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コード進行から調を特定する方法を教えてください。

例えば、
C E♭ D F♯ F
この進行は何調で、どの時点でそれがわかりますか?

A 回答 (5件)

ご参考になれば。




>>C E♭ D F♯ F この進行は何調で、どの時点でそれがわかりますか?

先に申し上げておきますが、和声進行は作曲家の自由ですのでけして上記コード進行が間違いというわけではありません。

ですが、この進行を見た段階で若干むちゃくちゃなコード進行だなと感じてしまいます。
上記コード進行には調感覚が無いに等しいです。
その理由として、目印になる和音・進行が無い。無理やり目印を作っても本来使われる頻度のきわめて少ない和音を急に使っている。
という点などがあると思います。


>>どの時点でそれがわかりますか?

調性音楽においては、ドミナントがすべてを左右します。

そのドミナントがどの和音にどのような形で落ち着くのか?で調性を判断することが出来ます。

この質問に最も効果的なのは、「終止の種類を知ること」と「カデンツの存在を理解すること」にあります。
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この回答へのお礼

お礼

あなた様の回答から、「コード進行から調性を判断する方法」を次のように解釈しました。

・ドミナント→落ち着くコード という和音の進行によって調性を判断できる。(ドミナントだけでは調性の決定に不十分であり、和音(或はメロディー)の流れの中に調性が生まれるということ。)

「落ち着くコード」=終止する和音とすれば、調性判断の効果的な手法は、

>「終止の種類を知ること」と「カデンツの存在を理解すること」にあります。

ということですね。

例に挙げたコード進行は、なるべく調性音楽としての和音が機能しないように、あえてこう構成したものですが、これを調性という観点から分析するのは難しいかもしれません。こういう曲を他の曲と比べてコード進行の類似点を汲み取ろうとするのは困難だと思いますが、効率的な方法を模索しようと思います。
参考になりました。ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/01/13 02:46

>お忙しい中、ご回答ありがとうございます。


どういたしまして、回答がお役に立てば良いのですが・・・
>>いかに途中転調があろうとも、「その曲のキー」というのは冒頭のキーを指します。
>>冒頭のキーをトニックと見なせば良いだけで、難しいことを考える必要はありません。

>一般に「曲の調」という場合は、冒頭のコード進行から導き出せるキーを指すということですね。これは、
>曲の譜面を描く上での便宜的な調であるしょうか。
譜面を書く場合、まず、冒頭に調号を書く必要があるので、おっしゃるとおり便宜的な調と解釈しても良いと思います。
五線譜があれば、冒頭にキーを示す「調号」があるので、それに基づき正確な判断ができると言うことになりますが、コード進行だけではキチンとした判断ができないので、脈絡のないコードが並んでいる場合は、冒頭のコードをトニックとみなすということです。あとから五線譜を示されたら違っていたということもあり得ますが、ヒントが乏しいのですから致し方ありません。平凡ですが、「コード進行だけではキーは判らない場合がある」というのが正解だとは思います。
もちろん、コード進行だけでも、C・F・G7・Cとか、Am・Dm・E7・Amというように明らかなダイアトニックコードが並んでいるだけなら、しかるべきキーは誰でも判断できると思います。


>>冒頭のキーをトニックと見なせば良いだけで、難しいことを考える必要はありません。

>転調を頻繁に繰り返すような曲に関しては、このような方式で調を定めておくことは、曲の構造の観点からは意味のあることでしょうか。

大きな意味はないと思います。楽典的には転調が途中にあっても、「その曲のキー」と言えば冒頭のキーを指すと決まっています。呼び名だけのことです。
「キーはありません」というわけにもいかないので、冒頭のキーを曲のキーと呼んでいます。
クラシックの曲で「ピアノソナタイ短調」、「交響曲第一番 ニ長調」などと呼びますが、もちろん途中では頻繁な転調があります。曲の始まりのキーを書き示すだけのことで、まさに便宜的といえます。

>曲の冒頭によりハ長調と定まり、転調し、たとえばC#のコードが出てきたら、これをトニックとみなせばよいということでしょうか。
転調しても、その曲のキー(呼び名としてのキー)が変わるわけではありません。転調したことがコード進行だけでは判らない場合もあります。もちろんC・F・G7/G#7・C#というように明らかなドミナントモーションがあれば、転調したことは明らかで、C#コードはトニックコードですが、「この曲のキーは?」と尋ねられたら、あくまでも冒頭の「Cメジャー(ハ長調)」だということです。
その部分の調を決定付けるのは、ドミナントモーションであり、五度下行のコード進行の部分には注目すべきです。「ドミナント」というのは、「支配する」と言う意味で、曲の調を決定しているのは、実はドミナントコードです。例えばG7が鳴ればCコード(あるいはCmコード)が呼び出され、G#7コードが鳴ればC#コードが呼び出されるということで、主人(トニックコード)は、強烈な嫁さん(ドミナントコード)に呼び出されて、ヘナヘナ出て来るだけのことで、名前は「主和音」と言われていますが、実際に支配しているのはドミナントコード(強烈な嫁さん)ということです。

>>一点、補足質問をするのは良いのですが、
>お礼入力欄にお礼は書きます
当然書かれると思いますが、例えば工場見学に行かせてもらったら、最初に菓子折りを差し出すと親切に案内してくれます。帰り際に「ありがとうございました」と菓子折りをお渡ししても効果が薄いということです。あと出しではせっかく配慮して持参した菓子折りが「死にダマ」になってしまいます。
見学に行ったら案内側の心理を読む、質問するなら回答者の心理を読むと望む結果が得やすいということです。回答者は、丁寧な質問者さんだなと思えば、丁寧な回答を書くものです。
余計なことを書きましてすみません。
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この回答へのお礼

