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日本は戦前が軍部、戦後は警察・検察が様々な権利を掌握しているという認識でよろしいですか。
高度な民主主義に移行したとは言え、ねつ造やでっち上げによる、国家権力の行使はつづいているのですか?

A 回答 (3件)

戦前日本の全てが軍部独裁だったわけではありません。


軍部のファッショ的台頭は、昭和初期から敗戦までの一時期、十数年間の現象でした。
ここで恐ろしいのは、この軍部台頭が立憲議会政の下、謂わば「民主的」に始まった、という点。
イタリアのファシスト党、ドイツのナチス党の台頭と同じ形です。

この意味で、民主主義を採用しそれが普及したからと言って国家権力の暴走を食い止められるとは限らない、というご質問の趣旨は、非常に正しい指摘だということになります。

他方、戦後日本もまた、警察・検察だけが利権を牛耳っているわけではありません。
もちろん、警察・検察に問題が多いことは確かです。
例えば、日本でなぜヤクザが幅を利かせているか?
よく世間で、特にネット上などで、「パチンコ屋やヤミ金融をはじめとするヤクザ稼業が警察に捕まりにくいのは戦後のいわゆる敗戦国条項、俗に言う在日特権が今日まで残存しているから」という噂(誤解)が聞かれます。
実際には、反社会集団が摘発されにくいのは、警察OBの天下り先だから、という単純な話。
在日かどうかとは、あまり(世に信じられているほど)関係がありません。

検察については、一般検察よりも問題の多いのが「特捜」です。
この特捜、よく見てみると、戦前の悪名高い治安維持法時代に置かれていた「特高警察」と瓜二つであることに気付きます。
戦前の特高にも、現代の特捜にも、憲法的根拠はありません。
(つまり、憲法に手をつけなくても、例えば「事業仕訳け」だけで特捜を取り潰すことは可能です。)
しかも両者とも、国策による冤罪工場として悪名を馳せています。

ここで重要なのは、特高の悪行の数々がつぶさに暴かれたのは、特高が廃止された戦後になってから、というところ。
本当に悪い者が本当に悪いうちは、その悪行を暴くことはできないのです。
事態が多少改善し、悪者が失脚して初めて、その悪者を断罪できるようになります。

特捜の「フロッピー改ざん」等々の醜聞を我々が耳にするようになった、というのは、非常に大きな快挙だったのです。
戦後60年間の長きに亘り、特捜は「正義の味方」の代名詞のように崇められていました。
その昔、私の同級生にも「特捜検事になりたい」ってヤツが居ましたっけ。
それがつい最近数年間で様変りし、特捜と言えば嘘つき、と思うほうがむしろ普通の国民感情になりました。

ということは現代、本当に今なお利権をこっそり貪っていながら批判されずに済んでいる真の悪者が居るとすれば、どこか(誰か)他に居るはずだ、ということになります…
(あまり考えたくありませんが。)
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日本は、ねつ造やでっち上げで領土主張をしている、


一党独裁の自称某大国(でも先進国ではないから援助は貰うと言っています)や、
法治の意味を理解できず、事後法を制定したり犯罪者や盗品を返還しない、かの国ではありません。


1:>日本は戦前が軍部、戦後は警察・検察が様々な権利を掌握しているという認識でよろしいですか。
2:>高度な民主主義に移行したとは言え、ねつ造やでっち上げによる、国家権力の行使はつづいているのですか?

回答1:間違っています。(理由は後述)
何の「権利」なのでしょうか。「様々」とはどの分野・範囲までの事でしょうか。
それから、「権力」ではないのでしょうか?
また、質問者様は、それらの管轄の「許認可権」等を「権利」と誤解しているのではないのでしょうか。

回答2:1より、元々そのような事はなかったので、続いていません。(今もありません)
日本政府は憲法により、某隣国のような強権を行使できません。
質問者様は、「憲法」の意味とその内容をご存知ないのでしょうか?(日本人で無いなら仕方がありませんが)

