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子どもが学校の漢字のテストで 「姿」 を書いた際に、
2画目を、はねました。

帰ってきた答案を見たら、丸はついていましたが、
「2画目ははねないように」ということが書かれていました。

「にすい」の下の方、2画目は、はねないのが正しいのでしょうか。

同じく、「さんずい」の3画目もはねないのが正しいのでしょいうか。

受験の世界では評判の高い旺文社の「小学漢字1006字の正しい書き方」を見ると
各漢字が教科書体の活字で載っています。

それぞれの漢字で、「ここははねる」「はねない」「とめる」「はらう」などと
細かく書き方が説明されています。

これを見ると、「姿」の2画目、「染」の3画目は、
教科書体の活字でははねているようにも見えます。
しかし、「はねる」「はねない」は特に書かれていません。

また、3年次で習う、「次」の字を見ると、
教科書体の活字でははねていますが
2画目については「はねる」「はねない」は特に書かれていません。

「にすい」の2画目、「さんずい」の3画目は
「はねる」「はねない」のどちらが正しいのでしょうか。

A 回答 (6件)

回答者の方々が、それぞれ妥当な発言をされているのにかかわらず、質問者が納得されていないように見えます。

実は問題は、「はねる」という用語を学校の先生も質問者も違った意味に取っていらしゃる所にあるようです。その点は、No.5の方が指摘されているように「はね」ではなく、「入り」であって、「∨」や漢文の返り点に似た格好に書かれたものと思われます。これもNo.2の方がおっしゃったとおりです。

 こうしてみると、カタカナの「ン」を書くときのように素直に第二画を左下から右上に書いた方がいいでしょう。「∨」形に書く「書き癖」は直した方が良いのではないでしょうか。

 しかし、No.1・No.2の方もおっしゃるように「常用漢字表」には但し書き(様)の付記があり、「フォント」の真似をする必要はないという意味のことが書かれています。添付した画像は左から「MS明朝」「MSゴシック」「AR教科書体」「AR楷書体」(青色は間違って付いたもので関係ありません)です。普通に使われる明朝体が一番紛らわしく、「しんにょう」などは書くものと全く違っています。ここでも問題の画が「∨」形に見えますね。 
「漢字「姿」の2画目ははねますか?」の回答画像6
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってしまい
大変すみませんでした。

具体的な画像もご呈示いただきまして
大変参考になりました。

子どもには
「はね」ではなく「入り」で書くように
助言してみようと思います。

ありがとうございました。

お礼日時:2013/05/28 20:50

 一つ補足します。

「教科書体」とありますが、これは「書体」ではありません。あくまでも「活字のデザイン」のひとつです。
 小中学校の国語教育で扱う「書体」は「楷書」「行書」「草書」の三つであって、印刷物で使用されている「教科書明朝」や「石井明朝」「等幅明朝」「MS明朝」「リュウミン」「太ミン」「細ミン」「中ミン」「見出し明朝」などは全てフォントの種類です。
 そして質問者様が仰る「にすいの二画目」「さんずいの三画目」の「はね」ですが、これは「はね」とは呼びません。「筆の入り」のことです。「撥ね」というのは、たとえば「木」という文字の二画目にあるタテボウの下端部が「撥ねている場合」などを指します。
 この下端部が撥ねている「木」も実際の印刷物で使われている場合もあります。手書きの筆文字で使われているケースもあります。これが「楷書」で書かれている場合、だれが読んでも「木」と読むことができて誤読する可能性はまずないからです。これが「行書」になって、しかも「木篇」だったならば、下端部は撥ねることになります。撥ねることによって、それが行書の「木篇」であることを逆に根拠として裏付ける形になります。それが「筆順と筆の動き」が示す字形の意味でもある。
 学校で教える「漢字」は明朝体と呼ばれる「書体」を使って「楷書」「行書」「草書」などの形(様式)で書くことを課題とします。これに対し「フォント」は印刷物の読みやすさを念頭に置いて造られたデザインです。この両者の意味の違いを知っているならば、このご質問の前提に誤解があると考えられます。
 因みに、王義之が書いた行書と空海が書いた行書でも「違う書き方」はなされています。筆の運び方と文字のバランスが評価の対象であり、何れが正しいかなどはさしたる問題ではありません。「正しい」との文言があったなら、先ずは疑って掛かることをお勧めします。
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この回答へのお礼

重ねてのご回答、ありがとうございます。

大変参考になりました。

お礼日時:2013/05/28 20:48

お子さんがどのような字を書いたのか分かりませんが、“にすい”の2画目の“はね”が極端に見えたのでは?



