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今度の名古屋マラソンで、日本人選手が大阪マラソンの優勝タイム(調べたら「2時間25分29秒」でした)を上回るタイムで優勝したら、そっちの方が「優先的に」オリンピック代表に選出されると僕は素人的に思ってるんですが、このまえ、たとえ優勝したとしても高橋尚子選手の持つ名古屋コース記録(調べたら「2時間22分19秒」)を上回らなければオリンピック代表選出は無理、とか書かれてる記事を見ました。
今回の選考レースとは関係ない「過去の大会の記録」を引き出すのはナンセンスな気がするんですが…
大阪の優勝タイムだってコース記録(調べたら「2時間21分18秒」)を大幅に下回ってるのに…東京は高温、大阪は低温の影響で記録が低調に終わったらしいですが、名古屋のレースも「毎年高温で強風」と何かの記事で見た記憶があります。
これには是が非でも高橋選手をオリンピックに行かせようとする「策略」みたいなものが存在してるということなんでしょうか?(それ以前に名古屋よりも大阪の方が「条件が甘い」のが理解できない…どの記事を見ても大阪の優勝者については「オリンピック当確」と書かれてたし)
そこらへんのところがよく分からないんで、この僕の疑問について「…だと思う」といった回答でもいいんで教えて下さい。

A 回答 (8件)

マラソンの選考方法については、書き始めれば、選考会の話しに限らず、マラソンについてとか、更にはオリンピックについてとか、もっと言えば国民性についてとか、際限無く長くなってしまいそうですし、まとめる自信も無いので、名古屋の高橋選手の記録についてだけ触れます。



まず、何故こんな複雑な代表選考方法を取るのか。
それは、オリンピックに「出る選手」を選ぶのでは無く、オリンピックで「通用する選手」を選ぶ、のが目的だからだと思います。
この事の是非については、冒頭の理由により省略し、こういうものとして先へ進めます。

通用する為の1つの目安が、4年前の高橋選手のレベル(それを測る物差しとして記録)となるのだと思います。
もしそのレベルの選手が現れなかったのなら、どっちみち本番では通用しないので、それなら(東京は調整ミスだったといわれる)高橋選手の潜在能力に賭けてみた方が、本番で通用する可能性が高い、という理屈ではないでしょうか。
もちろん、厳密に1秒でも上回ればOKで、1秒足りなければダメ、ってものでは無く、レース内容を考慮してではあると思いますが。

他の2選手(坂本、野口)が、確定を取ったといわれる、大阪や昨夏の世界陸上との比較は、出場選手の顔ぶれをはじめ、状況の違い、というしか無いでしょうね。

この回答への補足

なかなか的をえた回答ですね

補足日時:2004/03/16 11:09
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 パリ世界陸上の野口選手は内定で、残りの2人はタイムの良い順に2人選ぶのではなく、3つのレースの上位者のうち、オリンピックでメダル獲得又は入賞が期待できる人を2人選ぶのです。

高橋選手以外にアテネで金メダルを取れそうな選手がいるでしょうか。高橋選手は代表になって当然です。
 日本の選考は不公平だという意見もあるでしょうが、一度だけの選考レースですべてを決めてしまうと選ばれるべき人が選ばれないという事態も起こりえます。そのほうがかえって不公平です。
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この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2004/03/16 11:08

まず、その記事はあくまで「予測」であって、実際にそうなるかどうかはわからないと思います。



大阪国際優勝で坂本直子選手が当確視される理由は、タイムだけではありません。昨年の大阪国際で初マラソンベストを出し、世界選手権でも4位、今年の大阪国際は、日本の並みいる有力選手を大きく引き離して優勝。以前、ぎりぎりで2回負けた千葉真子選手にも、圧倒的な強さで勝ちました。実績もあり、「伸び盛り」という言葉がピッタリです。どんどん伸びてきているのだから、「8月のアテネではさらに伸びるのでは?」という期待が感じられるのですね。

