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養老孟司氏「命が大事なら禁煙運動より自動車反対運動しろ」というご意見を出しました。

どのように考えますか?賛成ですか?反対ですか?


NEWSポストセブン(2011年9月6日)抜粋
http://news.infoseek.co.jp/article/postseven_29543

 昨年の一箱100円以上値上げという大増税に続き、今年4月には神奈川県で罰則付きの受動喫煙防止条例が完全施行。異論を許さぬ禁煙礼賛の空気はファッショ的な危うさをはらんでいる。


 劇作家の山崎正和氏と禁煙運動をテーマに対談し、他人に禁煙を強要する社会の異常性を指摘したところ、日本禁煙学会から質問状が届いた。禁煙運動は喫煙者がいなければ成り立たない運動だからだ。

 
 世界で最初に禁煙運動を始めたのは、ナチスドイツ。ヒトラーは非喫煙者でたばこを禁止し優生思想に結びついた。精神病患者の安楽死に始まり、最後はユダヤ人の大虐殺に行き着いた。日本でも2002年に健康増進法が施行され、健康増進に努めるのが国民の責務とされたが、国が国民生活に踏み込みむのは、戦時中の「欲しがりません、勝つまでは」と同じ。

 
 私は昆虫採集のため発展途上国に行き、熱帯雨林に入るが、熱帯性マラリアや住血吸虫病にかかる危険もあるし、行くまでの飛行機もオンボロ。日本の昆虫学者にも飛行機事故で亡くなった方は何人かいる。そんな人間にしてみれば、「たばこが健康に悪い? それで?」である。国が押しつけることではない。

 
 世界で初めて副流煙の害を唱えたのは元国立がんセンター疫学部長の平山雄氏で、彼の疫学調査には多くの疑問が寄せられ、特に副流煙の害については問題外とされている。

 
 たばこは健康に悪いかもしれないが、肺がんの主因については疑問がある。現実に、日本人の喫煙率は下がり続けているのに、肺がんの発症率は上昇する一方。

 
 発がんのメカニズムは複雑で、原因も食生活から大気汚染、ストレスまで無数。肺にがんができたのを肺がんと呼んでいるだけで、非喫煙者で肺がんになる人が山のようにいる。

 
 がんの発症も個人差が大きく、麻雀に例えれば、配牌がいい人は簡単にあがれる(がんになる)が、配牌が悪いとどんなに悪さをしてもあがれない(がんにならない)。酒もたばこもさんざんやりながら80歳でもピンピンしている人もいる。

 
 「たばこで肺がん」キャンペーンをやりすぎ、逆にやめれば肺がんにならない幻想が広がっている。禁煙に限らず、「メタボだからダイエット」「サプリメントで足りないものを補う」とか、それで健康になり寿命をコントロールと信じている人が多い。しかし個人差の中に埋没する程度の効果。


 健康至上主義の一方で、日本では交通事故で毎年5000人が亡くなり、自殺で3万人が亡くなっている。いくら健康でも、明日クルマに轢かれて死ぬこともある。本当に国民の命が大事なら、禁煙運動より先に自動車反対運動をしたらどうか。自動車だって排気ガスで大気汚染を引き起こしている。私には石油業界と自動車業界がたばこをスケープゴートにしているようにしか見えない。

A 回答 (10件)

賛成とか反対と言うよりは、一種の詭弁だと思います。



簡単に言っちゃうと、「クルマが無きゃ、急病人を救急車で運べなくなる」みたいな感じです。

ダイナミックに言えば、食糧とか燃料など、生活に直結する物資も、クルマで運んでいますが、クルマを手放すと言うことは、恐らく多少とは言えないレベルで、産業革命以前のライフスタイルに戻ってしまいます。
不自由で済めば良いですが・・・恐らく人口減少に繋がる様な事態に発展する可能性が大です。

クルマが損なう命もありますが、クルマが救う命とか、クルマが育む命とかもあるんですよね。
その差し引きで、プラスかマイナスかを考えたら、考えるまでも無くプラスでしょう。
仮にマイナスであれば、こんなにモータリゼーションは発達するワケがありません。

一方のタバコは・・こういうプラス・マイナスで考えると、肯定は難しいですね。

ただ、イスラム圏など酒を禁じる法律や戒律はあるのですが、ことタバコに関しては、特に先進国は分煙・部分禁煙が進んではいますが、完全に禁じている国は有りません。
ブータンが2004年から、国内でのタバコの販売を禁じ、「世界初の禁煙国」などと言われていますが、外国人の持ち込みはOKなど、完全では無いんです。

日本に限らず、ほとんどの先進国では、恐らく喫煙者はマイノリティだと思うし、「百害あって一利無し」とまで言われるタバコが、なかなか絶滅しないのは・・何故なんでしょうね?