日本語として「ねつ造やでっち上げによる、国家権力の行使」という文章が理解できません。
また、無知な人ほど軍国主義の暗黒時代のように思っているようですが、日本は戦前からそれなりに「高度な民主主義国家」でした。
江戸時代ですら、幕府や藩主は領民に配慮した統治をしており、一方的な搾取や抑圧はしていません。
民衆の民度もそれと同等に高いレベルでした。


日本が開国した当時の世界は、法に拠る統治が出来ない国は未開の野蛮人とされ、国家とは認められず文明国(欧米)の支配による指導(植民地)を受けた方が、その国にとっても良い事だという列強の理屈が通っていた時代です。
日本は植民地化を避ける為に、立憲君主制である大日本帝国憲法を制定し、国家元首(天皇)の権力を制限(実質無力)し、個人の感情で政治が左右される専制君主国家ではないという事を以って、外国に日本が文明国であるということを示しました。

統治も憲法に基づいて行われており、欧米諸国並みに自由と人権は認められていました。

質問者様は、日本はあの時代に民主化と近代化に成功した稀少な例であるということを、ご存知なのでしょうか
民主化は、国民のレベルに大きく依存するもので、安易に導入すれば、腐敗や衆愚政治に陥り、結果として軍事独裁や警察国家に成り下がります。
近代化もそれまでの文化(旧弊・因習)との衝突が必然で、国民の理解や理性が低い場合は、暴動や内乱の原因になります。
そして、世界ではこれらの理由で民主化が達成できない国家(某隣国等)は少なくありません。


戦中が自由のないファシズム体制だったというのも間違いです。
戦争とは、国の全てを戦争の為に動員しなければ行えないものです。
そのためには、愛国心を盛り上げる為に、自国の正義(戦争の正当化)や民族の優秀性をアピールするなど、使えるものは何でも使います。
同時に、情報を統制し、敵国に利する言論は宣言されます。
そして、このようなことは、どこの国でも行っていました。
スパイや工作員による情報漏洩やプロパガンダを許す国など、現代でもありません。

この話題では治安維持法への意見がよく出てきますが、
これは、関東大震災時に起った大規模な朝鮮人の暴動が、共産主義者と結びついていことを憂慮して制定された法律です。
当時は共産主義は世界中で警戒されており、それを以って自由がないという判断はできません。

アメリカは自由の国であるなど自賛していますが、終戦後に公然と共産主義者を弾圧しています。

ソ連はWW2以前に、自国民2000万人を、ねつ造やでっち上げで粛清しています。
戦時中も、一般人を無理矢理徴用して前線に送ったり、そんな彼等による人海戦術で幼稚な戦術をカバーした為に、2000万人の戦死者がでました。


終戦までの日本が暗黒時代であったというのは、GHQによる操作された情報です。
これをWGIP、ウオー・ギルト・インフォメーション・プログラムと言います。
連合軍は、日本が再び逆らう事のない様に、精神面から弱体化する為に、戦争の責任は全て日本にあるという宣伝をしました。(だいたい、戦争は国家の権利であって、勝敗に関わらず責任を負う必要はありません。)
しかし、国民自体は、日本政府に騙されていた被害者であるとしました。
これを受け入れた場合、国民は罪悪感からは解放されますが、代償として国に対する信頼を失い、愛国心やアイデンティティを喪失し、以後自虐史観による連合国に対する劣等感を抱えることになります。
一方で、連合軍は単なる戦勝国ではなく、悪い政府から助けてくれた正義の解放者になることができ、占領政策や、独立後も影響力を保持できます。

その後、これをサヨクが利用し、日本人の歴史観が歪められていきました。
現在、日本のいわゆる戦争責任や、戦中戦前の日本を非難している人は、そんな時期の教育を受けてしまったり、調べもしないで戦中の極僅かな期間を誇張して過大に言っているだけです。
「日本は戦前が軍部、戦後は警察・検察が様々」の回答画像2
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少々違うと思います。



日本は戦前が軍部、戦後は商業マスメディアと広告代理店が様々な権利を掌握しているという認識でよいと思います。
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