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ほうれん草には、シュウ酸が含まれ結石の原因になると言われています。
しかし、ほうれん草とかつお節のように、カルシウムを多く含む食品を一緒に食べると、腎臓にシュウ酸が達する前に、シュウ酸カルシウムとなる。これにより、結石の原因になる前に、便として排出されると聞きます。
そこで、ほうれん草のおひたしにどの位のかつお節を使えば、全てのシュウ酸が、シュウ酸カルシウムとなるのか定量的に求めたいと思って計算してみました。

常識的な話と非常に異なる結果になり、答え合わせをして頂ければ幸いです。

考え方の流れとしては、
生のホウレンソウ50g中には200mgのシュウ酸が含まれる。茹でるとその半分になるので100mg。つまり0.000795 molのシュウ酸が含まれる。
かつおパック2.5gにはカルシウムが、0.7mg含まれるので、 0.0000175molのカルシウム。
かつおぶしのカルシウムが全てのシュウ酸と反応したとしても、圧倒的にシュウ酸が多く、摂取したシュウ酸の2.2%程度しかシュウ酸カルシウムにならない。

ほうれん草はかつお節で食べると、結石になりにくいと言われていますが、2.2%しか結合せずその効果は殆ど無く、私の計算が間違っているような気がするのですが、どこか間違っていますでしょうか?


参考になる値などは下記から採用致しました。

カルシウム=40g/mol
シュウ酸=126g/mol
1molシュウ酸+1molカルシウム で 1molシュウ酸カルシウム が生成

ほうれん草について
http://ci.nii.ac.jp/naid/110004597438

つお節について
http://www.yanagiya.co.jp/tips/tipsknowledge.html

A 回答 (3件)

私見になりますが。

質問者さんが結石を心配されてるならあんなものは食い物の前に体質だと思います。つまり用心すべき事は十人十色。

体内にあるシュウ酸は食物中のシュウ酸に由来しない内因性が少なくありません。

食物中のシュウ酸の吸収率は1~2割みたい。

ヒトはカルシウムを腸管に200mg排泄します。

計算ですがこの質問内にある情報を頼りにしますが(質問者さんの計算が正しいか知りませんけどゼロが多くて)。
90:40の関係を軸に使わせてもらいます。
茹でた後のほうれん草のシュウ酸は90mgとします。
これが全部シュウ酸カルシウム(溶けずにうんち)になるためにカルシウム40mg必要。

上記吸収率は鰹節無しのほうれん草食の時として、吸収されちゃうシュウ酸は1割の9mg。こいつに鰹節を振り掛けるのです。9mg:4mgで吸収阻止可能(笑)として、その4mgのカルシウムがプラス必要。鰹節が0.7mgなら効果最大は0.7÷4=17.5%?

吸収率分に働きかけるサプリメントと考えたらどうですか。
本件は鰹節のカルシウムが少なすぎですね。牛乳一杯飲んで鰹節は味の素の役目でしょう。日本の食文化に乳製品はなかったという事でほうれん草のおひたしにはチーズではなく鰹節が普通。

旨味である鰹節に栄養価を発見したがる詐欺師文化です。私の即席回答も鰹節を売り込むための詭弁と言えます。化学式で単純計算できないものを化学する科学。そういう短絡科学を、実際面から批判するのが、栄養学の役割なのに栄養学者の現実は逆ですね。理屈こねずに現物を調べろなのに。
和の味付けに過ぎない鰹節にまでカルシウムを求めるなってのカルシウム教徒。野菜もカルシウムも毒だからね。ミネラルビタミンキチガイです。栄養学者と馬鹿科学者がいくら肯定しても本末転倒。そのせいで必要量がバブル化しています。
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以前の回答は何も調べずに適当に書きました。


アミノ酸とシュウ酸の関係を調べましたが、だいた合っているようです。
平成21年の名古屋大学の論文にアルギニン、アスパラギン酸がシュウ酸の
代謝に影響するようなことが書いてありました。
ですから、鰹節との食べ合わせは否定できないと思います。
www.med.nagoya-cu.ac.jp/igak.dir/nmj-pdf/.../P069-074okada.pdf
www.tomorrowkids-service.com/inspection/img/.../oat_oxalic_acid.p...

お礼でお書きになっているモル計算については正しいと思います。
後は、オメガ3脂肪酸(青魚に多い)が良いという説もあります。
尿量については無理に増やそうとする必要はないと思います。
多い方が腎臓結石に対しては良いのでしょうが、無理に増やすと別のところに負担がいきます。
ちょっと多めにお茶(利尿作用尾ある)を飲むくらいでいいでしょう。
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まず、シュウ酸がカルシウムと結合しやすい理由は2価の酸であるので、


カルシウムのような2価の陽イオンと2カ所で結合して、キレートという
安定な化合物を作るからです。

質問者様が計算されておられるように、ほうれん草の食べ合わせはほとんど
関係がないかも知れません。
化学系の人間から、少しだけ計算方法を修正しておきますと、シュウ酸の
モル質量は90g/molです。126g/molはシュウ酸二水和物です。
ということで、カルシウムとシュウ酸の式量はほぼ1:2ですので、
シュウ酸100mgに対してカルシウムが0.7mgでは全く足りないと
考えていいと思います。
ほうれん草と鰹節の食べ合わせは日本の伝統的な食文化を後付け的な化学的解釈で
肯定するためのもので、実際にはほぼ影響はないのでしょう。

シュウ酸はほうれん草だけに含まれるものではなく、あらゆる植物に含まれます。
ほうれん草が含有率が高いだけです。シュウ酸を摂取すれば全てが体内でカルシウムと
結合する訳ではなく、大半が代謝されたり腎臓から尿として排出されます。
ひょっとしたら、鰹節に含まれる多様なアミノ酸が代謝の助けをしている可能性があります。

重要な事はその尿注のシュウ酸濃度に個人差があり、この濃度が高いと結石ができやすい
ということです。一番の大きな要素は個人差です。アルコールを飲んで酔う人と
酔わない人がいるように、シュウ酸を代謝できるかどうかに個人差があるのです。
2番前には尿の量でしょう。
食べ合わせを考えるよりも水を多めに飲んだりする方が効果的かもしれません。
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。

今までのお話を参考にまとめてみました。
間違いなどありましたらご指摘頂けると幸いです。

-------ほうれん草とかつお節の食べ合わせによる、結石予防について-----------
生のホウレンソウ50g中は200mgのシュウ酸が含まれる。茹でるとその半分になるので100mg。つまり0.001111molのシュウ酸が含まれる。
かつおパック2、5gにはカルシウムが、0.7mg含まれる。つまり、0.0000175molのカルシウム。
かつおぶしのカルシウムが全てのシュウ酸と反応したとしても、圧倒的にシュウ酸が多く、摂取したシュウ酸の1、5%程度しかシュウ酸カルシウムにならない。
体内でのメカニズムは複雑な為、実験結果を見るまでは判断できない。しかしながら、食べ合わせにより単純にカルシウムと反応し結石予防になると言う説は、上記の計算通り、シュウ酸に比べて摂取するカルシウムが圧倒的に足りないように思われる。
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色々読んでいますと、、尿量を1日2Lにすることと言うのが一番良いそうです。ただ、これを実践しますと、私の体重にもよるのか体質による物なのか分かりませんが、胃の調子が悪くなってしまって何だか辛い感じなのです。もっとも、水ではなく、神経質なところがありますのでストレスかもしれませんが・・・

お礼日時:2013/03/29 10:26

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