お礼

結論として、私は質問への回答を次のように解釈しました。

・ドミナントモーションがある場合
自明。(セブンスのコードが出現した時点で、それをドミナントとする二つの調に絞れるとも考えられる。)
・ダイアトニックコードからなるコード進行の場合
それらのコードを含む調とする。(一つの調に絞れない可能性もある)
・脈絡のないコード進行の場合
曲の先頭のコードをトニックとする調とする(便宜的に)。

どうやら私は「調」の認識を誤っていたようで、意図通りの質問ができていなかったようです。
質問を改めれば「コード進行からその調性を知る方法を教えてください。」とするべきでした。つまり、それぞれのコードの機能は何か、また次に出現する確率の高いコードは何かといったものです。しかし、あなた様のご回答から、この問いに対する答えを導く手助けとなったと感じでいます。さらに、新たな知見を得ることができたので感謝しています。得たヒントから研究を試みます。ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/01/12 23:27

>では、転調がある進行では、どのように調を特定することができるのでしょうか。


いかに途中転調があろうとも、「その曲のキー」というのは冒頭のキーを指します。
No.1の回答者さんがおっしゃるとおり、冒頭のコードがCであれば、それをトニックと見なして間違いありません。

>マイナーコードがまったく出てこないマイナーキーも無いだろう

>では、メジャーとマイナーのコードがともに含まれるコード進行では、メジャーかマイナーのどちらのキーになるのでしょうか。
冒頭のコードがCならメジャーキー、Amならマイナーキーです。
五線譜がなくてコード進行だけが書かれているのなら、冒頭のキーをトニックと見なせば良いだけで、難しいことを考える必要はありません。もし、冒頭がセブンスコードであれば、ドミナントモーションの落ち着く最初のコードをトニックと見なせばよいのです。
キーの知りたいコード進行があるのなら、このQ&Aコーナーに「このコード進行のキーは何ですか?」と質問すれば、どなたかが回答してくれると思います。

一点、補足質問をするのは良いのですが、補足の冒頭には、まず、「お忙しい中、ご回答ありがとうございます。」と書いてから本題に入ると他の人からの回答も得やすいです。失礼な質問者だと思われると、見ているほかの人からの回答が得にくいです。No.1の回答者のかたもプロの人ですから、まず回答を頂いたことに謝意を示したうえで謙虚に補足質問をしないと、多分あらたな回答は書く気がしないと思います。

この回答への補足

お忙しい中、ご回答ありがとうございます。

>いかに途中転調があろうとも、「その曲のキー」というのは冒頭のキーを指します。

>冒頭のキーをトニックと見なせば良いだけで、難しいことを考える必要はありません。

一般に「曲の調」という場合は、冒頭のコード進行から導き出せるキーを指すということですね。これは、曲の譜面を描く上での便宜的な調であるしょうか。


>冒頭のキーをトニックと見なせば良いだけで、難しいことを考える必要はありません。

転調を頻繁に繰り返すような曲に関しては、このような方式で調を定めておくことは、曲の構造の観点からは意味のあることでしょうか。

曲の冒頭によりハ長調と定まり、転調し、たとえばC#のコードが出てきたら、これをトニックとみなせばよいということでしょうか。

>一点、補足質問をするのは良いのですが、
お礼入力欄にお礼は書きます。

補足日時:2013/01/10 04:45
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これが歌の始まりであり、この先まだ続くとすればハ長調です。

最初のコードCで判ります。
Cコードで始まり、転調無くCコードで終わる曲を「ハ長調」と呼ぶ約束になっているからです。
五線譜があるのなら話は変わりますが・・・
キーがFメジャーなら冒頭のCはC7が使われるだろうし、マイナーコードがまったく出てこないマイナーキーも無いだろうし、ということでハ長調ですね。
例題のコード進行が実在の曲のものかどうかはわかりませんが、適当なコードをでたらめに並べて「このキーは何?」と言われたら、冒頭のコードをトニックとみなして言うのが正解です。

この回答への補足

一般化すると、「途中に転調がないコード進行は、始まりの和音の1度の音がその調の主音となる。」ということですね。

では、転調がある進行では、どのように調を特定することができるのでしょうか。

>マイナーコードがまったく出てこないマイナーキーも無いだろう

では、メジャーとマイナーのコードがともに含まれるコード進行では、メジャーかマイナーのどちらのキーになるのでしょうか。

補足日時:2013/01/08 20:33
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当方作曲家です。



これが頭から、もしくはメロディ始まりとしてみればハ長調(Cメジャー)とみなします。

上記は全てメジャーコードでしょうがCから始まりその先にあるFでそうだと思います。

EbやF#は経過的に出たものでDはドッペルドミナント的な挿入和音として捉えます。

この回答への補足

>Cから始まりその先にあるFでそうだ
CとFの和音は、ハ長調、ヘ長調、イ短調、ニ短調にもでてくる和音だと思いますが、なぜハ長調ですか?

>EbやF#は経過的に出た
その根拠をお答えください。

>Dはドッペルドミナント的な挿入和音
その根拠をお答えください。

補足日時:2013/01/05 15:52
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この回答へのお礼

お礼

この質問では、方法論を教えていだたきたかったのですが、あなた様の回答からは、それを推察するのが難しいです。ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/01/14 19:24

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