プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

初代セルシオと1989年の初代レクサスLS400、初代ウインダムと1989年の初代レクサスES300はマークが違うだけで性能は一緒だったんでしょうか?(当時セルシオにレクサスのLマーク、アルテッツァにレクサスのLマーク、アリストにレクサスのLマークをつけかえてました。アルテッツァとISも初代は性能は同じだったんでしょうか?だとするとアメリカでは以前レクサスES、ISを変えていた人はいきなり日本にレクサスブランドが浸透した今、以前アメリカでレクサスISやES(日本でアルテッツァ、ウインダム)を変えていた人は急に値段があがって買えなくなったんでしょうか?例として1998年アルテッツァは210万~でも2007年にはトヨタのアルテッツァに変わり、レクサスISの390万~になってます。アメリカでも同時期にIS等々値段は跳ね上がったんでしょうか?

A 回答 (5件)

その通りです。

経緯をいいますと、それまで大量生産と薄利多売により、品質が良くてとにかく安いというのが日本車のセールスポイントで、さらに言えば、車に詳しい人が全体の2割いて8割は車にそれほど詳しくない人がいて、特にトヨタはその8割をターゲットにしてきたのですが、日本市場で長年販売台数トップを誇っていたカローラに並んでクラウンが上位にくるようになり、トヨタ首脳は1台作る経費はそれほど変わらないのに、売上も利益も倍になる方が美味しいと気づきました。またその前に日産が出したシーマが大ヒットし、それまでクラウンがオーナーカーとしては最上級だったのを、シーマに対抗する車種をクラウンの上に作らざるを得なくなり、メルセデスのSクラスを真似して出したセルシオが売れた訳です。そこで当時日本メーカーがメイン市場と位置付けていた北米では、特に富裕層にメルセデスやBMWが人気が高いことに目をつけ、既に日産はインフィニティ、ホンダはアキュラというプレミアムブランドを立ち上げて、利幅が取れる車を売っていたところにトヨタもレクサスブランドで参入した訳です。当初は独自車種がなく、試しに日本で人気が出たセルシオとソアラ、その後アリストやウインダムをレクサス車として名前を変えて売り出したのですが、話題づくりということで、それまでアメリカのディーラーではどこもしていなかった至れり尽くせりの接客方法を取り、富裕層のプライドをさらに煽て上げることに成功しました。その後全世界でもいけるだろうと欧州でも展開したのですが、いかんせん見た目は一見豪華で、直線なら150キロまではそこそこ速くても、それ以上の高速域やコーナリング性能がドイツ2大ブランドには遠く及ばず、実質大失敗してしまい、それならと日本に逆輸入しようとしたのですが、レクサスとして利幅を取って儲けようという戦略はメルセデスやBMWと同等の価格設定だったので、日本で既に売っていた本質的に同じ車では駄目で、専用車種の開発が求められました。そこで特に足回りで目標としたBMWを何台も買ってテストしたり分解したりして、徹底的に研究してトヨタが出した結果が今のレクサス専用車種になっているわけです。もちろんまったく同じ内容では消費者は納得しないので、溶接箇所を増やしてボディ剛性を高めたり、隙間を小さくしたり、少し良い材料を使ったりして差別化を図っているのですが、実際は価格差ほどコストに差はありません。つまり利幅をたくさん乗せているわけです。またメーカーの製造ラインも急に増設できないですし、ウインダムやアルテッツァやアリストのモデルチェンジに合わせて、レクサス車に変えていったのでしょう。
もちろん先発だった日産もホンダも日本市場にインフィニティやアキュラを持ってこようとしていたのですが、レクサスの成否を様子見していた2社は、トヨタほど余力がないのでレクサスの経営的な大失敗を観て中止しました。
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基本的にモノは一緒でしたが


装備はかなり劣りました。

LS400はセルシオで言う所の
A仕様程度でした。

日本ではC仕様ばかり売れましたね。

Aは実売台数がほぼゼロだと思います。
後に
Bユーロは売れましたが、レクサスはそれらよりも遥かに劣る車でした。
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US仕様つまりLEXUSと同じ外観の日本仕様でも使用している部品が違う所も多くありました。


例えばLSを逆輸入した場合壊れたらトヨタに行ってセルシオの部品をポン付け出来ないと言った事例もありました。
良くマークだけ交換しただけだろとか言ってる人が居ますが知らないのに知ったかしてるだけです。
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こんにちは。


トヨタが「うん」とは言わないでしょうが、本質的にはそれに近いと思います。

一つの考えですが、1989年頃の日本車の出来の水準は、世界最高品質と開発力の能力に達したと考える見方があります。ジャパニーズカーのドッグイヤーですよね。だったらTマークで売るより実質はもっと高級品だから、高く売っても間違いではないという現場判断。それは外地では逸脱ではないと、解釈してもよいのかもしれません。

さて、トヨタは日本経済が再編して古い企業が次々退陣する中で、2005年から2008年頃に快進撃を続け、日本企業初の純利2兆円企業、世界最大の自動車メーカーに到達します。リーマンショックの直前のことです。
前の社長の時代に、日本でもレクサスブランドで売れると判断して、チャンネル作りに踏み切りました。コンシェルジュだの、お持てなしのコンセプトとかで販売網を作り、昨日までアルテッッアやウインダム、アリスト、ソアラといった名前だった、国内向け高級車を次々レクサス何型に変えて行きました。フラグシップのセルシオの名前まで改名させて。

これは今でも突飛だったと思います。果たして自動車好きが納得するのだろうか。
単に何も考えずに、ブランド指名でベンツとかBMW買っている自動車音痴のお金持ちに
「日本にもよく似たものがありますよ」と、並べて見せただけではないのかと。
発足したのは小泉時代の2005年だったから、逆風も少なかったと思いますが、企業の利潤追求法としては間違っていなかったが、フェラーリとかマセラティをフィアットが吸収して儲かる体質に鍛え直すのとは違います。
北米で値段がどう推移したかは、出して来る資料が見つからないのですが、もともと北米市場ではカムリのヒットが有り、強気であったと思います。

いま、レクサスを買う人には、それぞれの価値観で判断されたら良い。自動車はバリューフォーマネーだから、「良い買い物をした」と得心されているならそれで良いのです。
ただ、アルテッッアとアリスト、ウインダムはそれぞれファンがついており、性格も違って判りやすかったのに、その後完全に旧セルシオの陰に埋没しました。あの3車を好きだった方には、気の毒なことであったなと思うのですが、ウインダムなどはフェードアウトでした。

今後も継続できる間はレクサス店は続くでしょうが、元々歴史性とは無縁の店舗が「ブランド」と言えるのか、ブランドとブランド力は違います。それを国際競争力みたいに評価するのは、私は如何なものかと思っています。それでは失礼致します。
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日本ではトヨタの高級ブランドがレクサスブランドとなり、トヨタブランドと区別されていますよ。


車自体も、性能は知りませんが装備は高級?なものを使っていますし、販売店も庶民は相手にしませんよ!的な感じです。(サービスも見直されている様です)

海外でのレクサスも大衆車のトヨタブランドではBMWやベンツに対抗できなかったので立ち上げた高級ブランドです。

整理すると、大衆車のトヨタブランド。高級車のレクサスブランドって事になります。

最近はレクサス専用シャーシが開発されたようですが、それまでは大衆車のシャーシを使いまわして高級車っぽくしていましたね。それでは欧州車に太刀打ちできない事がようやく解って専用シャーシを開発したって事でしょうかね。
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