プロが教えるわが家の防犯対策術!

原子は酸素ならOの1個分(1molは約6×10の23乗個というのは原子の個数のこと)で、

単体は酸素・炭素・金・銅などのことで(オゾン・ダイヤモンドなどの同素体も?)

元素は化合物を形成している元の物質(H2Oの場合水素と酸素)の名前のこと(無機でも有機でも?)
でしょうか?
元素はH2Oの場合HとOという原子を指すのか水素と酸素という単体のことを指すのかどちらでしょうか?(オゾンなどは指しませんよね?)

A 回答 (3件)

化学の教科書の最初をしっかり読む事です。


 物質、元素、原子は化学を学ぶ上で最も重要な基本概念ですから、どの教科書を見ても、懇切丁寧に説明してあるはずです。
[物質]
 化学では質量・体積をもつもの
[純物質]
 その物質のどの部分を取り出しても(物理的手法で分離する)、物理的・化学的性質が同じ。
[混合物]
 物理的手法で異なる性質を持つものに分離できるもの

(化学)物質
 その物質を構成するより基本的な粒子(元素)から構成されている。
[単体]
 たった一種類の元素から成り立っているもの
  ★同素体
[化合物]
 異なる種類の元素で構成されているもの
  ★異性体

[元素]
 化学的性質の

[原子]
 元素の実体であり、原子は原子核と電子で出来ている。
 元素には、同じ原子番号(陽子数)をもつ複数の種類の原子がある★同位体

>原子は酸素ならOの1個分
 こう言い切ることはできません。原子・物質・元素という用語は、その前後の文脈で何を示すかが変わるからです。
 「酸素の原子は・・・」と言う場合、「酸素(元素)の原子は・・」と続いている場合は原子について述べています。この時点で一個ですが、「酸素原子は、8個の陽子と8~10個のの中性子で・・」の場合はOの一個分というのはおかしくなりますね。

>(1molは約6×10の23乗個というのは原子の個数のこと)
 これは、よく間違う間違いです。
 1molはぶ物質量の単位です。 = 1kgは質量の単位です。
 「molは、0.012キログラムの炭素12の中に存在する原子の数と等しい構成要素を含む系の物質量である。」
 「1キログラムは、「国際キログラム原器の質量」」

 1molが何個かを数えてみたら約6.023×10²³個であるというだけで、逆(6.023×10²³個を1molとしたわけではありません)・・逆ですから、間違いですよ。

>単体は酸素・炭素・金・銅などのことで(オゾン・ダイヤモンドなどの同素体も?)
 単体は、たった一種類の元素で出来ている【物質】のことです。
 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
「酸素・炭素・金・銅など」と言う場合は、元素であったり物質であったりします。
・空気には約20%の酸素が含まれている。
  この場合の酸素は、酸素(分子)という物質を示しています。
  空気(混合物/物質)には約20%の酸素(分子/純物質/物質)が含まれている。
 となります。

>元素はH2Oの場合HとOという原子を指すのか水素と酸素という単体のことを指すのかどちらでしょうか?(オゾンなどは指しませんよね?)
 水(という純物質/物質)は、水素(元素)と酸素(元素)でできています。この場合、原子でも単体のいずれも間違いです。
[例]
・水は酸素と水素でできています。
 水:物質
 酸素:元素
 水素:元素
・水を電気分解すると酸素と水素が取り出せる。
 水:純物質/物質
 酸素:単体/純物質/物質
 水素:単体/純物質/物質
・水は水素と酸素の間に強いクーロン力が働く
 水:分子/化合物/物質
 水素:原子
 酸素:原子

 以上の区別が出来るようになりましょう。説明で
単体/純物質/物質 と書いているものは 物質の中の純物質の中の単体と言う意味で書いています。

 もう一度、教科書をじっくり読み直して、その前後の文脈から、それぞれの名前が「物質」なのか「元素」なのか「単体」なのか「原子」を言っているのかを瞬時に見抜けるようになりましょう。
    • good
    • 0

原子とか単体というのはそれぞれ具体的な物質を意味します。

その辺りの解釈はあなたの理解でよろしいでしょう。
それに対して元素というのはある意味抽象的なものであり、原子が1個、2個と数えられるのに対して、元素はそのようには数えられません。数える場合には1種類、2種類という数え方になります。
用例をあげた方がわかりやすいでしょうから、以下に示します。たとえば、H2Oは2種類の元素からできており、1分子に含まれる水素原子は2個で、酸素原子は1個であるということになります。
また、単体というのは1種類の元素からできているものであり、化合物は複数の元素からできているものである。単体であるオゾンは3個の酸素原子からできている。
    • good
    • 0

理解一歩手前ってところですかねえ



この疑問は多数の人が通った道です。
ですから、そういうときのために、この教えてgoo(などOKWAVEの提携サイト)では、
過去の質問を検索することができるようになっています。
「原子」「元素」の2つをキーワードに検索すればかなりの数ヒットしますのでご活用ください。

ただ、もちろん中には誤解に基づく回答が良回答に選ばれているものもあるかも知れませんし、
それだけで完璧な理解ができるとも限りません。ここに回答補足を付けておきますが、
さらに疑問点があった場合、過去の質問のやりとりも含めてご覧になったうえで、
要点を絞って補足いただければと思います。

・原子 物質を構成する粒子(つぶ)
・元素 原子の種類
・単体 同一の元素だけでできた物質(実際に存在して、物質としての性質をもつもの)

この基本が理解いただければ、3つ(+2つ)の質問のこたえも見えてくるかと思います。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!