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真珠湾攻撃の日に空母3隻は湾にはおらず打ち漏らした事は良く聞きますが、この3隻を大破していたら歴史は変わったのでしょうか? 3年8ヶ月の太平洋戦争が4年になったのでしょうか?? 大勢には影響しなかったと思いますが、実際はどうでしょうか? 歴史にたら、ればで論じても仕方のないことですが、こうなった事には変わりないくらいのコメントでも頂けると参考になります。

A 回答 (16件中1~10件)

>歴史は変わったのでしょうか?



その可能性はあります。
日本の勝算は上がったでしょう。

真珠湾攻撃の時、太平洋にはアメリカの大型空母3隻がいました。
エンタープライズはオアフ島西約200浬に位置し、レキシントンはミッドウェー島南東約420浬に位置し、サラトガは本土のサンディエゴで整備中でした。
これが全て真珠湾で大破し(大破の状況にもよりますが・・・複数の魚雷を受け大きな損傷負って修理に手間取り戦線復帰に半年もかかるとか、そこまでの損傷ではなく2~3カ月で復帰するとか、色々考えられますが)、それと空母に所属する飛行隊も壊滅したと仮定しますが・・・
まず、最初の日本軍の真珠湾攻撃において空母を大破させたなら、日本軍は史実では行われなかった第二撃を行う可能性もあるかと。第二次攻撃を行わなかった理由の一つが敵空母の所在不明です。それが真珠湾で大破し、ましてや史実での戦果予測ではハワイの敵航空部隊も壊滅に追い込んでいる状況です。特に日本側の水平爆撃隊は損失機0でもありました。第二次攻撃を行いさらなる戦果を得たかもしれません。
それはともかく、当然、米国としては空母を大西洋から回すと考えます。

当時、大西洋には就役したばかりで訓練中のホーネット(1942年2月より任務開始)、レンジャー、ワスプ、ヨークタウンの4隻の大型空母がいました。
ただし、レンジャーは防御に問題のある艦であり、史実でも太平洋での戦闘は無理だと判断され主に大西洋で輸送、護衛、訓練、上陸支援などの任務につきました。1942年10月の南太平洋海戦で米国は無傷の大型空母が0隻となる「アメリカ史上最悪の海軍記念日」と米国側が言うほどの最悪の状況だったにも関わらず、レンジャーが太平洋に投入される事はなかった事から、真珠湾で空母3隻が大破してもレンジャーだけは大西洋で任務につくかと考えます。
なお、ワスプは史実では1942年に太平洋艦隊に編入されるまでは、マルタ島への戦闘機輸送任務を数回従事するなどしており、日本との開戦後、すぐに太平洋に投入するとすれば、その分、マルタ島の航空戦力が低下し、地中海を通る北アフリカ戦線のドイツ軍への補給路への攻撃がその分、和らぎ、ドイツ軍に多少有利な状況になるかもしれません。

そんなわけで、おそらくワスプ、ホーネット、ヨークタウンが太平洋に回されると考えます。
そして、ミッドウェー海戦までは史実と同じような展開になるのではないかと考えます。
そして珊瑚海海戦でも史実と同じように米国空母1隻が撃沈され、1隻が中破となり、ミッドウェー海戦になるかと思いますが、ここで仮定の上に推測でしかありませんが、真珠湾で大破した空母が修理を完了し戦線復帰。
米国は無傷の空母1隻に復帰した3隻の計4隻の空母で日本艦隊を迎え撃ちますが、問題は空母の航空部隊です。
史実では、ミッドウェー海戦での米空母部隊は訓練が完了していないパイロットまで作戦に参加させるほど切迫した状況でした。
今回はハワイ攻撃時に3隻の空母の航空部隊は打撃を受けているので、なおさら酷い状況かと思います。空母は戦線復帰しても技量の未熟なパイロットを多数使う事になり、この点において、日本側は非常に有利になるかと思います。

ただし戦争に絶対はありませんから、日本が史実通りミッドウェーで敗北する可能性も充分あります。
その場合は、やはり史実通りの展開となり敗戦の道を辿っていくかもしれません。

