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こんばんは。さきほどまで映画「Eastern Promises」
監督D・クローネンバーグを見てました。レンタルDVDで。

それで、劇中曲として使われていた古いロシア(ソ連時代?)の曲が
頭にこびりついていて離れません。。
具体的に言うと

の曲です。
主人公のヴィゴ・モーテンセンが、マフィアの大幹部の人達から
入団する為の面接試験のような形で、パンツ一丁で身の上話をさせられる
シーンでした。

私の受けた印象ですと、このような曲はとても切なくて、悲しい感じがします。
(もちろん、人によってその印象は違うんでしょうけれど)

この曲のような、なんだか切なくなるような
ちょっぴりセンチメンタルになるような
ロシアの音楽を教えてもらえたらと思います。

新旧は問いませんので、よろしくお願いします!

A 回答 (3件)

「イースタンプロミス」見応えのある映画でしたね。


風呂場での格闘とかすごかった...

でロシアの音楽ですが、お国柄なのか重々しくどちらかというと暗い感じの曲がけっこうあります。

赤星赤軍合唱団というのが有名で日本でもCDが出てます。
レパートリーでよく取りあげているのが
「ワルシャワ労働歌」


「カリンカ」
https://www.youtube.com/watch?v=3PkXpCsgj5U

「ポーリュシカ=ポーレ」
https://www.youtube.com/watch?v=x2YlbiyiuMc

「カチューシャ」
https://www.youtube.com/watch?v=2SLvtP6KMUM


旧ソ時代の子供向けの作品で「チェブラーシカ」というアニメがあるのですが、そのサントラもどことなく暗めです。
「空色の客車」
https://www.youtube.com/watch?v=dzYNF9jeaSo

「チェブラーシカのテーマ 誕生日の歌」
https://www.youtube.com/watch?v=JCD2ML8LqoI

「チェブラーシカ」はロシアでは日本で言うドラえもんのような知らない人は誰も居ない、くらいの人気作品で音楽をウラジミールシャインスキーという作曲家が書いていて、この方の旧ソ時代のLPを持っているのですが、子供向けの音楽集なれど、やはり暗い感じの曲が多いです。
子供の合唱でもこんな感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=nCZrc5Q4jSg
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この回答へのお礼

映画ご覧になった事あるのですね!
お風呂場のシーンは、体をすくめて縮こまり
ながら見てました。笑

紹介していただいた曲全て聞きました。
いろいろ調べていたら、紹介していただいた
「赤星赤軍合唱団」のベスト盤(輸入盤)の
CDに、私が質問で上げた曲もちょうど入って
ました!

「チェブラーシカ」私も数年前に見ました。
あの時は特に何も感じてなかったんですが
改めて動画見返してみたら、切なさがジワジワ
押し寄せてきました・・・。
何なんでしょうね、この感覚。

でも聞いているうちにだんだん平気になって
きて、その切ない感覚が癖になってしまいそ
うです。またDVD借りて見直してみようかな。
ありがとうございました!

お礼日時:2013/05/04 15:05

Черный Ворон(黒い烏)



現代風の演奏ですが作者不詳の民謡で、ここの烏とは戦場で屍に群がる烏のことです。内容は、倒れた兵士が自分を狙って飛んでくる烏を見ながら大切な人への最期の言葉を残すということです。

原詞
http://ru.wikipedia.org/wiki/%D0%A7%D1%91%D1%80% …
英訳の一例
http://www.povn.com/tatiana/lyrics.htm


Чернобровый Черноокий(黒い眉で黒い目の)
http://www.youtube.com/watch?v=juH8AWY3aEw
邦題は「黒い瞳の」で、ジプシー民謡の「黒い瞳」と間違われることもありますが、こちらは純粋なロシア民謡です。映画 Большой Концерт からの映像で、軽快なリズムの演奏ですがロシアらしい物悲しいメロディです。


Одинокая Гармонь(淋しいアコーディオン)
http://www.youtube.com/watch?v=dd8U9ZJSzJY
ワルツですがロシア的な物悲しい旋律です。イヴ・モンタンによるフランス語の歌詞もあり(http://www.youtube.com/watch?v=sYDcpWBTpzo)なぜかタイトルが Joli mai(美しき五月)と全く別になり急にフランス的になります。
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この回答へのお礼

聞かせてもらいました!
この「黒い鳥」の英訳をざっと読みましたけど
すごいですね。
最初、兵士さんは鳥(カラス)に対して拒絶して
いるのに、途中から受け入れ始めてしまって
いるじゃないですか!
my darling ravenと言ってるあたりで完全に
兵士さん目線に引き込まれてしまいました!

「淋しいアコーディオン」も両方聞き比べて
みました。
確かに悲しい旋律を感じますね。
「美しき五月」ですか・・・映画の邦題みたいに
独自のタイトルをつけるのは日本に限った事では
なかったんですね。
イヴ・モンタンさんのダンディーな歌いっぷりで
悲しみが薄れているように感じますけど、これは
これでウットリしますね。
ありがとうございます!

お礼日時:2013/05/04 15:53

旧ソ連邦のエストニア共和国出身のアルヴォ・ペルトという作曲家がいます。


カテゴリとしては現代音楽に属しますが、グレゴリオ聖歌のような旋律を取り入れた美しいミニマルな響きが特徴的です。
しかし、通底しているのは深い悲しみを感じます。エストニアという国の歴史に翻弄された過去を思う先入観かもしれませんが、哀愁ただよう映画のシーンで使われたらきっと映える音楽だと思います。

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この回答へのお礼

早速の回答、嬉しいです!
このアルヴォ・ペルトと言う方、初めて
耳にしました。32分間聞いているうちに
だんだん音楽というよりも、エストニアという
国、人々、文化などいろいろと考えてしまい
私はこの国の人たちのこと何も知らないんだな、
という気持ちになってしまいました。。

国家的文化的背景を音楽に投影する事で
音そのものを偏見で(良かれ悪しかれ)聞いて
しまう事に抵抗があったので、あえて純粋に
悲しげなメロディーとしての
「悲しげなロシア音楽」という括りに
入れて質問してしまったんですが
そんな自分を見つめなおす曲を紹介してもらえて
光栄です!

たぶん、この音楽を私が理解する事は
「他者を理解できるか」というお題に
似ているかなあとも思います。それだけ
重いです。

でも、回答していただいて嬉しいです。
ありがとうございます!

お礼日時:2013/05/04 02:06

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