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調和関数 Σ{n=1,∞}1/nが発散することをしめす問題で
級数の部分和
Sn=1+1/2+1/3+1/4+1/5+1/6+1/7+1/8+・・・
=1+1/2+(1/3+1/4)+(1/5+1/6+1/7+1/8)+・・・ ―(1)とし

A=1+1/2+(1/4+1/4)+(1/8+1/8+1/8+1/8)+・・・  ―(2)とすると
(1)>(2)は明らかである。

(2)の第n項までの和はA=1+1/2+1/2+・・・+1/2=1+n/2 ―(3)
従ってSn>1+n/2
n→∞の時(3)は発散するので部分和も発散する。
級数の部分和は正の無限大に発散するのでΣ{n=1,∞}1/nは発散する。

正しく証明できていますか?
言葉や式の表し方などまずい点があれば教えてください。

A 回答 (2件)

論旨は概ねよいが、細かい点が二つ。



まず、Sn の n が何者だか判らない。
Sn = Σ[k=1…n] 1/k としたのならば、
下の方の Sn > 1+n/2 にはならない。
Sn > 1+n/2 が正しいとするれば、
この Sn は、Tm = Σ[k=m] 1/k のうち、
極一部の Tm の値しかとらないことになる。
(キリよく 1/2 づつまとめられるような m だけ)

いづれにせよ、> 1+n/2 が示されたのは、
部分和の列の中でトビトビの項でしかないので、
これが +∞ 発散するだけでは、もとの級数の
発散を示したことにはならない。

各項が正であることから Tm の単調増大を言って、
その部分列 Sn が +∞ 発散なら Tm も +∞ 発散
…と持って行けばよい。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
自分でも書いていてnなどをどう言葉で表すか曖昧だったので助かりました。

お礼日時:2013/04/09 21:42

一部訂正:


> これが +∞ 発散するだけでは、もとの級数の
> +∞ 発散を示したことにはならない。

Tm が、(振動を含め)発散することであれば、
Sn → +∞ だけで言えている。
Tm → +∞ を言いたければ、A No.1 の後半が要る。
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