 上・下」がおすすめですし、マンガが読みたいというのであれば、荒木飛呂彦の「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズが個人的にはオススメです。
少しでも参考になれば幸いです。ジャンプはスラムダンクとドラゴンボールを読むためだけに社会人になってからも買っていました。そのときジョジョの奇妙な冒険という、濃いタッチの作品があったのを覚えています。いつのまにか人間賛歌の長編ドラマに育っていたのですね。
「燃えよ剣」は土方歳三の話だったんですね。新撰組は壬生義士伝くらいしか読んでいませんので、王道の司馬遼太郎は楽しみですね。
ご回答ありがとうございました。
No.4
- 回答日時:
池波正太郎 『鬼平犯科帳』
『剣客商売』
『真田太平記』
司馬遼太郎 『竜馬が行く』
田中芳樹 『銀河英雄伝説』
井上祐美子 『五王戦国誌』
京極夏彦 『巷説百物語シリーズ』
鬼平は人気ですね。池波にしようかなぁ。正太郎も遼太郎も周平も周五郎
ほとんど読んでいない私は、本当の昭和の人間なんでしょうか。
銀河英雄伝説
おもわずググってしまいました。星新一、筒井康隆、福島正実で育った私です。
こんな名作があったのですね。面白そうです。
五王戦国誌
これも知らなかったです。中華ファンタジー中国の架空の国というのが、SFとして斬新ですね
エンターテイメント小説のヌーベルシノアの味わいでしょうか。食指が動きます。
京極夏彦先生、宴の支度以来ご無沙汰しています。またあの分厚い本を電車の中で
抱えて読む楽しみに浸ってみますか。
ご回答ありがとうございます。
10代の頃SF小説ファンでした。
No.2
- 回答日時:
いつもゴールデンウィークには、池波正太郎の「鬼平犯科帳」と「剣客商売」を全巻読み返すのが日課になっていました。
もう何十回読んだだろう……。年末年始は、塩野七生の「ローマ人の物語」(文庫で43巻)を最初から読み返そうと思っています。これはまだ7~8回しか読んでいないので、改めて読むとけっこう忘れていてまた新たな発見があったりします。
あと、不定期ですが、時折、史記を読み返したくなることはありますね。岩波の列伝全5巻だけでもけっこうな歯ごたえがあります。というか、列伝以外は面白く無いのであまり読み返さなかったり……。
ご回答ありがとうございます
池波正太郎は、気が付けばドラマ化された作品をみていますが、文字で読んだことは
ありませんでした。山本周五郎、藤沢周平と混同していたりします。読んで自分なりの
映像を脳裏にうかべるのが楽しそうですね。長編小説・シリーズものは主人公のキャラクター
の魅力で全巻読んでしまうという感じですね。
「ローマ人の物語」ですか。幾度も手に取って読まず終いでした。史記とともに今後の楽しみ
とっておきます。
ありがとうございました。
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