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一酸化炭素は、ヘモグロビンを酸化することによって酸素供給を障害する。

この記述は正しいですか?
酸素と競合してヘモグロビンと結合することは理解していますが、酸化するという表現が正しいのかわかません。

よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

酸化とは酸素と結合すること以外に酸素とは無関係に物質が電子を失う化学反応も酸化と言います。


質問に対してはNo.2様がきちんと答えられていますが念のため。
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ヘモグロビンと一酸化炭素に関するWikipediaの関連部分を抜粋すると、下記のとおりです。


これを読むと、ヘモグロビンが酸素ないしは一酸化炭素と結合する場合には、Fe原子が酸化されるわけではないので(2価のままなので)、「酸化される」とは言えないと思います。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%A2% …
酸素と結合したヘモグロビンはオキシヘモグロビン(酸素化ヘモグロビン)(oxyhemoglobin)、酸素と結合していないヘモグロビンはデオキシヘモグロビン(還元ヘモグロビン)(deoxyhemoglobin)と呼ばれる。
オキシヘモグロビンはイミダゾール環の反対側に酸素分子が結合して八面体型となっている。なお、ヘム部分に酸素が結合しても鉄は2価のままであり、酸化されにくい。しかし、一部は酸素の酸化力により、徐々に酸化されメトヘモグロビンになる。
鉄原子の価数が3価であるヘモグロビンには酸素結合能がなくメトヘモグロビン(酸化ヘモグロビン)(methemoglobin;MetHb)と呼ばれ、酸素のかわりに水がヘムの鉄原子に結合している。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%80%E9%85%B8% …
ヘモグロビンには4つの酸素結合部位が存在し、結合数が多いほど結合安定が安定になる。すなわち、末梢の酸素分圧が低い組織に運搬されると酸素の結合が乖離し始めるが、結合する酸素が減るほど乖離しやすくなる為、効率的に末梢で酸素を放出する特性がある。ところが、4つある結合サイトのうち1つが一酸化炭素と結合したヘモグロビン(カルボニルヘモグロビン)は、他のサイトに結合した酸素も安定化し放出しにくくなるため、血液の酸素運搬能力が下がり、末梢で酸素分圧が極端に低下し中毒症状を起す。
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酸化とは酸素と結合することですので、酸素以外と結合しても酸化とは言いません



一酸化炭素は、ヘモグロビンと結合することによって酸素供給を障害する。
でしょう
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