名古屋国際が軽視されているのは、大阪国際に比べて、有力選手が少ないからです。ここでアピールするには、すごいタイムを出すしかないということですね。

マラソンを一発選考にするのは、私は公平だとは思いません。マラソンは長い時間走るし、調整や作戦のちょっとした失敗で、通常勝てる選手が勝てないことがあります。たまたま勝った選手が、オリンピックに行って、また勝てるとは限りません。いままで10回走って、9回勝って、たまたま選考会で1回負けた選手と、2回負けて選考会の1回だけ勝った選手とでは、次に勝つ確率は…ということになります。

実際、世界選手権で4位だった坂本直子選手の成長ぶりを見ると、1回の選考では心許ないですね。

それから、アテネでは、尋常ではないアップダウンの多さや暑さが予想されるため、これまでの実績で暑さややアップダウンに強い高橋尚子選手は、有力視されます。ただ、記録を出したとか、過去に優勝したというだけの理由で選ぶわけではないと思いますよ。
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この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2004/03/16 11:09

関連論文を紹介します


http://www.yorozubp.com/0402/040228.htm 「論議さえされないマラソンの五輪代表「一発選考」
http://www.yorozubp.com/0402/040229.htm 「メディアに不利益をもたらす五輪代表「一発選考」
基本的に「金・利権のため」という論調は各位様と同様です。

私も一発選考以上に透明公平な方法はないと考えます。
いつぞやの女子水泳みたいに、選手が陸連を訴えてでも、公平性を確保すべきです。
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 大阪で優勝した坂本さんが「当確」だと言われる理由ですが、確かにタイムは平凡でしたが、大阪には千葉、渋井、弘山さんなどなど、有力選手が多数出場しました。

その中で「勝った」ということが評価されているのでしょう。
 マラソンの場合「強い」ことは、必ずしも「速い」ことではありません。大阪の場合、皆が牽制しあって、好記録は出ませんでしたが、坂本さんはその遅いペースの中で、自分のレースを作り上げ、最後は独走でテープを切りました。これは文句なしに「当確」だとわたしは思います。

 しかし、名古屋で「たとえ優勝したとしても高橋尚子選手の持つ名古屋コース記録を上回らなければオリンピック代表選出は無理」というのには、わたしも疑問を感じています。コース記録は目安にはなるでしょうけど、気象条件も4年前高橋さんが走ったときとは違うのですから、単純に比較はできないと思います。

 もし名古屋の優勝タイムが2時間23分くらいだったら、そのひとは「選考レースの中でもっともいいタイムを出して、しかも優勝」なのだから、それをさしおいて「過去の実績」で高橋さんを選ぶのはどうかなあ‥‥と感じています。
 ま、わたしがこんなことを感じても、選ぶのは陸連の人間なのだから、意味はないわけですが。



 
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この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2004/03/10 02:29

>「…だと思う」といった回答


です。

ずばり金がらみです。

男子、女子とも選考レース3レース(世界選手権は除く)には大手マスコミがスポンサーについています。

マスコミは「後援者」として、冠大会を大々的に支援する。その後ろには自動車メーカーやコンピューター会社もついている。

彼らの既得権(オリンピック選考レースの後援者であること)を奪おうとすると金銭的支援を失い、さらには事あるごとにたたかれるおそれもあります。

その結果、選手には気の毒ですが「4レースで3人を選ぶ」という現状になっているものと考えています。

(不透明との批判はあっても、金も入り選考につきフリーハンドの高い今の方法は陸連にとって居心地が良いのでしょう)
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この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2004/03/10 02:29

アメリカみたいに過去の栄光は選考基準とせず、


1つだけのレースの国内選考会で勝った選手が3人代表となるのが正しいと思うが、
マラソンは様々な面で奥の深い競技故、それが出来ないのだと思う。
日本的な選考方法といってしまえば、それまでだが・・・。
マラソンは有望種目故、実際に過去の実績選考だけでメダルを獲った選手もいたしな・・。
だが選手の気持ちを考えれば、勝負に勝ったものが代表となり、
負けたらあきらめるというのが、スッキリしててオレは好きだが。
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この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2004/03/10 02:28

結論から言えば、一部の、特待の人間が選考して決める事だからです。



「最近1回だけの記録」よりも、「過去の記録の積み重ね」を重視する連中が選考委員だからだと思います。

どちらがオリンピックで好成績を出すかは、その時になってみないと分かりませんが。
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この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2004/03/10 02:28

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