“にすい”の2画目、“さんずい”の3画目を、「V」のように極端に“はねる”形で書く人がいます。
そういう形に近かったのだとしたら、“くせ字”と見做して先生が注意を促したのもうなずけるような気がします。

字のパーツに過不足がなくても、ちょっとした“くせ”のある字は、入試などでは×が付く可能性があります。
担任の先生と生徒という関係であるならば、「このくらいは許容範囲かな」と思えても、全く外部の先生がその“くせ”を「許容範囲」と認めてくれるかどうかは分かりません。
将来的に不都合が出ないように……というお考えだったのでは。

先の回答にもあるように、ある程度は許容範囲なのですが、最近の学校では「きちんと教えなかったせいで、重要な試験で×をもらってしまった」と文句を言われないように、「教科書体の通りに!」と神経質なまでに教えているという話を聞いたことがあります。

そのような極端な字でなかったのならすみません。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってしまいすみませんでした。
ご回答ありがとうございました。

よく見ると、子ども書いた文字は
はねの部分が大きいようです。
その点についての
先生の指摘だったのかもしれません。
漢字の採点のかなり厳しい先生ですので
ありがたく思ってはおります。

大変参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2013/05/28 20:47

 こんばんは、夜分遅くに失礼します。


ご質問の趣旨は「漢字」の「テン・トメ・ハライ」に正解はあるのか、との疑問であろうと存じます。
 結論からすれば「正しい」解答はない、との話になります。但し、誤解なさらないでいただきたいのは「止めるべき所はキチンと止める」「出るべき所はチャンと出す」との基本的な部分です。もしこの基本ルールがなかったなら、全く別の文字に見えてしまう可能性もあるからです。
 そうしたテストで大切なことは「楷書で」との指定があった場合には、きちんとした楷書で書くことが求められます。崩し字は採点の対象とはなりません。なぜなら出題文に「楷書で書きなさい」と態々「指定条件が与えられているから」です。
 そして同時に大切な要素は「筆順」です。筆やペンの運び方がおかしいと文字のバランスが崩れ、偏と旁によって構成されている「文字の持つ意味」を理解できていないことと同じ扱いになります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
お礼が遅れてしまい申し訳ありませんでした。

>結論からすれば「正しい」解答はない

という旨、理解しました。

書き方には「幅」があるというか
想像しているよりも「柔軟」なことを
理解しました。

ありがとうございます。

お礼日時:2013/05/28 20:45

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BC%A2%E5%AD%97# …
の[筆順や字形]の項に下記のような貴方にとって(多分)興味深い記事があります。

「はね」や「止め」または線の長短など字形も良し悪しは無く、1949年(昭和24年)4月に当用漢字字体表が公布された際、国語審議会は注意事項として「本表の字体は活字用であり、筆写を拘束しない」と記している。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってしまい
大変申し訳ありませんでした。

教科書体の「活字」(フォント?)を
もとに考えてしまうので
その活字に影響されてしまうのですが、
回答者様の解説で「拘束しない」という見解が
あることを知りました。

ありがとうございました。

お礼日時:2013/05/28 20:43

「姿」 という文字の2画目というと、「次」 という文字の2画目のことですね。

「はねない」 のであれば、1画目と同じように、同じ方向に左上から右下に引っ張るだけということになります。普通の活字では見かけない字体になると思いますが、見れば書いた人の 癖 なのだろうと思う程度で、間違っていると思う人はいないと思います。しかし、「はねる」 ように書かれたものの方が、はるかに多く見受けられます。

一般には 「はねる」 場合が多いのに、「はねない」 のがいいとする論拠は何なのか、その教師に聞いてみたいところです。

平成22年の内閣告示第二号の 「常用漢字表」 に 「字体の相違」 についての言及があります。それらは 「デザインの相違」 に過ぎないものだと断じています。「つまり、それらの相違は、字体の上からは全く問題にする必要のないものである」 とあり、また 「デザイン差」 について 「筆写の楷書字形において見ることができる字形の異なり」 と捉えることができる、とあります。ここからは、細かい字形の違いにとらわれなくてもいいのだ、という趣旨が読み取れるように思います。

漢字の字形の細部について、「どちらが正しいのか」 と問うこともナンセンスということになります。学校では 「基準」 の1つを示すことはあっても、それ以外が 「正しくない」 とするのは、誤った指導ということになります。

驚くべきは、たとえば 「女」 という文字など、私は ノ の部分と最後の 一 が交わる部分は、突き抜けないものと思っていましたが、上記内閣告示に示された例では、突き抜けたのも示されていることです。活字では見たことのない字形ですが、手書きする文字の場合にはそれも認められるのだとされているのです。

それはそれとして、「姿」 という文字の2画目を、左上から右下に下ろしたままで 「はねない」 とは、かなりユニークな書き方であるという気がします。そういう書き方をする人がいても惡いことはないにせよ、それが 「正しい」 書き方であるかのごとく指導するのは問題だと思います。

参考URL:http://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/kokujikunr …
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この回答へのお礼

詳しくお教えいただきありがとうございます。
お礼が大変遅くなり、本当にすみませんでした。

大変参考になりました。

>学校では 「基準」 の1つを示すことはあっても、
>それ以外が 「正しくない」 とするのは、
>誤った指導ということになります。

さんずいの「はね」は
どちらでも構わないと理解いたしました。

本当に参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2013/05/28 20:39

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