単にニコチン中毒が理由であれば、医学的に問題解決出来ますし、喫煙文化論を理由に挙げる人もいますが、完全に廃れた文化などはいくらでもありますので、別にタバコのみ、無理に後世に受け継いで行く必要も無いのでは?と思います。

従い、個人的には、「実はタバコ容認論が多いのでは?」と考えています。
猛烈な嫌煙家が、魔女狩りの如く喫煙者を狩る一方で、非喫煙者でも「我慢出来る」「好きな人は吸えば?」「そんなに気にならない」みたいな人が、案外多いのではないでしょうか?

なかなかそう言うデータは出てこないのですが、喫煙者そのものはマイノリティでも、喫煙容認はマジョリティとか、それほど積極的では無い嫌煙家などが多いんでしょうね。

パチンコ屋などで、隣りの人の喫煙を、もの凄く嫌がる人とかを見かけるんですが、私なら、そこまで嫌うなら、パチンコも充分に害悪ですし、そもそもパチンコ屋に入らないけどなぁ・・と思うんです。
嫌煙家って、目的と手段を履き違え、「タバコを嫌うコト」が手段化しちゃってる様な気もします。

違う言い方をしますと、隣の人をにらみつけつつも、結局は「タバコが嫌い」より、「それでもパチンコがしたい」が上回ってるんですよね・・。
「その程度の嫌煙家?それなら、そこまで嫌な顔しなくて良いのでは?」って言いたくなります。

他の回答者さんも言われてますが、養老さんも、その辺りの嫌煙家を揶揄する目的じゃないですかね?
そう言う捉え方をしないと、養老さんが「バカの壁」を越えちゃってる様な気もします。
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 養老発言の根本にあるのは「他人に禁煙を強要する社会の異常性」という問題意識ではないでしょうか?発言の要旨を見ますと氏の認識は"受動喫煙は嫌煙派の主張するほどの他者への健康上の悪影響は無い"とう事のようですから、氏の問題意識は嫌煙派が他人(この場合は喫煙者・愛煙者でしょうが)に自分達の価値観を強制しようとする姿勢に対する危惧にあるといえるでしょう。

自動車云々という発言は他者への強制という"事の重大性"を訴えたいが為の論旨であろうと思われます。

 養老氏はなにも禁煙運動そのものに反対されているわけではなく、その運動のあり方に疑問を投げかけておられるのだろうと思います。禁煙運動が健康に対する煙害を訴えて喫煙者に禁煙を推奨し、喫煙者の自覚に訴えかけるものであれば(つまり喫煙者本人の意思を尊重するものであれば)、養老氏も"過激な"発言をされる事は無かっただろうと思います。

 私自身は医療機関で禁煙指導をしていた関係もあって、氏の文章の中には同意しかねる点もありますが、少なくとも喫煙される方の自主性を尊重するべきだという点では氏の主張に賛成です。

 最近の世の中の風潮を見ると、他者の意見を無視して自分の主張を無理やりにも押し通す姿勢がもてはやされているようですが、そうした世相に対する養老氏ならではの警鐘ではないかと考える次第です。
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養老氏は、喫煙の禁止という快感を求めて運動している人達と、命を大切にする人達を混同しているんじゃないですかね。



原発反対運動とか喫煙反対運動ってのは、別に命を大切にするひとばかりじゃなくて、「他人を自分の思い通りにする」衝動にかられている訳でしょう? 「他人が自分の思い通りになる」ってのは一種の快感だとは思うけど、あまり行き過ぎるのは窮屈な社会になるなぁ。

タバコは吸わないけど命を大切にしない人々や、
タバコを吸うけど命を大切にしたい人々もいるってことを忘れないようにしたいものです。
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養老孟司氏の気持ちもわかるような気がします。

「個人の自由だから干渉するな。自分の命は自分で守る。命よりも大事なもの(目に見えないもの)もある」と・・・私もそれは思います。

養老孟司氏なら迷惑にならないように喫煙なさるのでしょうが、人ごみでも歩きながらタバコ、場所もわきまえず吸うわ捨てるわの人が多すぎたのです。犬の散歩もしかり、飲酒もしかり、携帯しながら歩く(自転車・バイク・自動車の場合もあり)人も多く周りの人が迷惑します。罰則のないルールはほとんど守られません。

