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発達障害は先天的らしいですが、後天的であるという説はあるのでしょうか?

例えば集団生活特有の心理的要素が兼ねあってるから、影響してる。とかです

発達障害がクラスに一人か二人程度の頻度で存在するらしいですが、その数値にこそ原因があるとかないとか・・・

例えば、人が無意識に他者と自分を比較したりすると思います。見た目や成績スポーツ等の能力差から、優劣をつけるとします。
優劣をつける過程で必ずビリが生まれますが、成績以外でも、例えば虐めにあったりで、ビリが認識される。

いじめを通じて、ビリになる事が恐怖なのだと人々は認知するとともに、実際にビリになった人は、コンプレックスを自覚したりで葛藤があるとする。

葛藤で脳の回路を余計に消費、例えば人の目を気にするとかで、余計な事を思考してしまって、出来る脳から遠ざかり、人より出来ない状況になってしまう。

出来る人とは能力差が乖離する一方になり、それとともに、ビリになる機会も虐められる機会も一般人よりも増えるとする。
その結果、コンプレックスを自覚量が増えて、葛藤も前よりも増える。
脳の回路を余計に消費、例えば人の目を前よりも気にするとかで余計な事を思考してしまって、出来る脳から遠ざかり、人より出来ない状況になってしまう。出来る人とは能力差が乖離する一方になり、それとともに、ビリになる機会も虐められる機会も一般人よりも増え・・・

上記なループ現象によって、発達障害的な現象を人々が観測してるとする。
最初にビリという役職が決まった人物は、集団社会の仕組み上、そのループに陥りやすい現象があるとする。

発達障害が後天的である可能性については、この様な検証がされてるのでしょうか?
そもそも発達障害が先天的とされているのは、どういう論理を経ての事でしょうか?
先天的な軽度自閉症に似てるとの兼ね合いから”なんとなく”な結論はありえる?

A 回答 (2件)

suzukoさんの回答のように考える人も大勢いると思います。


 
ただし、DMS-IVでは症状を基本に診断し、原因は問題にしないです。ICD-10でも同様です。
このウイキペディアには「機能不全家族で育った児童が発達障害児と同様の行動パターンを見せる事がよくあるが、保護者から不良な養育を受けたことが理由の心理的な環境要因や教育が原因となったものは含めない。また、ある程度成長し、正常に発達したあとに、疾患・外傷により生じた後天的な脳の障害は発達障害とは呼ばれず、高次機能障害などと区別される」との説明がありますが、発達障害の症状を呈している原因を識別出来る方法はそれほどないです。同じような事態を経験しているとしても、発達障害の症状を呈するものも、呈さないものもいるとき、その原因を識別し、原因別の寄与の程度を測定することは困難です。 
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BA%E9%81%94% …
 
精神と行動の障害に関して、現状原因が明確なものは少ししかないです。
 
ただ、つぎのようなことをどう考えますか。
食事を十分に摂らずに育った人は、大人になっても体が丈夫でないことが多い。
日本人の平均身長と体重は、1945年から2000年に掛けて増加が続いている。
ところで、生後次第に背が伸び、体重が増加し、20歳頃には男女とも、またほとんどの人種、世界各地で、身長は140cmを越えます。210cmを越えることはないです。栄養や怪我、感染に注意しても、140歳を越えて生きることはほとんどなく、平均寿命が20歳にならないこともほとんどないです。
環境や後天的な影響を多く受けることでも、生得的なことにベースを支配されています。
生得的なことがほぼ同じだとされている一卵性双生児で、同じような環境で成人しても、発達障害になるのが片方のみの場合もあります。一方が発達障害の場合、他方が発達障害になる可能性はかなり高いです。
 
人間でも、何かを生得的なことで規定される部分は大きいです。遺伝子やDNA、血液型などもほぼ生得的です。顔つきや頭髪の特徴なども、生得的な部分が大きいです。
出生前診断や出生時診断で、将来発達障害を発するという判定を現在はできていません。
この状態では、発達障害を、生得的であるともいえないし、生不良な養育を得的でないともいえません。 もちろん、後天的な事故や怪我、薬物や感染がきっかけになったとか、それが原因だとか推定することは可能ですが、論理的・実験的検証ができることではないです。不良な養育を受けたなどのことを原因であるとも、原因でないとも、トリガーになったとも、それはトリガーにはなっていないともいえません。
 
ただ、発達障害がどう起きるかには関係なく、生育環境が不良ではない方が良いことには変わりはないです。 

また、現実に発達障害がある場合、その原因は過去にあると考えるのであれば、生得的であったも、後天的であっても、その複合であっても、過去を取りざたしても、現実の発達障害者の扱いで良いことや治療法の参考になることはないです。
調べても不明なことを詮索するのは無意味です。
仮に何かに原因を決めつけてしまっても、それで何かの都合の良いことは起きません。
どちらかいえば、後天的なことが関係しているという考えは家族など、発達障害者を引き続き養育することになる人の心理的ストレスを高めることになり、爾後の発達障害者の支援に不都合を起こす可能性が高まります。(先天性としたところで、遺伝や妊娠中のことを気にするなら、両親のストレスは起きますが、後天的で生育環境が不良だったといわれるよりは、ストレスが少ないでしょう)ストレスがもともと多くて大変な家族に、更にストレスを増やすのか、少しでも軽くするのかという視点も必要です。

