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第2次世界大戦期の日本は、一般に「ファシズム」体制であると言われています。これについて、何か意見はありませんか?
個人的には、「ファシズム」であるかどうか、という議論すら無意味な気がします。でも、現実問題として、これは実際に起こっているのです。
そこで、皆さんの意見が聞きたいです。

A 回答 (3件)

 日本の場合、ファシズムに対する抵抗運動は、「治安維持法」によって事実上抑えられていました。

いわゆる特高警察の活躍によって、日本のファシズムは支えられていました。

 治安維持法だけでも日本はファシズム体制であったといえますが、その他にも独特の戦争分化があります。

 今現在において鳥肌実や暁男塾が人気があるのも、当時の軍国主義的雰囲気がギャグになるぐらい今が平和であるからだと思います。

 大本営発表などの隠蔽体質は、日本の官僚や警察、雪印などの大企業とありあらゆる組織にも受け継がれています。
 日本は、外国人から見るとファッショと感じることも多いのかもしれません。島国であることが独自の閉鎖性と内向性を生み出し、それが日本的ファッショに貢献しているのかもしれません。
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ファシズムを辞書で調べると極端な独裁的な国家社会主義と書いてあります。

連合国側の大義名分は三国同盟が独裁的な国家であった点を利用したものです。

しかし、アメリカは戦時中、戦後、一貫して民主主義の正義を唱えながら、戦後になると独裁政権下の韓国、台湾、インドネシアなどを保護していました。また、最近アメリカが攻撃しているタリバン(アフガニスタン)やイラクも元々はアメリカが支援していた国で、しかもどちらとも独裁国家だったのです。

アメリカは都合によって「存在していい独裁国家」と「存在が許されない独裁国家」に使い分けているわけです。その強引な論理は今も昔も変わりません。

第二次大戦の頃の日本、ドイツ、イタリアの共通点は「持たざる国」ということです。第一次大戦に負けたドイツも、イタリアも、第一次大戦の戦勝国のはずの日本も、大恐慌の衝撃に耐えられるほどの国力を持ち合わせていなかったのが原因ではないでしょうか。だから国家体制を中央集権をさらに強化し、中央政府が細かに経済を指導していったわけです。しかし、その体制が民主主義の要素を欠き始めたのは事実だと思いますが、国家指導の経済指導は徐々にその効果を表し始めて経済は持ちなおす傾向を見せています。それは日本もドイツも共通するところです。また、日本もドイツも、特にドイツの場合は、民衆が中央政府の権力強化を望んだということです。民主的に。民主的に民主主義が否定され始めたのです。だから、民主主義が独裁よりも云々という議論自体が疑問です。

話が途切れましたが、第一次大戦の戦勝国がそれぞれの植民地を含めてブロックした一方で、「持たざる国」の日、独、伊にはそれが許されなかったわけです。なぜなら、それを行うためには戦勝国の植民地を奪わねばならないからです。その結果、ドイツはポーランドやソ連に侵攻して難を逃れようとし、日本も満州に活路を見出そうとしたのではないでしょうか。

アメリカは日本にシナ大陸で影響力を持って欲しくなかったわけです。特に、満州に関しては過敏に反応しました。その部分から日米関係が徐々に悪化したと私は考えています。

日英同盟を破棄させたのも、山東半島の権限を破棄させたのも、貿易を止めて日本の石油を枯渇させ、南方に進出せざるを得ない状況を作ったのもアメリカです。仕掛けたのは日本の方だとよくTVで言っていますが、仕掛けるように環境を設定したのはアメリカです。それを考えた時、おっしゃるとおり、「ファシズム」などという言葉を使った議論そのものが無意味だと考えます。
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当時の日本は国粋主義と言ったら良いのでしょうか。


いわゆるファシズムという言葉のイメージとは少し違うような気がします。

当時は欧米列強によるアジア・アフリカの植民地支配が当たり前でしたから、後進国はそれに対抗する為には、挙国一致して、経済的な遅れを取り返し、また植民地支配から国を守る以外に道が無かったのではないかとも思います。つまり日独伊は学校で教わる感覚的な歴史観ではファシズムだと叩かれますが、それらを生み出し対立を深めたのは、むしろ米英仏の連合国サイドのように思わなくも無いです。
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