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落合博満、王貞治、野村克也、川上哲治、
と常勝軍団を作ったスラッガーたちですが、


たいていのスラッガーが名監督になれるのですが、
なれない人もいます。

この違いはなんなのでしょうか?


スラッガー
田淵、掛布、長嶋、山本浩二
などは名監督になれませんでしたね。

この違いはなんなのでしょうか?


頭が悪いということでしょうか?

A 回答 (6件)

打者に必要な資質と監督に必要な資質は違います。



監督に最も必要なのはカリスマ性です。特にプロ野球選手ともなると自らの卓越した能力で、野球というスポーツをこなしてしまうのですから、その選手達を従わせていくにはカリスマ性が必要です。
そしてその従わせるのに助けになるのは具体的な野球理論や兄貴肌、親分肌と称される面倒見の良さ、こだわりの強さ、決断力、切り替えの早さ、などがあります。

良い監督はたくさん備え、そうでない監督はあまり備えていない、という事です。
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あくまでも対外的には名監督扱い、といえばいいでしょうか。



前の回答者の答えにも有りましたが、質問者が上げた王・落合・野村・川上4者については、外からの評価が高い一方で球団からの評価はほぼ皆無といっていいと思います。

王さんなんて球団の評価を受けたのはそれこそダイエーで初優勝を遂げた年以降です。巨人助監督のトロイカ体制・監督時代から、実はあまり巨人内部での評価は高くありません。もちろん、世界の王です、そんなことを表に出すことはなかったのですが、所詮巨頭並び立たずです。常に「次は長嶋」とプレッシャーを掛けられ続けた王さんにとっては、巨人指導者時代は正直あまり思い出したくない時代かもしれませんね。
(同じ悲哀は故藤田元司氏や原第1次・第2次の隙間に入った堀内恒夫氏も感じていたでしょうが、藤田氏は見事に役目を果たし、堀内氏は巨人唯一の負け越し監督の汚名を被る結果になりました)

この辺りは川上哲治氏も同様で、自らが事実上クーデターで水原茂監督を退任に追い込んで監督に収まりましたが、今度は「負けたら次は長嶋だよ。」の声。良くも悪くも巨人はあくまで長嶋の球団なのです。

落合・野村両氏に限れば、野球好きなら皆さん知っていると思います。落合氏が中日球団に評価されていないのは分かっていますが、野村氏にいたっては南海・ヤクルト・阪神・楽天と1度たりとも球団から高評価を受けたことがありません。しまいにはヤクルトでの常勝時代でさえ「あの戦力なら誰が監督でも勝てる。」と言われる始末。戦力のコマだけで優劣が決まれば、こんな楽なスポーツはないのですがね。

一方、後半に出た中で監督経験のある田淵・長嶋・山本浩二3氏に限れば、成績はパッとしなくても球団からの評価は概ね良好。長嶋氏は前述の通り。田淵氏についてもダイエー監督時代ははっきり言ってボロカスでしたが、球団はあくまでも田淵体制で優勝狙いでした。もっとも、寝業師こと故根本陸夫氏が王氏と接触出来た(本来接触できる両名ではなかったはず)ことで、やむを得ず監督の椅子を明け渡しただけ。

山本浩二氏については、今年のWBCでも分かる通り、まず攻めの采配はしません。攻めの采配はコーチ任せ、自分は抑えに徹しているような風情です。はっきり言って広島カープには「合うわけがない」采配です。それでも、ただでさえ優勝経験が少ないカープ(というか広島カープで優勝といえば古葉竹識氏のイメージは依然拭えず)で仮にもリーグ優勝を達成している数少ない監督です(逆に言えば就任時はまったく期待されず、所詮古葉から山本浩二までのつなぎ扱いだった阿南準郎氏がいきなり就任1年目で優勝を達成しているため、地元でも非常に評価が高い)。優勝監督は貴重です(広島に限れば3人)。古葉氏が野に下り、あわよくば再度の登板をと球団・ファンに願われている山本浩二氏は、少なくとも内部的には名監督です。
※皮肉込ですが。阿南氏は3期の監督でしたが、古葉氏を除けば唯一の「広島で勝ち越した監督」です。評価が高いのもうなずけます。今のカープで勝ち越すことがいかに難易度が高いか、この20年を見れば分かりますよね?

