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新聞を見てたら次のような言葉を見ました。
「アメリカにおける産業の中心はもはや製造業ではなく金融業である。」

どういうことでしょうか?金融業は、基本的に借りた金を運用することですよね?その金融資本が”主役”になりえるのでしょうか?

これってやはりアメリカでものづくりができなくなっている(GM,GEがそれぞれ自動車 家電産業に注力できておらず金融業(ソニーにもいえますが)に走ってしまっている)こと等と何か関連もしくは示唆しているのでしょうか?

A 回答 (2件)

アメリカのGDP 産業分野別内訳


http://www.inaco.co.jp/isaac/shiryo/Economy_of_t …
日本のGDP 産業分野別内訳
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chuky …

上記の資料をチェックすると日本もアメリカもGDP比での金融不動産系は20%程度の産業規模です。つまり、金融が経済社会に影響する影響度も20%程度ではなかろかと。
ちなみにアメリカの製造業はGDP比で10%程。日本の製造業20%程ですので、日本とアメリカを見比べたら、「アメリカの方が製造業ではなく金融業が主体」と言える。

株式投資等の証券投資に関わる産業規模だけなら、GDP比で1%くらいで、農業の産業規模と同レベル。恐らく日本も同じだと思う。
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Paltaroさん、こんにちわ。



10数年前からのニューヨーク証券取引所やナスダックの指数を見てください。相当な上昇を見ています。おそらく単純な株式や債券の取引ではありません。金融派生商品が主体らしいですね。結局はリーマンのように破たんする会社が出てきました。でも、今は産業にお金を貸すよりも マネーゲームで一儲けを考える人がアメリカ人の中ではかなり増えていると思います。昔に比べて、資金の大本であるアメリカの年金事業団などは以前国債を購入していたのですが、運用利回りが追い付かず、結局こんな危険な高利回り商品に手を出してしまったのだそうです。僕的にはよくこんなものを考えるなと思います。しかし、これほど急激な上昇を続けた金融業は近年の産業の中では活躍した方でしょう。そうやはり産業の花形だったのです。
対して製造業は防衛産業はどうか知りませんが、安い性能のいい電化製品や自動車が輸入で入ってくるので、あるいはGMやクライスラーの破たんなどから国内の産業はあまりふるわない状態です。外国の企業の工場誘致で何とかしのいでいると思います。結局、人件費が高いのとお客層のニーズにこたえられないのが原因だと思います。多少のことはあっても製造業はこれからの見込みはあまりないと思います。
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