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現在初めて車を買おうとしています。
初めてなので中古車をメインに探しています。

調べていると、10年、または、10万キロ以上走っている車はタイミングベルトを交換しているか確かめた方がいいとの話が。
一応エンジンの関連部品で、壊れると全く動かなくなるというところまではわかりましたが、全ての車についているものなんでしょうか?また、すぐに確認できるものなんでしょうか?

A 回答 (5件)

こんにちは。



初めての車でこのような話を聞くと少々不安ですね。
しかし、私からもご説明とともに同様なアドバイスをしておきましょう。
ポイントは、「10万km車ではタイミングベルトの交換は必須。交換履歴を確認するか、購入予算に織り込んでおきましょう」

「タイミングベルト」「タイミングチェーン」についてはおおむねご理解でしょう。
ピストンの上下動作にタイミングを合わせて(すなわち、エンジン主軸の回転位置にタイミングを合わせて)シリンダーのバルブ動作させる軸(カムシャフト)を動かすためのベルト・チェーンのこと。
したがって、他の方の回答にもあるようにこれが切れたり歯がずれたりすると、エンジンが動かなくなるばかりでなく、多くはバルブとピストンが衝突して破損してしまいます。
さらに、これが「チェーン」であるならば、古くなって微妙なずれや摩擦が生じることはあっても、大きなずれや切断はほとんど生じない(ほぼ無限に使える)のですが、これが合成樹脂を中心にした「ベルト」の場合にはある程度の期間で必ず破断や歯の摩耗が生じます(必ずトラブルを起こす)。

タイミングベルトの交換時期は10万kmが目安とされており、それも余裕をもっての10万kmではないので、おおむね8万kmを超える中古車を購入する場合には次の確認をする必要があるでしょう
・ タイミングベルトの車種であるかどうか
 中古車ディーラーで教えてくれると思いますが、「チェーン車だ」と言われてもちょっと信用しにくい点でもあるので、車検証のエンジン形式をもとにメーカのHPで確認するのがよいかもしれません。
なお、ベルトは音が静かで燃費も良いなどで15年ほど前から流行したのですが、上記の寿命の問題から5年ほど前までに急速に少なくなっています。(ということは現在はベルト車がちょうど寿命になっている)
・ タイミングベルトは交換済みかどうか
 「タイミングベルトの確認」といってもベルトそのものを見ることは難しい(後述)ので、これは「ベルト交換履歴を確認」することになります。
交換されている場合には通常、エンジンのベルトカバー周辺に交換した旨とその際の走行距離が記載されたシールが貼ってあります。
シール1枚(+せいぜい整備記録書)ですからディーラーや前のユーザが嘘をついている可能性もありますが、まあ、信用するしかないかと。
・ 確認できなければ、購入時・購入後にさっさと交換
 タイミングベルト車で交換履歴が確認できなければ交換してしまいましょう。5万円~10万円くらいかかりますが、もともと中古の走行距離の大きいタイミングベルト車はそのくらい安く設定してあるので盛り込みましょう。
 この際の費用で一番大きいのがベルトカバーを外す作業費用。したがって前述のように「事前に摩耗の状態を確認」することは実質的に困難なのはご理解いただけるでしょうし、ついでなので、通常は同じカバーの中にあるウオータポンプ(冷却水ポンプ)も交換してしまいます。
(これを交換するかどうかで5000円~1万円違いますが、ポンプだけを交換した場合に合計5万円程度かかるので同時がおすすめ) 

さて、長くなってしまいましたがいかがでしょうか。
お役に立てば幸いです。

(ちなみに、少し前に私の親戚の方では特に飛ばし屋でもない方でしたが8万kmでベルト破断がありました。山の中での故障だったために対処に苦労されたようでしたし、エンジンが破損して車は買い換え。後で「君が知っていたなら教えてくれればよかったのに」と言われましたが、知っていたつもりの私でも10万kmでも余裕があると思っていたので、反省しきりです。)
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エンジンの部品で、バルブのタイミングを合わせる部品です


