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メルギブソン主演の映画「ブレイブハート」で、ウォレス(メルギブソン)が処刑台にあがったシーンで質問です。

見物人の中にいる一人の幼子と目が合ったウォレスは、死刑執行人の言葉をよそに、しばらく見つめあいますよね。
首になわをかけられるウォレスを見て、幼子は少し微笑みます。
ウォレスはちょっと首をかしげるようなそぶりで見つめかえします。

このシーンの意味がわかりかねるので教えてください。

初見では、幼子までがウォレスの処刑にワクテカしててこわ~と思いましたが、何度も見るうちに、そうではないようにも思えます。

見るたびにこのシーンでひっかかるので、お分かりになる方、よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

ブレイブハートは私も好きな作品です。


あくまで私なりの当時の公開処刑の研究と、独断での解釈になりますが…
あの子供は、善と悪の世界に入る前の、純粋さの象徴ではないかと思っています。ウォレスは必死で戦ってきて、敗北した。そして公開処刑の中でも最高に過酷である刑に処された。
当時の公開処刑の中でも、首吊り3回から始まり、腸を抜き、斬首となるのは一番過酷な部類です。さすがに回数が少ないので、見物人は多かったようですが。
そんな刑の執行中、善悪の彼岸にいる純粋たるものが微笑みかけた。ウォレスの中にあった、俺はこれでよいのか、よかったのか、という自分への疑問への答えのように、幼子は微笑みます。そしてウォレスは最愛の恋人の幻影を群衆の中に見つけます。これでよかったんだ、俺はやれるだけやった、と、幼子の微笑みと、恋人の幻影のおかげでウォレスは満足して斬首されるわけです。
私の解釈はこんな感じです。
もしかしたらもっと単純に、処刑の恐ろしさを知らない幼子の純粋さと、恐ろしいものを見せてしまっているウォレスの戸惑いだけかもしれませんけどね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

幼子は純粋さの象徴・・・納得しました。

これから行われる残酷な行為を期待して興奮が高まる周りをよそに、二人の間にはとても静謐な空気が流れていました。

正しいと思った自分の道を生きたウォレスに悔いはなく、直前の恐怖は消え、おだやかに死を迎える気持ちになったのでしょう。その純粋さが幼子と共鳴したということかもしれませんね。

お礼日時:2013/05/11 13:19

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