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僕は読書が好きで、読むスピードは遅いですが、いつも何か読んでいます。ただし、評論やノンフィクションばかり読んでいて、小説がとても苦手なのです。読み始めてもつまらなくて放り出してしまった作品や、最後まで読んだけど「時間の無駄だった」と思う作品のほうが圧倒的に多かったからです。

僕が今までに感動した小説家さんは以下の方々です。

アーサー・C・クラークの50年代の作品、「デミアン」以降のヘルマン・ヘッセ、ポール・オースター全部、サン・テグジュペリの大人向け小説、芥川龍之介、チャールズ・ブコウスキー、アゴタ・クリストフなど。

作品単位だと、「リング」(鈴木光司)「七瀬ふたたび」(筒井康隆)「ダ・ヴィンチ・コード」(ダン・ブラウン)「夢小説」(シュニッツラー)「ザ・ダルマ・バムス」(ケルアック)「幻の女」(アイリッシュ)「ポップ1280」(トンプスン)「星を継ぐもの」(ホーガン)「回路」(黒澤清)「ヴァリス」(ディック)「マーティン・ドレスラーの夢」(ミルハウザー)「素粒子」(ウエルベック)など。

逆に面白くなかった作家は以下です。
ジェイムズ・エルロイ、宮本輝、マイケル・カニンガム、ディーン・クーンツ、サマセット・モーム、ジェフリー・ディーバー、三木卓、宮部みゆき。

全体にやや非現実的な世界観で、同時に政治的な要素がなく、テーマ的には素朴な作品が好きです。また、どういうわけか精神世界に片足突っ込んでいるような怪しい作品が好きなようです(決して新興宗教に入信したりはしてませんが)。

通俗を気取っている作品や、作品の構造や文体に溺れて、リーダビリティや読者を掴む努力を放棄したような作品は苦手です。

それから日本のミステリ小説は全体的に嫌いなので除いてください。

いろいろ注文をつけるようで申し訳ありませんが、お勧めの本がありましたら、是非教えてください。出版年代やジャンル、作家の出身国は問いません。

是非よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

すごいですね、アイリッシュは、5冊くらい、探すと出ています、どれも、面白かった。


ドフトエスキーとかはダメなのでしょうか?
村上龍、は面白いですい、
村上春樹も、ハードボイルドワンダーランド、頃は、面白かったです。
山川健一、とか探して見てください。
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この回答へのお礼

ドストエフスキーは僕には良さが分かりませんでした。話していることの凄さは分かるんですが、僕の問題意識とかけ離れている上に、寒々しいロシアの貧乏くさい人々の生活に長時間触れるのは精神的にキツかったです。「罪と罰」と「カラマーゾフの兄弟」だけ読みましたが、それが限界でした。

村上龍は作品の構造優先のような気がして、やや苦手でした。ただし、インタビュアーとしては天才です。対談集は全て面白かったです。

村上春樹は5~6冊読みましたが、どれも僕の趣味には合いませんでした。評価されている部分と、人気がある部分がズレていて、本人もそれを自覚していながら、つねに両方を等分した作品ばかり書いているのは、僕には怠惰な態度に見えました。

山川健一という人は初めて知りました。小説ではないっぽいですが、怪しいニューエイジ感は面白そうですね。細野晴臣のエッセイとかも好きなので(でも真に受けてないけど)、こんど読んでみようかと思います。

なんか文句ばかり書いてるみたいで申し訳ありません。わざわざご回答いただきまして、ありがとうございました。

お礼日時:2013/03/25 14:01

海外の大御所のSF作家の作品で、日本だけで評価されているものがあります。


 ハインライン 夏への扉
タイムパラドックスものです。丁寧な心情描写が、日本人に好まれているところかと思います。

あと、挙げられた中に、アイザック・アジモフがない気がするので、銀河帝国の興亡(ファウンデーション)を挙げておきますね。個人的には、「宇宙の小石」が好きですが、まずは、壮大な方から。ちなみに「宇宙の小石」というのは、地球のことです。

> 通俗を気取っている作品や、作品の構造や文体に溺れて、リーダビリティや読者を掴む努力を放棄したような作品
私の一番好きなSFが、まさにそういう作品なので、嫌われると分かっていますが、挙げておきます。
 銀河ヒッチハイクガイド
SF、科学、政治、国家、文化などをいじくり回る、壮大、「稚拙」なパロディーです。
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この回答へのお礼

SFに関する基本的な知識はあると思いますが、まだ読んでない作品ばかりです。

「夏への扉」は賛否両論が激しい印象がありますが、あらすじを読む限りでは面白そうですね!是非とも手にとってみたいと思います。

言い忘れていましたが、僕はスペース・オペラが苦手です。しかしセンス・オブ・ワンダーが優先されている作品なら好みです。「宇宙の小石」はチェックしてみたいと思います。

「銀河ヒッチハイクガイド」はカルト作として有名ですね。まったき日本人である僕にサタイアが理解できるかは微妙ですが、一度めくってみることにします!

ありがとうございました!

お礼日時:2013/03/26 02:50

Jaques Derrida は解構主義の第一人者、彼の数々の作品を見てはどうですか


僕はとても惹かれました。
ほかにAlan Lightman の einstein s dreams
Italo Calvino の invisible city
どれも現実の世界に現れたことを抽象的に、やや幻想的に書いた本です

この回答への補足

あ、何はともあれ、ご回答ありがとうございます。

補足日時:2013/03/25 15:59
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この回答へのお礼

僕は原文で海外文学を読む力はないです。

デリダって小説も書いてるんですか?現代哲学方面にはあんまり手を伸ばしてないですね。概念だけ浮いてる感が激しいので。しかし(リオタールの)ポストモダンの概念には共感する部分もあるので、機会があったら少しめくってみようと思います(ただし、ドゥルーズには意味不明すぎて完全に挫折しましたが)。

アラン・ライトマンは面白そうですね!僕はSFが好きなので、理数系の人が書いた文学というものに、そもそも惹かれる部分があるんです。ライトマンは経歴から言ってもまさに理系そのもの。これは探してみます!

イタロ・カルヴィーノの「見えない都市」は一応読みましたが、途中でやめてしまいました。奇想モノは好きなんですが、どうも中世的な舞台設定が苦手っぽいです。ル・グインの「闇の左手」とかも同じ理由で挫折しました。束縛の強い時代を仮想体験するのが苦手なのかもしれません。

お礼日時:2013/03/25 15:58

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