その部品のうちの1つの種類がタイミングベルトです。

ロータリエンジンやプッシュロッド式などでは、不要であったりベルト以外の方法を使ってます。

ベルトの場合もチェーン式のものがあります。

タイミングベルトが使われているかどうかはエンジンの型式から分かります
(修理工場なら調べるのに10分もかからない)
交換費用の見積もすぐにでますよ

最近は保証期間20万キロといったタイミングベルトもあります。


ウオータポンプなども保証10万キロだったりします。普通は一緒に交換するはずですが・・
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燃料エンジンは、一般的に4サイクルエンジンです。



1.吸入(シリンダーの中に燃料を吸い込む)
2.圧縮(ピストンを上昇させ、約10倍に圧縮/高圧にする)
3.爆発(プラグで火花を起こし、燃料を爆発させる)→クランクシャフトを廻し動力を得る
4.排気(燃えた後の排気ガスを排出する)

この繰り返しで燃料(ガソリン)を燃やし動力を得ています。

バルブを1234のタイミング良く上下させているのがタイミングベルトです。
餅つきで言えば「杵」と「介添え」みたいな作業。
臼に入るタイミングが同時になれば、結果はドリフのコントです。

1の時、バルブがシリンダー内に下がってその隙間から燃料が入っていきますが、
タイミングがずれて2の状況(ピストンが上がって来る)になってしまったら
バルブとピストンは衝突し、バルブとピストンは損傷することになります。

タイミングベルトが切れる → バルブの上下のタイミングがズレる → 損傷、エンジン不動になる 、です。

>全ての車についているものなんでしょうか?
いいえ。
OHVエンジンの場合、一般的にロッド(棒)でバルブを上下させますから
基本、タイミングベルトはありません。
(タイミングベルトを用いているOHVエンジンも有りますが少ないです。)

>すぐに確認できるものなんでしょうか?
整備手帳に記載されていますが、ディーラーに問い合わせればエンジン形式で直ぐに解ります。
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>10年、または、10万キロ以上走っている車はタイミングベルトを交換しているか確かめた方がいいとの話が。



国産車の場合は、10年若しくは10万キロで交換推奨となっていますよね。
まぁ、国産自動車メーカー各社はこの期間・走行距離を基準に仕様を決めています。
が、外車となると話は別です。
5年若しくは5万キロ程度が、交換推奨なんです。
私の車は、4年若しくは6万キロがメーカーの交換推奨ですからね。
質問者さまの場合、購入する中古車は国産・外車どちらなのでしようか?

>全ての車についているものなんでしょうか?

国産外車を問わず、徐々にタイミングベルトからタイミングチェーンに替わっています。
タイミングチェーン採用の車種では、交換の必要はありません。

>すぐに確認できるものなんでしょうか?

これは、タイミングベルト採用か?タイミングチェーン採用か?の確認でしようか?
だとすれば、(一般的には)エンジン本体の(向かって)左側側面全体の「ぽっこりカバー」の有無で確認出来ます。
ちょうど、このカバーの中でタイミングベルトが回っています。
カバーがあれば、タイミングベルト採用。なければ、タイミングチェーン採用です。
タイミングベルト交換有無の確認の場合。
一般的には、点検整備記録簿で確認します。
点検整備記録簿が無い場合は、ぽっこりカバーに「交換有無のステッカー」を貼っている場合が多いです。
交換の有無は、お店に訊くのが確実ですね。答えられない店は、駄目です。
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一昔前は、主流でした。


で、ベルトが切れるのではなく、1コマずれるとエンジンが壊れます。
エンジンのピストンとバルブのタイミングを同調させるためですんで、1コマずれた時点で、エンジンが、不調に成ります。
ヘタしたら、ピストンと、上のバルブが当たって、バルブが突き上げられて、エンジンが壊れてしまいます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%82%A4% …
この、ギザギザがずれたらやばいのです。


最近は、タイミングチェーンに変わって来ました。
切れる心配は無いんですが、これもまた、チェーンを張る部品(テンショナー)がだんだん動きが悪くなります。
そして、エンジンブロックと、チェーンが接触したりするトラブルが有ります。
http://image.search.yahoo.co.jp/search?rkf=2&ei= …
正しく、ベルトからチェーンに変わっただけです。

どちらにも、一長一短が有るんですが、主流は今は、チェーンです。
心配あるなら、御自身の車のメーカーのディーラーに聞いてみて下さい。
何年式の○○と、言う車です。で教えて貰えますよ。
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