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剣道、剣術、居合にお詳しい方、質問宜しくお願い致します。前々から思ってたことなのですが、剣道の試合などを見ていると先に打ち込んだ方が一本をとる様ですが、その際、相打ち気味になるケースが多いと思われ、一本を取れなかった方も結果として相手に打ちこんでいるので結果的には、武士の時代となると完全にかわすか受けなければこちらも致命傷を負いかねない状態となります。そういった時代の剣術と現在の剣道の技術レベルにかなりな差異がある思われるのですが、いかがなものでしょうか?

A 回答 (7件)

1.本来の剣道とは、剣術の奥儀であり、実際の立ち会い・いくさにおいて、「相手に一切ふれさせず一方的に斬り伏せて勝つすべ」またはそのすべを訓練する稽古(剣道・竹刀稽古)を言います。



これが剣術の極意です。
いくさでも水・味噌・ほしいいがつきないかぎり、何か月でも、斬り続けられます。

2.剣道の発祥は神道流=新當流(新当流)=影流=直心影流です。

文字による歴史というのは、そもそも、ウソを付くためのシステムですので、文字による歴史など信じてはいけません、
直伝直伝で伝えられてきた技・身体文化をこそ信じるべきです。

3.現代剣道の形骸化は、北辰一刀流などの悪影響と、大東亜戦争敗戦後のアメリカ合衆国による武術・武道禁止政策によるものです。

戦前の剣道と現代剣道はまったく異なります。
昭和の御代の剣道と平成の御代の剣道もまったく異なるようです。
どうやら戦前の剣道を習い育った昭和の世代の剣道剣士の先生方々が、お教えにならなかったようです。

ですが現代剣道をなさっている方が直心影流をお始めになると、0の状態から三年かかるところまで、半年で到達出来ます。

つまり、形骸化はしていても、剣道はやはり素晴らしいものをのこし、伝えてきているということです。

参考URL:http://www.nicovideo.jp/watch/sm13396172
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この回答へのお礼

お詳しい内容ありがとうございます。やはり戦前と戦後では差異があるのですか。
ただ競技化が進み未来へ変化していまわないかと危惧いたします。立ち方も以前の撞木立ちから変化していると聞きます。できるかぎり変わりなく競技は競技、伝統はそのまま伝えていけばさらに剣道は素晴らしい武道でしょう。

お礼日時:2013/03/11 19:36

 剣道は、相手のポイントを竹刀で叩く競技です。

私の現役時代にも、流派がありました。
渾身の力で頭を打っても一本取れなくなったのです。明らかに頭蓋骨をたたき割ったと想定できる打ち込みです。

しかし、打ち込んだ時、「め~~ん!」とはっきり歌い上げて、打ち込んだ後、体がきれいに伸びていないとダメだといわれました。

外地で切り込み隊を経験した軍人上がりの顧問は「ぶった切れ!そんな弱腰では甲でよけられる!」と指導されました。

竹刀でも、上達すれば明らかに刀を持った暴漢に対峙できます。
相手が特に武道をしていなければ、30~40センチの棒や板きれがあれば、包丁やナイフをたたき落とせる自信はあります。合気道では、包丁ぐらいの木刀を素手でもぎ取る技を身につけます。

技術レベルの差というより、比べるものでは無いでしょう。竹刀で相手の顔や首・小手先を狙うことで容易に刀を持った輩を退治できます。剣術の達人や複数の刀を持った輩に囲まれたら、剣道の達人でも勝ち目はありません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。なるほど武道における最低限の護身は役立ちそうですね。おっしゃるとおり術の達人や複数の刀を持った輩に囲まれたら、剣道の達人でも勝ち目はないのは当然なのでしょうね。

お礼日時:2013/03/11 19:29

剣道と剣術は、まったく違います。


剣術は、殺し合いですので、殺さなければ殺される世界です。
剣道は、試合のみで勝つか負けるかのみで、スポーツ化しています。
間合いについは、共通点はありますが、竹刀と刀では扱い方がまったく違いますから、
剣道の打ち方で刀を振っても、テレビや映画のようには切れません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。ご説明の通りだと思います。よくわかりませんが現在近い形を残しているのは、
居合いや殺陣などがあくまでも型として残っているくらいでしょうか。むろん実戦とは天と地ほどの違いがあるでしょうが。

