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内線規程1360-2低圧幹線の過電流遮断器の施設にて
細い幹線の短絡保護として、太い幹線から分岐した細い幹線に過電流遮断器を取り付けても
細い幹線の1次側で短絡を起した場合、細い幹線の過電流遮断器は動作せず保護できないと思います。意味がよく理解できません。ご教授ください

A 回答 (2件)

過電流遮断器は、設置された位置から負荷側の配線を過電流や短絡から保護するものです。


したがって、配線用遮断器から電源側で起きた短絡は、上位の過電流遮断器がトリップし、保護することになっています。
話は変わりますが、太い幹線から分岐して細い幹線を取り出す場合、細い幹線の許容電流が、太い幹線の過電流遮断器の定格電流の55%以上である場合は、細い幹線を保護する過電流遮断器の取付位置は制限を受けません。
これは、細い幹線のサイズがそれだけ以上の許容電流があれば、細い幹線が過電流遮断器前で短絡した場合に、太い幹線の過電流遮断器がトリップしても、細い幹線の導体温度が絶縁被覆を破損などすることがなく、継続して使用できることが計算上、実験上分かっているためとされています。
同様に、細い幹線の許容電流が、太い幹線の過電流遮断器の定格電流の35%以上である場合は、細い幹線を保護する過電流遮断器の位置は、分岐点から最大8mに制限されます。
その理由は、55%の場合と同じですが、許容電流(サイズ)が小さくなった分、電線の過熱などの危険性が高まるため、より制限したものです。
分岐点から3m以内に過電流遮断器を設ける場合は、許容電流(電線サイズ)に制限はありません。
3mという短距離では、短絡事故が起きる可能性はまず無い、ということのようです。
しかしながら、電線サイズが、最低負荷電流以上必要なことは言うまでもありません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。大変参考になりました。

お礼日時:2013/02/24 07:14

質問者の言う一次側とは遮断機の上流の意味ですか



その意味であれば、上流の遮断機の保護範囲です

線路長が短ければ過負荷にも強いことを考慮の外にしていること
線路長が長い場合には上流の遮断機の保護範囲内の電線を使用するような設計をする
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。大変参考になりました。

お礼日時:2013/02/24 07:15

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