先天性のせいにしたり、他人のせい、生育環境のせい、病気のせいにするのは、大人になった発達障害者にとっては、「自分せいは一切ない」という気楽さに住まうこともできます。 自分の思考や努力、認識の仕方、自分の生き方は、この障害の原因ではないということで、本人は発達障害を抱えていることに関するストレスを自責感なく生きて行けます。 自責感からフリーでいられることは、イイ面もありますが、イイことばかりではないです。 障害は障害ですから、その障害を自力でできるだけカバーしようという意識は、ある程度自責感を持っていないとできないこともあります。

この回答への補足

 「寿命や身長が環境や後天的要素を多く受けるとしても、結局はDNA的に生得的なことにベースを支配される」と解釈して書くのですが
、例えば
 http://irorio.jp/kayokimura/20121213/39815/ こういう記事を読んだら、私には、環境や後天的作用が、DNA的な支配力を上回ってくる可能性があると思います。

 「全ての魚は同じサイズに成長したにも関わらず、寿命の違いは著しかった。」と記事になるのですが、以下の様に解釈できる。

 「身長が早く成長した人間は寿命が著しく短くなる可能性を秘めている」
 
 例えば、統計上、人間の平均寿命が長くしている人は、成長仕方(後天的)により平均より30%伸びる。と解釈
 平均寿命を短くしてる人は、成長の仕方(後天的)により15%短くなる。と解釈
 後天的要素での寿命の長い人と短い人との差は45%もあり、後天的要素で人生の寿命の半分近く影響してくる。と解釈
  
 ”魚の実験は200匹”と少数だけれど、この数を万単位に増やせば、結果の幅が広くなる可能性もあり、後天的要素での寿命の長い人と短い人との差が、もっと開くかもしれない。


 発達障害者を持つ一卵性双生児の親に関する返答については以下の様に解釈します。

 例えば、発達障害を持つ親の心理的状況は、一般的な一卵性双生児を持つ親よりも不安定化しやすいとする。
 その影響が悪い意味で子供に影響するとしたら、発達障害にしうる後天的要素を秘めてるかもしれない。
 双子二人を同時に発達障害診察して、その時出た統計値を元に”先天性”を結論するなら信用できる情報ですが、そうでない場合は私は懐疑的に思うしかない。


全ては憶測でしかないのですが・・・

仮に、発達障害の後天的要素が5割以上あって、その後天的要素を作った主要な原因が親ではなく
 例えば幼稚園、学校、職場の集団性特有の心理に求める事ができるのなら、親が責任を感じる作用が小さくて済むかもしれません。
 親が責任を感じず笑顔であれば、発達障害者自身も気が紛れて幸せかもしれません。そういうのを私は期待してます。

補足日時:2013/04/04 15:33
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支援学校教員です。



「発達障がい」の定義はご存知なのでしょうか?

あなたが質問に書かれた環境から、起こりえる症状としては「うつ」「乖離」などの精神症状がほとんどかと思いますが…

まれに「愛着障がい」の一症状としてADHD様の「衝動性」が発現することはあります。

また「アスペルガー症候群」の人が2次的な障害から「統合失調症」と誤診されることはあります。

ただし、発達障がい専門の精神科医が「本人の問診」「発達検査」「幼児期を知る保護者からの聞き取り」を行って診断すれば、誤診は起こりません。(ただし、3歳までの幼児の場合、その後の変化が大きいいので診断は出来ません)

>発達障害が後天的である可能性について

後天的なものは「発達障がい」とは言いません。そう定義されているからです。

>そもそも発達障害が先天的とされているのは、どういう論理を経ての事でしょうか?

上記の診断方法により、アメリカ精神医学会の診断基準 (DSM-IV-TR) で規定されています。

つまり「どんなに発達障がいのように見えても、幼児期からの症状がない者は、発達障がいとは診断しない」と言うことです。別の診断名がつくのです。

ご参考までに。

参考URL:http://www2u.biglobe.ne.jp/~pengin-c/autism-as.htm

この回答への補足

 幼児期からの症状そのものが、後天的であったというケースというのはありえないのでしょうか?
 いわゆる、物心かつく段階にて、家族集団の枠組みから精神的作用が影響する様な・・・
 
 例えば、、”一人子において集団生活が苦手な傾向がある”とされるウワサ的なものを良く耳にします。
 もし真実であれば
 集団生活が苦手=社会に適応しにくい=発達障害に見えやすい となるかもしれません。
 
 ”先天的”と定義とされるのは、こういう可能性も考慮してあるのでしょうか?

補足日時:2013/03/31 09:05
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