頭の良さは、関係ないでしょうね。近代野球で監督のオツムの良し悪しで試合やシーズンが動くほど、単純な球団はありませんし。仮に監督の頭脳が大いに重要であるなら、野球しかしてない引退選手が老いて監督就任、そんな流れにはならないでしょう。経験は必要ですが、経験は知識や知能ではなく、あくまでも記憶です。記憶の引き出しの多い少ないは影響するでしょうが、頭の良い悪いでは…知的な監督で高評価な人なんて、見たことありませんし。そもそもトップが一番頭が良かったら、コーチも選手も逆にやる気を無くすかもしれませんね。今の時代記憶は必要ですが、頭ごなしは良くない。変な表現ですが、

「神輿は軽くてパーがいい。」

いかに選手らに侮られつつもいざというときの決断と判断力が見せられるか、多分質問者の出した前後8氏の差は、ここにあるのではと思います。後者の後ろから2番めのチョ~さんのように、目の前の状況のみでよく言えば臨機応変、悪く言えば場当たり的采配でも日本一になれてしまう監督もいるくらいですから。

(掛布氏は…おそらく阪神で監督は無理でしょう。正直岡田彰布氏が監督になれたことさえ不可思議極まりなかったのですが、掛布氏は岡田氏に輪をかけて「黒すぎる」。不祥事以外持ち込まないでしょうし、人気があっても監督を”させてはいけない”人材もいるということでしょうか。逆に考えれば掛布が阪神監督になるということは、明らかに阪神内部の非常事態だということ)
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傍から見ている素人の評価とは逆に、名監督は、内部的には名監督にあらず。

名監督とは言われない人の中に真の名監督はいる。結局のところ、自分の手柄になるように行動する人、結果的に自分が名監督という評価を受けてしまうことになる監督が、真の名監督であるわけが無い。名監督とは、決して評価されること無く、黙々と選手のことのみを考えて愚直に行動する。評価をされた時点で監督失格。監督としては恥ずべきこと。何もしていないように見せてこそ名監督。

そういうことは、たとえば、「危なかった。ギリギリのところを良く捕ってくれた」と投手に思わせる野手と同様、そういう捕り方の野手は下手糞というのは常識。本当に上手い野手は、難しい打球を、いとも簡単に処理して平気な顔をしている。そして、そのプレーをファインプレーには見せない。平凡な当りを、普通に、誰でも出来ることのように処理したように見せる。
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「たいていのスラッガーが名監督になれる」という前提は、かなり疑問です。


単に「選手としての才能と監督としての才能は無関係」と考えればいいのでは。

田淵とか長嶋とか例示されると「感覚型の天才は監督に向かない」のかも、と思いたくなりますね。
落合博満も「田淵さんや江夏さんは天才過ぎて(あんまり)練習しなかった。返す返すも惜しい。
練習しなくても(国内では)結果が出たんだから、彼らを責められないが」とか書いてました
(彼らの全盛期にメジャー挑戦という選択肢がポピュラーだったら、彼らは
もっともっと凄くなったんじゃないか、私はそれを見たかった、というような分脈で)。
テニスで言うとマッケンローとかも天才過ぎて、指導者には向かなそうな気がします。

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イギリスのスポーツ経済学者ステファン・シマンスキーは1995年、イングランドのクラブ監督209人の成績を1974~1994年にわたって分析し、次のように書いている。
「私はそれぞれの監督のキャリアを調べた。まず、選手時代の成績(出場試合数、得点数、ポジション、国際試合の出場数、プレイしたクラブ数など)を分析し、次に監督としての成績(指揮を執った期間・年齢、在籍したクラブ数など)を調べた。すると選手時代の成績は、監督としての成績とはほとんど関係がないことがわかった」
http://sportiva.shueisha.co.jp/clm/wfootball/201 …
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だそうですよ。
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落合、野村は自己プロモーションがうまいですね。


監督としての戦績以上に自分の手腕を上手にアピールしています。
一見、日陰者の風情があるので「あいつの監督ぶりを理解できるオレカッケー」みたいなバカや間抜けが大量に釣れたのです。

王は巨人の監督時代はさんざんな言われようをしていたりするのですが質問者様はご存知ないんですね。
チームが勝てなくてどんどん人相が凶悪になっていく王を見ているのはなかなか辛かったですよ。

掛布は監督をやっていませんから名監督になりようがありません。それくらいのことは知っていてもらいたいところです。

田渕は、監督として全くダメでしたね。
近しい野球人は「田渕は人柄が良すぎるから」というような事を言いますね。
ああいう才能に溢れて正直なひとは他人をコントロールする術を身につけることなく生きていけるのですが、それは監督としの能力がないというのとほぼ同義です。

山本浩二はカープを優勝させたりして名監督と言われた時期もありました。質問者様はご存知ないんですね。
あの球団は優勝の為に金を使う(戦力補強、練習環境の整備等)ということをしませんから、たいていのひとはヘボ監督呼ばわりされる運命です。

長嶋は監督としてそれなりの実績もあるんですが、第一次監督時代は成績の良かった時でさえ突拍子もない作戦をとって揶揄されたりしていましたね。
その突拍子もない作戦が今ではプロ野球のスタンダードになっていることについてはあまり評価されていません。

現役時代は最も人気のあるプロ野球選手でしたし、そもそも讀賣が人気球団ですから「あいつのヘボ監督ぶりを批判できるオレカッケー」みたいなバカや間抜けの格好の標的として評価を下げている面は大きいですね。
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名監督の定義とは何でしょうか?

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