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漢字のことですが、からいも辛いも同じ「辛い」と書きますが、なぜでしょうか?
ずっと、気になっていました。「辛」の漢字の意味?
ほかに、苦しいと苦い(くるしい)(にがい)も気になっています。
甘いと甘える
味覚と感情は関係あるのでしょうか・・・・

A 回答 (4件)

「からい」は次のような意味に分かれています。


1)辛(カン/から)い/辣(ラツ/から)い…舌をさすピリピリ味。辛辣(シンラツ)。
  五辛(ゴシン):大蒜(ニンニク)、葱(ネギ)、韮(ニラ)、浅葱(あさつき)、辣韮(ラッキョウ)
2)鹹(カン/から)い…塩辛い。
3)辛(カン/つら)い/酸(サン/つら)い…肌身を刺すように心が痛い。辛酸(シンサン)
4)[国字]辛(から)し/辛子…芥子菜(からしな)の種から採った粉。他に唐辛子など。
5)[国字]辛(から)い…物事に対する態度がきつい。<反対語>甘(あま)い
(参考:「学研 漢和大字典」)

「苦」も同様、漢和辞典で確認しましょう。

>味覚と感情は関係あるのでしょうか・・・

味覚だけでなく、およそ六根(眼・耳・鼻・舌・意)は六情(喜・怒・哀・楽・愛・憎)の素と言われていますから。
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この回答へのお礼

味覚だけでなく、およそ六根(眼・耳・鼻・舌・意)は六情(喜・怒・哀・楽・愛・憎)の素と言われていますから。 の部分がとても心情的にわかりやすかったです。
新聞に書いてありましたが「愛」の反対は憎しみではなく「無視」だそうです。マザーテレサの言葉です。
高田渡という人は、死んだ女より悲しいのは
「忘れられた女」と書いています。
色々考えさせられた・・・・震災記念日前後でした

お礼日時:2013/03/14 18:19

辛は針のような刃物の象形で、入れ墨・彫り物のことやそのような刑罰を意味するようです。

(字統より)
からいはひりひりする感覚から来ているんではないでしょうか。

苦は草冠からわかるように苦い植物を言うようです。
苦労の苦は「劬」の字の仮借で「劬」とは身をかがめて(句)農作業(力)をすることだそうです。(字統より)
ただ意味の連想というか、喩えというかは当然あると思います。

甘いはちょっとわかりませんが漢字・中国語でも良い気持ちにひたる喩えとして使われていますし、英語でもそうですよね。スペイン語ではAzúcar(砂糖)でそういう意味に使われていますから、味を感情に喩えるのは世界中でかなり共通なのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

遅くなりましたがありがとうございました

お礼日時:2013/03/14 18:09

辛い=からい 食べ物がありますよね。

わさびとか唐辛子とか。カプサイシン。
でも、人間の味覚(味雷)って、甘い、苦い、酸っぱい、しょっぱい の4つしかないでしょう。
じゃあ、辛さを感じてるのはどんな味覚なんだ、というと、これは「痛い」なんです。
口の中が痛いんです。それが「からい」食べ物なんです。
按摩と同じで痛いから血行がよくなる,という理屈ですね。
つまり、
からい=いたい=つらいんです。
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この回答へのお礼

遅くなりましたがありがとうございます。一番わかりやすかったのですが、心情的に3番目の方の喜怒哀楽の話がなるほどと思いました

お礼日時:2013/03/14 18:11

漢字は中国(といっても漢、呉、隋、唐王朝の頃)から渡ってきたものです。

中国で、これらの漢字が味覚を表す時は「からい」「にがい」「あまい」の意味として用いられただけです。感情を表す時は「つらい」「くるしい」の意味だった。感情的な動詞として「あまえる」の意味に使われたかどうかはわかりませんがね。
日本語でこう書く、というのではなく、和語(日本のことば)に中国の漢字を当てはめてみただけなのです。いわば、全てが当て字のようなもの。何故、二つの読み方があるのかではなく、中国では二つの意味の使っていた。それを日本語に当てはめると、二つの読み方に落ち着いた、というわけです。
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この回答へのお礼

遅くなりましたがありがとうございました。教えてgooの使い方を忘れてしまいました。すみません。
昔の国語の先生に手紙もかいたのですが・・・・

お礼日時:2013/03/14 18:24

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