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全銀協が発表しているTIBORの金利が、3月、4月共に徐々に下がっています。3月に下がった理由としては、日銀の総裁が代わり、さらなる金融緩和が行われるという投資家の思惑が結果的に金利低下をもたらした。というように教わりました。そして、4月に金利がさがった要因としては、4日に大量に国債を買い入れる金融緩和を決定会合で決めたことにより、投資家の国債に対する価値が上がり、結果的に金利が下がった、と教わりました。そもそも、TIBORの1カ月物金利は国債の金利に連動しているのでしょうか?日銀が国債を買って市場にお金がたくさん出回りますが、そのお金はどこにいくのでしょうか?また、今回日銀が大量に買う予定なのは長期国債なので、TIBORの1カ月物金利の低下の原因にはなっていないように思えるのですが、少しは要因なのでしょうか?4月にTIBORの1カ月物金利が下がっている要因を教えて下さるととても嬉しいです。よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

 FXでも、おやりの方ですか。



 あなたの質問は非常に難しい。
 明確で、証明できているという回答はないと思います。
科学的、合理的に考えて、こういう結論になるのではないですか、という回答です。

 TIBOR=Tokyo Interbank Offered Rate は、
 東京の短期金融市場における銀行間取引金利の通称

1.  『そもそも、TIBORの1カ月物金利は国債の金利に連動しているのでしょうか?』
   TIBORに、影響するものとして、
    (1). 銀行の売り上げ、利益に関係するもの
       預金金利(普通、定期)、国債金利(公債も含む)、社債、株、ファンド、REITなど。
       これらの金利よりも安ければ、貸出しても、儲けが薄い。
       特に、国債金利よりも安ければ、借り手の銀行よりも、国のほうが信用度ははるかに高い。
       そう、金利は、借り手の信用度の値段です。
       そう言う訳で、TIBORは、国債金利よりも、高くなる。

2. 『日銀が国債を買って市場にお金がたくさん出回りますが、そのお金はどこにいくのでしょうか?』
  国債を発行しているのは、日本政府です、その予算として、公共事業を増やすようです。
  ですから、主に、建設業に流れ、材料、コンクリート、鉄骨鉄筋等に流れます。

3. 『また、今回日銀が大量に買う予定なのは長期国債なので、TIBORの1カ月物金利の低下の原因にはなっていないように思えるのですが、少しは要因なのでしょうか?』
  日銀の目的は、全ての国債の金利の低め安定なのです。それは、国債の金利が、少しでも上昇して、金利上昇を止められなくなることを、極端に、恐れているのです。
  国債の金利が、高騰して、政府がなすすべもなく、デフォルトするのを、極端に、恐れているのです。


4. 『4月にTIBORの1カ月物金利が下がっている要因を教えて下さるととても嬉しいです。よろしくお願いいたします。 』
  結論として、今は、日銀が、全ての国債の金利を、低め安定にしています。
  そして、まだ、黒田総裁の目的とする、物価 2%上昇が、気配もありません。
  だから、TIBORの1カ月物金利が下がっているのです。
   物価上昇が、市場に確実に見え出すまで、上昇しないと思います。
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短期金利は市場で決まります。

需要と供給の綱引きで決まるのであって、何とも連動していません。つまり貸したい人より、借りたい人が多ければ金利は上がるし、借りたい人より貸したい人が多ければ金利は下がるのです。八百屋さんのピーマンの値段と同じです。農家がピーマンを作りすぎれば安くなるし、逆に作らなければ高くなるのです。

日銀が銀行から国債を買い取れば、銀行は売却代金を融資に回せるので、貸し手が増えるのと同じです。だから短期金利は下がる。日銀が買い取るのは国債でなくても何でも同じ事です。日銀が市中銀行から銀行が保有する株式を買っても、行員の名刺を買い取っても同じです。だから買い取る国債が短期国債か長期国債かは全然関係ないし、国債の金利も全然関係ないんです。極端なことをいえば、日銀が本店の駐車場に落ちているゴミを買い取ってもいいんです。ただし無価値なものを買い取っても、日銀にとって無意味ってだけです。日銀法によって買い取れるものも制限されています。

銀行はお金を遊ばせていたのでは意味がないので、短期金利を下げても企業などに融資しようとします。それがTIBORの金利が下がるということです。

農家も同じ事です。ピーマンを腐らせては無意味なので、安くても市場で売ろうとします。
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