プロが教えるわが家の防犯対策術!

こんにちは。今高校三年生です。

もともと医師になりたかったのですが、最近いろいろあって助けてくれる存在の有難さを知ったために精神科医になりたいと思うようになりました。
そこで質問なのですが、精神科医はカウンセリングなどを行う事はできないのでしょうか。
私の見つけた記事には、精神科医は患者さんの数が多いためにあまり長く話をすることができず、薬の処方が主な仕事と言う風に書いてありました。
しかし私は患者さんの辛い事などを聞いてその上で必要ならば薬を処方する、といった形で解決してあげたいです。
また精神科医は内科(風邪を引いた患者さんの診断など)のお仕事は出来るのでしょうか。やはり両立は無理でしょうか。

質問ばかりでごめんなさい。
よろしければご回答お願いします。

A 回答 (6件)

質問ありがとうございます。



元々お優しい性格の方が、何らかの機会で精神科医療の優しさに触れ、精神科を目指されているのかな、と推測しております。
他のみなさんと同様、少し厳しめのことを言いますがご容赦ください。

>精神科医はカウンセリングなどを行うこと

精神科専門療法、といって、精神科医が行うカウンセリングは病院の利益になるよう認められていますが、
30分のカウンセリングをするより、5分の面談で薬を6人に出したほうが儲かるので、実際には真剣にカウンセリングをやろうとする精神科医はほとんどいません。
また、医学部のカリキュラムに精神療法・カウンセリングがないので、やはり下手な人も多いですね。

「患者が多いからやりたくても無理」という現実には、「長く話しても儲からない」という側面もあります。

>内科のお仕事を両立

出来ますが・・・もしかすると、質問者様は精神科より、心療内科のほうが向かれているかもしれませんね。
精神科は統合失調症を主体とした脳の障害を持つ方までも対象にしますが、
心療内科は、ストレスが原因で身体の病気になってしまった方を主に対象にします。



今後、心理師の資格が制度化されるにつれ、医師の仕事は投薬と他のスタッフのまとめ役の側面がますます増え、
実際のカウンセリングは心理士がやるもの、という風になっていくと思います。
医学を学ぶのは教養としても良いことですし、また経済上の安定も見込めるのでおすすめしたい気持ちもありますが、
医者ではなく心理師を目指されるほうが良いのかなー、という風に思われます。
人間の内面に関する関心で医学部に進学しても、生化学なり解剖・実験の嵐で面喰ってしまうかもしれません。

心理療法やカウンセリングを、単なる気晴らしと誤解されている方も多いですが、
うつ病・不安障害などの疾患に対しては、薬と同等以上の効果を示すものも多く開発されつつありますから。


大学によっては心理系の学部で、さらに精神保健福祉士という資格取得も目指せるところもあるようなので、
どうかご検討ください。
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この回答へのお礼

詳しいご回答ありがとうございます。精神科医というものが何かまったくわかっていませんでした。
精神保健福祉士という職業は知らなかったですし、少し目指してみたいと思いました。医者でなくても心のケアを必要とする人を助ける仕事は沢山あるのですね!
ありがとうございました。
お礼が大変遅くなりまして申し訳ありませんでした。

お礼日時:2013/09/03 04:08

 私の友人の医師は精神病院で実習をした時『優しい人間は精神科には向かない。

自分の精神に異常をきたす。いつも間にか反対側に座っていることになる。』と言っていました。質問者様にも向かないように危惧します。
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この回答へのお礼

なんだか難しいような、それでいて何故か理解できるような…恐ろしいです。
私は優しくない人間なので大丈夫だと思いますが、そのお言葉しっかりと受け止めさせていただきます。少し考えを改めようと思いました。
ありがとうございました。
お礼が大変遅くなり、申し訳ございませんでした。

お礼日時:2013/09/03 04:11

医師も患者をリラックスさせたりできますが、悩みを解決したり、癒したり慰める人ではないです。



悩みを解決させるのは、法律とかたくさんの事例を知って、具体的なアドバイスが出来る人ではないでしょうか?
あるいは人生のわびさびを知ってる酒場のママとか。

精神科医と言っても、勉強ばっかしてきた青ひょうたんがチェックシートに沿って問診して、なんらかに分類して、
病んでしまった経緯を記録するだけじゃないでしょうか。

「心のケア」(あまり好きな言葉じゃないけど)というと、どっちかというと福祉系じゃないでしょうか。
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この回答へのお礼

確かに医者でなくても心のケアはできますね、それに医者の本質を誤解していました。なにか医者というものに執着していたのかもしれません。
もう一度真剣に考え直してみます。
ご回答ありがとうございました。
お礼が大変遅くなってしまい申し訳ありませんでした。

お礼日時:2013/09/03 04:03

まずは、「ブラックジャックによろしく」を読んでみよう。

ネットで無料だから。
医大生インターンの話だから、フィクションでも、今すぐあなたに絶対必要な知識です。

お書きの状況は、精神科の外来の部分でしかない。
その人達は、社会で不具合を感じながらも、学校や会社に所属できて、家族のフォローも受けられて、薬を飲めば治る人。
精神科のメインは、閉鎖病棟など社会復帰どころか、社会からはじき出された人達の、治療ではなく、保護。
その人達の多くは、薬を飲んで病気を抑えるだけで、死ぬまで回復できない。

