演劇(お芝居)におけるリアリティー
演劇が好きでよく観に行きます。
ところで、舞台の台詞って、いわゆる芝居がかっている台詞ですよね。現実であんなしゃべり方をする人っていません。
それはTVドラマでも映画でも同じです。演劇よりもだいぶ現実っぽいですが、画面で流れている台詞を会話だけ聞いて、市井の人々の生活の中での会話かTVドラマの会話かは100%区別がつきます。
つまり芝居の中での役者の台詞やしゃべり方って、本当の生活の中でのしゃべり方と違うのです。
で、演劇(お芝居)におけるリアリティーって何でしょうか? 質問の意図がわかりにくいですね。要は、
「市井の人々の生活の中での会話のリアルさ」というのは、お芝居(演劇・ドラマ)の歴史上、問題にされなかったのでしょうか。
回答(4件)
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No.4ベストアンサー20pt
舞台で演じられるのは、すべて現実ではありません。現実の姿を目指す必要はありませんし、たとえ目指したとしても現実に近くなったというだけで、現実ではありません。実際に起こったものを映画やドラマにしたといっても、それは起こった出来事を伝えんがためにお芝居をしているに過ぎません。現実はどこにあるのかというと、芝居をしている人たちとそれを見ている客席との空間や時間が現実です。その時間と空間を共有しているのこと、それを楽しむのが演劇です。舞台で展開するストーリー自体は現実ではありません。
実際舞台人の中には、リアルさを追及していく人たちがいますし、わたしのようにあまりこだわらない者もいます。演出にもよりますし、演じる俳優によっても違います。台詞を言うにしても、普段は腹式呼吸で言わなくてもいいようなことでも、そうしないと声が後ろのほうまで通らないことになります。ちゃんとメイクをしておかないと、照明で顔が飛んでしまって、のっぺらぼうになってしまいます。舞台メイクで普段の生活をしていたら、お化けに間違われるかもしれません。古い時代のお芝居をしているからといって、当時の言葉で話したら、古典に精通していない限り、演じることも観劇することもままなりません。
「舞台での芝居って、100%決して普通の人が言わないしゃべり方、やらない仕草、でいいのでしょうか」と聞かれたら、「それでいいのです」と答えます。舞台俳優は普通の人ではありません。だから、普通にしゃべらないし、普通の仕草はしないのです。舞台から降りたら、普通の人に戻る人もいますが、そうじゃない人もいます。世の中たくさんの人々がいて、考え方も千差万別です。表現方法もテレビ・映画・舞台では、みんな違います。そこに出演する俳優も、同じ役だったとしても、テレビ・映画・舞台ではその演じ方も違っていいのです。
この回答へのお礼
よくわかりました。
回答ありがとうございます。
No.3ベストアンサー10pt
あくまで私見ですが、
「演劇(お芝居)におけるリアリティー」とは、
演技やセリフのリアリティーではなく、それらによって浮き彫りにされる人間性みたいなもんじゃないでしょうか?
そのための方法論として、オーバーアクションや不自然な会話が使われているんだと思います。
映画やテレビでも程度の差こそあれ、多少は不自然なものです。
ただ、それによって表現したいモノ、コトのためには、いたしかたないということではないでしょうか?
演劇というメディアの特性上、その不自然さが際立つんですね。
また、その不自然さが魅力であることも否定できないと思います。
この回答へのお礼
なるほど。よくわかります。
回答ありがとうございます。
以前に芝居を習っていて、舞台・テレビ・映画と経験してきました。
舞台は、普通にやっているとどうしても伝わらないんです。普通の声の大きさでは後まで聞こえないし、どんなに小さい劇場でも、普通の動作だと見えなかったりするんです。だから、客席にいてすごくさりげなく見える動作があったとしてもそれ自体もちょっと普通のときよりオーバーアクションなんです。その中に日常のリアリティーを求めるのはちょっと厳しいかもしれないです。
テレビは多少緩和できます。それでも画面が小さいので分かってもらうためには多少オーバーにしないとリアリティがでないのです。表情や、手のしぐさそれぞれをアップにすれば問題はないかもしれませんが、それでは全体が見えにくくなるので、、。
映画が一番自然体を取れます。大きいスクリーンに映し出すことを考えますし、通常テレビよりも時間をかけることも出来るので自然なカメラ割りを丁寧に見出すことができます。
簡単な言葉で簡単に書いてしまいましたが、少しは分かっていただけましたでしょうか?
この回答へのお礼
回答ありがとうございます。
わたしはある日、ドラマ・映画でしゃべっている言葉は、現実・日常のしゃべりと違うという(あたりまえの)ことに気づきました。
それからというもの、いろいろな場所で意識的に人々の会話を注意深く聴く癖がつきました。喫茶店や街の中で、人々の会話をこっそりとMDで録音したこともあります。
それで、ドラマと現実ではしゃべり方がまったく違うことを改めて確認しました。
なぜ違うのか…おそらく、現実の会話はつまらないから。ドラマでは意味のない会話や意味のない間(ま)などは作らないから。
本当に現実そっくりなしゃべりのドラマなんてあったら、見ていて退屈だし、いろいろな「無意味」があるので、見ていて混乱するでしょう。隠しカメラで撮ったドキュメンタリーだと思うかもしれません。
こんにちは。
私も演劇が好きでよく観に行きます。
もし芝居の中で普通の日常的なしゃべりかたや身振り手振りですと、
「後ろの席から全然聞こえない&何をしているのかわからない」
から、あんなしゃべり方になってしまうのではないでしょうか。
すごく平凡な答えですが一番大事なことだと思います。
よって演劇にリアリティを求める以前に、最低限クリアしなければならない問題を考えると、現実離れした話し方になってしまうのではないでしょうか。
この回答へのお礼
回答ありがとうございます。
舞台上の芝居がかった演技が「聞こえない&何をしているかわからない」対策というのなら、それはわかります。
舞台での演技はショーだと解釈すれば、それはそれでいいのです。
でも古今東西、舞台での芝居って、100%決して普通の人が言わないしゃべり方、やらない仕草、でいいのでしょうか。
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