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よく野菜の連作障害について見聞きします

本を読むとじゃがいも(なす科)は二年は作らないで下さいと書いてありました

ではじゃがいも農家やなす農家はどうやって連作障害を克服しているのでしょうか?

テレビでじゃがいもやナスしか作られていない農家みたことがあります

A 回答 (2件)

連作障害の実体は、大部分が病虫害です。



対策の第一は、病原を持ちこまないこと、

対比を使うことは、連作障害を弱めると思いますが、絶対ではありません。

連作障害になる(土に残ってしまう)病害虫が発生してしまったら、
それぞれの病害虫の種類に応じて、耐病性の品種に変えるか、
あるいは耐病性の品種の台木を使った接ぎ木栽培に変えます。

良い品種が無い場合などには、お金がかかりますが、土壌消毒をします。

土壌消毒にも、比較的簡単な薬を播く方法から、毒ガス並の強い薬まであり、
それでもだめなら土壌全体を高温の蒸気で消毒することもあります。

逆に、簡易で低コストの「太陽熱消毒」もあります。
太陽熱消毒の中にも、水をたっぷり撒いて還元させる方法や、
分解しやすい有機物を沢山鋤き込む方法、
お酒と同じエチルアルコールを利用する方法など、
様々な方法が工夫され、実践されています。

連作障害の内容、効果とコスト、作物の種類など、
栽培条件条件に応じてですから、対策の種類には きりがありません。

教えてgooなどで、よく「ナス科は何年」など、画一的に回答してあるのを読むと、
私は、「そういうこともあるけど、そうでないこともあるよなあ」と思います。
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 連作に弱いとされる作物の典型はトマトですが、いろいろな障害に悩まされたうえで、7年かの連作の挑戦された方の記録がネットで読めます。

私も何度も読み返し、勇気をいただきました。

http://park5.wakwak.com/~kcy/kateisaien.html

 なお、英語で書かれた家庭菜園のテキストには、輪作(crop rotation)は大事だが、実行できなくても気にするなと書いてあります。私の対策は、ナスは接ぎ木苗、トマトは雨除けテントで時期をずらして育て、6段目で抜いてしまうやり方です。樹勢が弱ると味も落ちるし、病気にかかりやすくなります。連作に強いミニトマトは放置状態で、晩秋まで収穫できます。
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