しかし、ミッドウェー海戦で勝利した場合は戦局が大きく動くかもしれません。
まず、ミッドウェーで米国側がパイロットの低い技量が災いして敗北し、空母が全滅したとして、日本軍が次に狙うのはハワイです。
これは史実でもミッドウェー海戦前に、9月以降を目処にしてハワイ攻略戦の準備命令が陸軍では既に出されています。
ですが、その前にインド洋が焦点になります。
史実では6月に北アフリカ要衝のトブルク要塞を陥落させたドイツ軍が勢いに乗っており、ドイツとイタリアからインド洋での通商破壊強化と有力な艦隊派遣の要請が来ていました。
この状況に日本もインド洋で潜水艦隊や水上艦部隊を派遣する命令を出し準備していましたが、ガダルカナルの戦いが生じ、インド洋での作戦は極少数の部隊に任される事になりました。
しかし、ミッドウェーで勝利すれば米国はハワイの防備強化と航空部隊、艦隊再建に忙しく、ガダルカナルへの反攻は行わないでしょうから、日本は史実で予定されていた通りか、それ以上の戦力をインド洋に投入して通商破壊戦を行うかと思います。

インド洋は連合軍にとって、北アフリカ戦線、ソ連へのレンドリース(ソ連への軍事援助で全体の約3割がインド洋を通りました)、ビルマ戦線、中国戦線への補給路であるばかりか、インドからイギリスへ戦略物資を運ぶ海上交通路でもありました。
もし、この海上交通路が阻害されれば、各戦線は崩れるかもしれませんし、イギリスは戦争遂行に大きく響くでしょう。
特にイギリスは1942年にはドイツのUボートの通商破壊戦により、穀物などの輸入量が低下し消費量が輸入量を上回り備蓄で何とか凌いでいました。また貯蔵していた商船の燃料も3ヶ月分を切っている危険な状況でした。これにインド洋でさらに大きな被害を被ればイギリスは持ち堪える事ができないかもしれません。
元々日本には政府上層部の言う「通商破壊戦により英国の死命を制し米国の態度を変える」「英米連合軍の弱点は英国にあると考えられる。海上交通を断ち英国を餓死せしめて英国を屈服せしむること最も捷径なり」「英国の屈服に際し之と直ちに講和する事なく英国をして米国を誘導せしめる」という、まず英国を叩き、それにより米国との講和へ持ち込もうと言う戦略がありました。これが実際に成功するかどうかはともかく、英国の死命は海上交通路にあり、もしインド洋を日本が制すれば、前述した各戦線に致命的であり、英国にも大打撃だった事でしょう。

また、日本の潜水艦隊は開戦時に南方とハワイ方面に大きく二分され作戦しており、ミッドウェーで勝利した場合も当然、インド洋だけでなくハワイ~米本土、オーストラリア~米本土間で通商破壊戦に全力をあげる事になるかと思います。
史実では大戦初期は日本の潜水艦も遠く米本土沿岸で暴れ周りましたが、戦局の推移とともにそれもできなくなりました。しかし、ミッドウェーで勝利し米国の大型戦闘艦艇も多くを沈めたとなれば太平洋で通商破壊戦に力を入れる事も可能になるかと思います。
そうなれば、米軍も大西洋にばかり護衛艦を投入するわけにもいかず、その分、大西洋のUボートが楽になり戦果を拡大し英国を一層苦しめる事になるかもしれません。

そして、太平洋ではハワイ攻略戦となりますが、日本の潜水艦の通商破壊戦がうまくいけば、ハワイの防備も思うようには進まないかもしれません。
攻略自体は制海権、制空権をとれれば可能かと思います。あまり陸軍の大兵力を投入できないでしょうが制海権、制空権を握れば圧倒的有利になります。フィリピン攻略戦やマレー攻略戦、ジャワ攻略戦でも日本軍は連合軍より兵力が少ないにも関わらず勝利したのは、そうした要素において勝っていたからです。

ハワイの失陥は米国にとり大きな衝撃となるでしょう。
そもそも開戦前の米国の新聞には「日本は我々を攻撃する事はできない。軍事的にも不可能な事だ。ハワイの基地にしろ日本艦隊の有効攻撃圏の外にある」と載っていたくらいです。
おそらく、ここで活気付くのが米国内の黒人などの有色人種です。
開戦時、米国は一つに纏まっていたかのように言われますが、実はそうでもありません。
第一次世界大戦で黒人は待遇改善、地位向上を目指し、戦争に積極的に協力しましたが終わってみれば何も実りはなく失望だけが残りました。その経験から第二次世界大戦に米国が参戦した時も、有色人種の間では冷ややかに戦争を見ている部分がありました。
また、大戦を勝ち抜くため軍の増強と軍需産業での人員確保に黒人も組み込まれますが、黒人のこれまでの不満を和らげ、また人手不足を解消するために、これまで働けなかった職場や地位に黒人が就きました。
それに反発したのが白人労働者で職場放棄や暴動を起こしています。黒人側も歴史的に差別されている事から当然不満と反発がありました。1943年だけでも全米47都市で100以上もの人種暴動が発生しています。これにより、軍需産業の生産にも影響が出ています。デトロイトの暴動では黒人が軍の武器庫に突入しようとしました。軍内部でも黒人対白人の暴動が発生しています。
暴動で逮捕された黒人指導者の中には「黒人は米国内の日本軍だ」「東条首相に日本の勝利を祈る」と言い放った人もいました。
日本の勝利がこうした米国内の不満分子である有色人種を刺激し、より一層、反政府運動を大きくするかもしれません。
もしそれが広がれば米国内は酷い紛争状態となり兵器や物資の生産は遅れ、生活用品の流通にも影響を及ぼし、市民の不満を更に募らせるかもしれません。ただでさえ戦争で食肉やバター、ガソリンや暖房用燃料等色々な物が配給で不足気味なのです。それが更に悪化したら・・・
そうなれば、米国は日本と戦うより先に国内問題を解決しなければならず、日本に有利な状況で講和という事になるかもしれません。

