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転院しました。歯がしみるので転院しました。
再度歯を削ったり薬塗ったり治療しましたが
痛みが出てきました。

現在は仮詰めです。
治療した箇所が原因ならば、普通は痛み、しみは
引くものなのでしょうか?

実はどの歯がしみてるのか、私も分かりませんし
先生に診てもらっても分かりません。
先日は恐らくこの歯だろう、という事で治療しました。

もう神経を抜くしかないのでしょうか?
似たような経験をお持ちの方、もしくは医療従事者の方
アドバイスを頂ければと思います。

宜しくお願い致します。

A 回答 (2件)

痛むのと沁みるのでは状況が異なりますけど、治療をした後でも痛むにも原因はあります。


とりあえず「実は露髄していた」以外で説明します。

歯髄の炎症の経過は次のようになります。
第一段階(知覚過敏)冷たい物や風が触れた場合にだけ痛みを発します。コレは単に刺激が神経に伝わっている状況です。

第二段階(歯髄充血)長期或いは繰り返しの刺激で血管が膨張し、神経を圧迫している状況。やや血行不良が始まっていますが自発痛は余りありません。軽い場合は消炎剤で回復します。

第三段階(歯髄炎初期)歯の中の栄養は根の先のピンホールから出入りしている血管で賄われています。硬い歯の中で血管が膨張するという事は自分の首を絞めているようなもので、血行不良を起こします。すると神経は血行不良を知らせるべく痛みを出します。
初期ではまだ回復する可能性があります。

第四段階(歯髄炎後期)血行は著しく阻害され、栄養がまわらずに歯髄は死に至ろうとします。激しい痛みに襲われます。またこの段階では炎症が歯を支える組織にもおよび、物を噛むたびに激痛が起きます。
この時期では痛み止めも消炎剤も効きませんし、麻酔も効かないどころか逆に痛みを酷くする事があります。治療もできない最悪の段階です。

第五段階(歯髄死)歯髄は死んでしまいます。神経の機能がなくなるので痛みは消えます。
第四段階で転医を繰り返した患者がたまたま行った歯医者で第五段階にはいると瞬時に痛みが消えるので、その歯医者を名医だと勘違いするのがこの段階です。

この後感染しなければ歯髄はミイラ化して無症状で経過しますが、感染を起こすと感染性歯根膜炎となります。

初期段階では刺激が加わらないようにして保護し、一定期間安静にさせます。保険診療でもどの程度の治療かによって、治療の効果があったか否かの判断の為に概ねの期間が求められます。それは自発痛がなければ最低でも一週間、場合によっては1ヶ月とか半年という場合もあります。

痛みがある場合、穴の深さによっても対応は変わりますが、まずは投薬、消炎剤で様子を見ます。
歯髄に対するストレスは血管が膨張し血行不良を引き起こしているので消炎剤で強制的に血管を収縮させ、決行を復活させるのが目的です。

この起伏できる時期を逸してしまうと回復は困難になっていきます。
一見痛みが消えたとしても、途中を飛ばして歯髄死に至る場合も良くあります。
我が家では一時期流行った3mix等治療後に痛みを出して来院した患者さんの多くが歯髄死から感染したものでした。早期の受診ではミイラ化した歯髄が出てくるので判ります。

治療はどの段階化によって異なり、不明の場合はまず回復するための処置を行い、ダメならば抜髄するということになります。


長期間痛みが続くとどの歯が痛いのか判らなくなります。これは各歯の神経が一つの束になって脳に通じているためです。酷くなると上下も判らなくなります。
この場合の判別法はいろいろありますけど、問診で数歯に絞って、冷温痛だけなら他の歯を覆って冷風を当てる方法、或いは一歯ずつ麻酔して確認する方法があります。ただし麻酔法では歯根膜麻酔をマスターしていなければ判別困難な場合もあります。

また炎症が外部にまで及んでいると、麻酔によって逆に痛みが増すこともあるので注意が必要なんです。

かなり長期にわたって痛みがあり、しかも更に削っているのであれば、抜髄した方が可能性としては良いかもしれませんね。
医院で薬を出してもらえない場合、市販約では消炎効果のあるロキソニンの方がいいかもしれません。バファリンなどは鎮痛作用がメインなので効かない場合もあります。でも飲みすぎると効きにくくなるので余り飲まないように、数時間は開けてください。
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この回答へのお礼

有難うございます。
今日再度歯医者へ行きます。
また機会がありましたら
宜しくお願い致します。

お礼日時:2013/05/15 13:10

>実はどの歯がしみてるのか、私も分かりませんし


>先生に診てもらっても分かりません。
>先日は恐らくこの歯だろう、という事で治療しました。
永久歯は何本もあります。でも、各歯にはそれぞれの役割を持っています。

異常の原因になる歯を見つけるのが、治療のスタートになるのではないでしょうか?
この大義を無視した治療はあり得ないでしょう。

神経を抜く前に、十分検討されたほうが良いと思います。
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この回答へのお礼

>>異常の原因になる歯を見つけるのが、治療のスタートになるのではないでしょうか?
この大義を無視した治療はあり得ないでしょう。

前病院では、治療してもしみるのであれば、神経を抜くしかないと言われました。
それが嫌で転院したのですが・・・。
最初に症状がある歯を探すのに、風を当てたりしますよね?
それではしみないのです。
自分でもどの歯が悪いのか分からないので、困ってます。

神経を抜くのは最終手段としたいと思いました。
有難うございました。

お礼日時:2013/05/11 13:52

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