医療の中には、がん治療や救急外来など、患者を治せないし、患者が死ぬまで解決できない仕事がたくさんあり、精神科医もそのひとつ。
だから、患者を完治できる歯科や耳鼻咽頭科などばかりを目指す人が多く、組織にそんなに同じ医師を沢山いらないので個人医が開業するのです。

詳細を知る前に、全体を知らないとね。

参考URL:http://mangaonweb.com/creatorOCCategoryDetail.do …
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この回答へのお礼

ブラックジャックによろしく、読ませていただきました。
医者というのがどれほど大変か分かりました。自分の家族も病院に関わる人間なのでよりその実態が恐ろしく感じられ、自分にはとても耐えられないかもしれないと感じました。
ありがとうございました。
お返事が大変遅くなって申し訳ありませんでした。

お礼日時:2013/09/03 03:55

長年ナースをやってます。

精神科で働いていたこともあります。

失礼ですが、精神科医の仕事をイメージだけで考えていらっしゃるのではないかと、推察します。

精神科で一番多い患者は、統合失調症の人となります。それから躁うつ病、老人性およびアルツハイマー痴呆症なども多いです。

精神科医の肝は統合失調症の人をいかに扱うか。と言うことになると思います。そして私の主観ですが、統合失調症の人にカウンセリングは効かない。というか、カウンセリングで治るようなものではない。というイメージです。この人たちの治療は、投薬をいかにバランスよく、その人にあった物を与えて、それを拒薬させずに毎日続けさせるか。周りの家族などに、投薬の管理を教え、滞りなくさせる。(本人に薬の管理は難しい)その教育が重要となります。

いかに、統合失調症の人に丁寧にカウンセリングしたところで、所詮、同じことを繰り返し繰り返し訴えるのが落ちで、病気の原因が脳の機能障害なんですから、そもそもカウンセリングが効く人たちではないと考えたほうがいいと思います。

同様に、老人性やアルツハイマー痴呆についても、カウンセリングより投薬がメインとなります。

躁うつ病についても、急性期には投薬がメインとなるでしょう。

あなたは、実際に患者と接した事はありますか? 1週間でも統合失調症の患者さんと過ごして御覧なさいな。カウンセリングが理想なんて言えなくなるでしょう。

クリニックなどを開業すれば、話をジックリ聞く様な活動も出来るかもしれませんが、逆にクリニックであるほど、採算ある経営をする必要があるので、やはり数多くの患者を流れ作業的にこなす結果になるのは、仕方ないと思います。

私個人的には、もっと大人のADHDやアダルトチルドレンなどを扱う、専門病院があってもよいような気がしますが・・・ この手のクリニックは大都市に、極少数しかなく限られますが、このジャンルであればカウンセリングも有効でしょう。
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この回答へのお礼

現場の実際の情報を教えていただきありがとうございました。
とても厳しいもののようで自分の考えを改めなければならないと感じました。
ありがとうございました。
お礼が遅くなり申し訳ありませんでした。

お礼日時:2013/09/03 03:51

やりようの問題で、両方可能です。

大学病院の歯車となれば、教授のしもべですけど、、、その道から外れて、地方の病院に根付く気持ちがあれば、カウセリングや、入院患者と、ゲームをしたり、野球、卓球、などをしたり、、、音楽が好きなら、音楽療法、、、。

あなたがやりたいことができます。ただ、大学出て、もう一つ二つの資格を得て、一人前、、、。精神科の指定医の資格まで取る必要があります。

患者を精神鑑定して、医療保護入院ができる資格です。ただの医師のままだと、

内科的薬、精神科薬、カウセリングクライ迄です。でも、本当のことをいうと、精神科医が自分でカウセリングまでして、治せるのは、100クニンイタラ、せいぜい5人程度、それも、一人と10年しっかり付き合えれば、、、と、その若くて情熱ある医師が言われていました。私は精神科看護職20年、、、。いろいろな医師に使えてきました。

医師として、人間として、尊敬できる人物に、まずは、なることでは、と思います。沢山の書物を読み、沢山変なことを経験して、人生の苦悩を、あなた自身が経験する必要があるでしょう。

要は人間的、バランスの大切さが理解できるのか、ということだと思います。精神科医は面白い世界で、なれるなら、なるべきでしょう。

ただ、若造の医師なら、大抵、週3回の外来、担当、外来の半日に、20人から、多ければ40人の客が来ます、意味わかりますか、それを、裁かなければ商売が成り立たない、多分、経営者からはその客に適当な薬を売り収益をあげなければ、給料が貰えない、
そうすると、必然的に2-3分の治療にならざるを得ない。ただ、入院させてしまえば、午後の時間とかフリーの時間に診察出来るので、あなたのやりたい付き合いができる。これをよく読んで、迫られる現実、あなたがやりたい医療、付き合いたい関係が、理解できるのでは、と思います。

世の中には頭の良い医者と悪い医者と性格の悪い人間、医者がいます。フランス文学科を卒業して、精神科医になった人もいました。
人間って、なんだ、、、これを思いながら、精神科医を目指してください。
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この回答へのお礼

自分の考えの浅はかさに悲しくなりました。やはりとても厳しい世界なのですね。
仕事として割り切らないといけない場合がほとんどだと理解しました。
精神科医になるよりも人間としてまずは成長しないといけないかもしれないと思いました。
ありがとうございました。
お礼が大変遅くなりまして申し訳ございませんでした。

お礼日時:2013/09/03 04:18

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