史実では、前述した1942年10月の「アメリカ史上最悪の海軍記念日」の後に、米国では上下両院議員選挙が行われましたがルーズベルトの民主党は51議席も減らしました。ミッドウェーで負け、ハワイも攻略されたら民主党はもっと大敗し、ルーズベルト政権ももたないかもしれません。
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 なんで「大破」なのかよくわかりません(撃沈じゃだめ?)が。

アメリカの能力だと大破では数ヶ月で戦列に復帰させちゃいそう。

 仮に真珠湾でアメリカの空母を撃滅できたとして、ミッドウェイ作戦の主目的がそもそも「真珠湾で討ちもらした空母の誘出・撃滅」だったので、ミッドウェイ海戦がおきていなかった可能性が高くなります。
 だとすると、機動部隊の主力はオーストラリアの離脱狙いのFS作戦に投入されたはず。そもそもミッドウェイ海戦の損害(艦載機250、搭乗員100数十名)よりも、FS作戦に伴う航空撃滅戦の損害(航空機1500、搭乗員数千名)のほうがずっと大きい。この理由のひとつは、陸上基地からの作戦距離が異常に長くて、航空機・搭乗員の疲弊を招いたこと。空母を集中投入できればこれがかなり軽減されるので、作戦は成功、比較的軽い損害でうまくいけばオーストラリアを連合国から脱落させることができたかも。

 とはいえ、1943年頃からエセックス級空母が続々投入(建造能力の差が200倍もあったわけじゃないが)されてくるわけなので、この後は空母の保有数の差は開く一方。加えて、そもそも航空機用の高オクタンガソリン(と添加剤)はアメリカしか産出・製造できませんでした。他の国の原油じゃどうも高オクタンガソリンはうまくできなかったらしいんですね。事実、ソ連やイギリスだってアメリカから供給されたからこそ大規模な空軍を運用できたわけで。アメリカからの供給が望めない(当然ですけど)日本としては、空母があろうがなかろうが、肝心の航空機に高オクタンガソリンを入れることができず、性能差は開く一方となります。
 実際に体力差が顕著になってきたのはこれ以降なんじゃないですかね。

 したがって、真珠湾でアメリカの空母を撃滅していようがなかろうが、43年以降の空母の数、航空機の性能差も開く一方で、結果的に結末はあんまりかわらなかったんじゃないかな。
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当時、真珠湾艦隊に所属していた空母はレキシントンとエンタープライズですので2隻です。


真珠湾攻撃でこの2隻を大破させたらどうなるかですが、戦艦と違い上層構造物は飛行甲板しかないので半年程で復旧するかと思います。ただしこの空白機関を埋めねばなりませんので、レンジャーとワスプを太平洋戦線に回す必要があります。よって来る珊瑚海海戦はレンジャーとヨークタウンが投入されてレンジャーが撃沈される事になるでしょう。次のミッドウェイではレキシントン・エンタープライズ・ヨークタウン・ホーネット・ワスプが投入されて南雲機動部隊は戦艦まで撃沈され、後方の主力艦隊までやられたかと思われます。

その後、ヨークタウン3兄弟が本土襲撃を行い、43年には敗北かと…
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もし真珠湾で空母を大破させていても アメリカの空母製造力は日本の200倍です


日本が空母一隻作る間にアメリカは3~5隻の製造が可能でした

仮に真珠湾ですべて沈めてもすぐに新造艦がお目見えしたでしょう
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実際の戦史で、太平洋上の米空母がたった一隻になるまで追い詰めた瞬間がありました。