日本人はルール(法律)を作って罰則を与えないと行動しません(個人の問題ではあるが、ヘルメット着用や安全ベルト着用さえも)。交通には交通法規で取り締まってますが、それでも完璧ではありません。ひと昔、お酒もそうでした。親戚のお葬式に行くと「車の運転があるから」と言ってるのに「オレの酒が飲めんのかい」とからんできて、いやな思いをした事もあります。

酒もタバコも(ついでにいえば大麻も)飲み方と場所をきちんと守ればよし、守れねば罰っすると言う事でいいと思いますが。
大麻は船井幸雄氏が「大麻解禁を」とのべておられるので、同意しているだけです。
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自動車よりもむしろ自転車のマナー向上運動をやって欲しい。


最近の自転車はホントメチャクチャだよ!
赤信号も平気で横断するし、真っ暗なのにライトも付けないし、
後ろから車来てるってのにポケーっと無警戒に運転してるし。
自転車や歩行者がムチャクチャやる限りは自動車がいくら気をつけても事故は減りません!
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タバコと自動車を一緒くたにするのは疑問ですね。


自動車は、多大の貢献をしていますが、タバコは、
それに関係する人たちの利益になっているだけです。
他の人は、今現在タバコが無くなっても、全く
困りません。
しかし、自動車はほとんど全員が困ります。
あっという間に品不足になり、ほとんどの人が
飢えるようになります。

喫煙者の健康がいくら悪くなってもそれは自業自得
ですから、一向に構わないでしょう。
しかし、非喫煙者の健康まで害するのは困ります。
氏は副流煙の害について疑問を呈していますが、
どんなモノにも反対説というのは必ず存在するのです。
人類の先祖はアフリカだという説がありますが、
これだって多数説だ、というに過ぎません。
天皇渡来人説だってあるし、911陰謀説も
あるのです。

氏は、最近の生命至上主義、健康原理主義に警告を
発しているだけではないですか。
生命至上主義が行き過ぎると、人間は動物と同じレベル
になってしまいます。
命惜しさに裏切りでもなんでも許されることになります。
命を超えた価値がある、としてこそ人間ではないでしょうか。
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>どのように考えますか?



タバコ吸う奴のへ理屈だわな。

タバコの恩恵を受けるのは喫煙者だけなんですから。

車が止まれば生活が近代に逆戻りだし。
社会に与える恩恵の方がはるかに大きい。

これだけ、非人道的とも言える禁煙化の動きが
急速かつ、広範囲に進んだのは法制化のおかげというより、
それだけ喫煙者のマナーに辟易としていた人が
非喫煙者や喫煙者の中にも少なからずいたということなのに。
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養老氏の言われていることは


「喫煙リスクだけをクローズアップしてスケープゴートにするのは問題があるのではないか?」
「世の中の健康ブームは行き過ぎで、ファッション化している、本質的な部分は他にあるのではないのか?」
という趣旨のことだと思います

私自身は愛煙家ですが、タバコに健康リスクがあることは間違いないと思っています

しかし、酒はどうでしょう?
アルコールの健康リスクは?
飲酒による事故は?
おそらく、タバコに比べて酒の方がリスクは高いのでは?

タバコを一方的に悪者にする・・・ いや「悪者にしなければならない」的な風潮には疑念を禁じえません
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私自身は嫌煙家ですが、スケープゴートになっているという点については同意します。

ただ、健康への被害は実際あります(タバコの匂いで頭痛が酷いくなるため)ので分煙を徹底して貰いたいです。職場もこれが原因で辞めました。吸いたくない人まで吸わされるのはかないません。

車についても当然そのように思いますが、社会的にあまりに多くの人が認めていますので事実上廃止することは無理でしょう。もちろん、この過程で世論誘導があったとは思いますが、車と違いなくなって困るものではなかったり、むしろ支持する人が多かったのも事実ではないでしょうか。
今から、車や飛行機は危険だから廃止しようといくら、世論誘導しようとしても、これだけ便利な世界に慣れてしまった以上無理だと思います。
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禁煙運動なんかやってるバカ共を見ると「よっぽどヒマなんだな」と思いますが、自動車と比較しても意味はないですね。


問題は、他の些細な迷惑には「お互い様」の精神が働くのに、タバコに関してだけ受容限度が異常に低下してしまい、タバコ=病原説を盲目的に信じている人間の異常な精神状態であって、命が大切云々は大義名分に過ぎませんから。
原発反対運動と同じで、ああいう手合に筋や論理は通用しませんから、いつか自分達のバカさ加減に気づくのを祈りつつ、ただ黙ってやり過ごす他はないでしょう。
まあ、養老さんのように著名な方が発言すれば、多少の波紋は呼べるでしょうが、それも一時のこと。
バカにつける薬は無いのです。
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