お礼日時:2013/03/09 00:33

真剣での殺し合いと剣道の試合ですね。


両者とも、相手との間合いや、攻守の一瞬を感じ取る、など共通するところは当然多くあります。
しかし、物にもよりますが、真剣は竹刀より長さは20cm短く重さは倍位有りましたので、
軽い竹刀を使用する剣道と真剣での殺し合いは全く別と考えた方がいいと思います。

人斬り以蔵と言われた、岡田以蔵なんかは、相手の刀の柄を蹴り抜刀させない様にしてから斬ったり、剣道では「待て」のかかる鍔迫り合いが得意で、相手を押し倒したり壁に押し付けて、そのまま刃を相手の体に押し付けて殺していました。
天才剣士と言われた沖田総司の剣技は土方歳三を遥かに上まっていたかも知れませんが、殺し合いなら土方の問答無用の居合切りや、砂を投げたり羽織で相手を締め落とす等、多彩な技?は、突きの沖田を凌ぐと思います。

何処でも傷つけて相手が弱るのを待つ。
斬る場所も位置も残心も姿勢も気合も関係無し、使えるものは何でも使う。
殺し合いでは一対一の保障も無く剣道の試合とは別物です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。ご回答で思い出しましたが、前に福永雅治の竜馬伝や海老蔵の宮本武蔵が放映されてましたが、竜馬伝で北辰一刀流の道場で木刀を使っている場面があったようにおもいますし宮本武蔵でも木刀で勝負している場面がありました。特に木刀になると竹刀より重く硬く危険度が増しますが、やはりその時代はそういった稽古と徒手格闘術も含めて練習していたということなのですね。納得。

お礼日時:2013/03/05 09:57

昔の剣術と同等のものというものは現在存在しないのでしょうか


復元されたものは海外ならあります。
イタリア剣術

http://www.youtube.com/watch?v=lwDeAYXNndM

ドイツ剣術
http://www.youtube.com/watch?v=Kj4Ng6DBfrg&mode= …
http://www.youtube.com/watch?v=HC5FIyfI8TA&featu …
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この回答へのお礼

ありがとうございます。このようなものが海外であるのですね。なかなか興味深いです。

お礼日時:2013/03/05 09:49

まったく、完璧に、100%、通用しません。

両者は恐竜と鳥ほどに似ていて別のものです。特に剣道はまっすぐ、中心をさらして堂々と戦うし精神的に「相打ち覚悟」の気迫を重視しますが現実この通りすればほとんど相打ちで死にます。
われわれのところは相打ち両者負け、攻撃しヒットしてそのタイミングで返された攻撃も有効。なため避けるのがわかっていても相打ちが多い。
また小手、面、胴だけしか狙わない剣道が脚きりの対抗ができるわけもないし そもそも誰でもする袈裟斬りすらありません。牛の相撲のようにうんうん押し合う鍔競り合いなんて剣道のルールだからできることで、実際鍔が重なれば、次の瞬間腕をつかまれるか足を引っ掛けられるかです。柄頭で顔をどついてもくるし膝で睾丸を蹴りつぶされます。
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この回答へのお礼

ありごとうございます。しかし、昔の剣術と同等のものというものは現在存在しないのでしょうか?
伝統空手(スポーツ空手)などもまったく剣道と同じ、相打ち。ナイフなら刺されてますね。おっしゃられるとおり、剣術以外にも柔術的なものや当身のあるものもひっくるめて身につけた上での命がけの剣術ですからね。
なんだか剣道が寂しく見えてきました。

お礼日時:2013/03/04 23:10

差があるというより別物です。

剣道はあくまでも、平和な江戸時代に於いてナマクラ武士の精神と体力を鍛錬するためのものです。なにしろ300年も平和が続いたのですから。剣術という殺人を目的にしたものではありません。
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この回答へのお礼

やはり、そうですか。納得です。ありがとうございます。

お礼日時:2013/03/04 23:05

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