1942年9月15日に伊19が空母ワスプを撃沈しましたが、この時点で、太平洋上の米海軍の可動空母はホーネットただ一隻です。
(サラトガ8/31被雷小破、エンタープライズ8/23第2次ソロモン海戦にて小破、ヨークタウン6/5ミッドウェー海戦にて沈没、レキシントン5/7珊瑚海海戦にて沈没)
この当時はガダルカナル争奪戦の最盛期でしたが、可動空母がたった一隻の米軍に対し日本が優位に立つことはありませんでした。
南太平洋戦線では既に米陸軍などの航空基地が建設されており、時すでに遅しだったとの見方もありますが、ひとつの事例です。
いずれにせよ、戦線が延びきった日本軍には小兵力でも対抗できるということです。

話を戻して、真珠湾で空母を撃沈していた場合、珊瑚海海戦やミッドウェー海戦は有利に進められ、ポートモレスビーやガダルカナル、ミッドウェーの攻略に成功していたかもしれません。あるいはニューカレドニア、ハワイ、アラスカダッチハーバー、ポートダーウィンまで触手を伸ばしていたかもしれませんが、ここまで拡大した戦線を維持することは当時の日本には不可能で、兵力が分散したことにより戦史よりももっと速いテンポで崩壊、敗戦に到ったかもしれません。
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真珠湾攻撃自体がやらせに近い。


あそこで戦果をあげても戦略的に
何の意味もない。戦局には何の影響も
ないから、何も変わらない。

仮にハワイを制圧できても、戦局には
大した影響はない。それぐらい兵力に
差がある。
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31代米国大統領フーバーは、ルーズベルトは、日本を


戦争に引きずり込んだ狂気の男、という所見を残して
います。
又、彼は、ルーズベルトは真珠湾攻撃を知っていた
とのメモも残しています。

ルーズベルトが知っていたから空母は無かった
のです。
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米空母を真珠湾で撃滅していれば、ガダルカナルを制圧しオーストラリアを連合軍から脱落させミッドウェーを落とすところまではいったかもしれません。


西太平洋を完全に制圧すればインドネシア日本間の輸送もスムーズになり石油不足もかなり改善されたでしょう。

それでミッドウウェーを落としハワイを攻撃というとkろまでは行くでしょうが、はたしてハワイを落とす事が出来たか、
この辺はかなり際どいです。
アメリカにはハワイ白人脱出計画もあり、結局ハワイを落としたところでいずれドイツを倒したアメリカがインド経由で西から攻めてくるように思えます。
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仮にハワイで壊滅的なダメージを与えることが出来たとすれば、


アメリカが体勢を整え直す前に
西海岸などに直接攻撃をしかけることも出来たでしょう。

後の風船爆弾で判明しますが、爆弾の破壊力云々ではなく、
米国にとっては、米国本土を攻撃されたというショックの方甚大です。
(今日まで、米国本土を攻撃した国は唯一日本だけですから。)

米国民は精神的に弱いところがあるために、意図的にプライドを高くしている雰囲気があります。
(余談ですが、宇宙開発でソ連に先を越されたことより、
「宇宙でぐるりと廻りを見渡したが、どこにも神はいなかった」と
ガガーリンが発したセリフの方が米国民はショックを受けたと言われています。)

なので、もしも西海岸に砲撃、空爆でもしかけていたら米国民が動揺して
外交ルートの復活を促進したかも知れません。
そうなれば日本はハルノートの内容を変更させて、
休戦に向けた交渉に入れたと思います。
(「敗戦」はプライドが許さないでしょうから、休戦、停戦が基本になるかと。)
休戦に持ち込めず、戦闘が継続した場合、戦争の期間は大して変わらなかったと思います。
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アメリカは、真珠湾攻撃と言うものが大きな引き金になったと言われています、空母の有無など時間的問題なだけです。


植民地の東南アジアでなく、アメリカのHawaiiと言う事で、国民全体が奮起したのが最大の敗因です。
何しろ物量作戦は半端では無かったわけで、最大の空母戦においても、飛び立った飛行機は、空母に着艦させずに全部海に着水させて、航空機の発艦を優先させた訳です、一方日本は限られた航空機しか無かったので、燃料切れの航空機を着艦させている間は、迎撃用の戦闘機が発艦できず、全ての空分が沈められたといった具合に、航空機を捨て駒にして、日本の空母を全滅した時点で日本の負けはほぼ決まったという位、アメリカの物量作戦の前にはいくら優秀な戦闘機や、軍艦があっても、意味を為さない、空母がなければ作るだけで、日本がアメリカ本土の造船場に攻撃を出来るわけでも無いですから、歴史的な違いは敗戦の時期が少しずれただけです。
もっともそれすら、原爆の投下時期に大きな差がある訳でもないですし、2発で駄目なら3発目と言う事ですから、数日間のズレだけです、又爆撃機は空母ではなく,ハワイからの長距離爆撃なので、空母の有無は関係ないです。
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