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スターバックスコーヒーは「白鯨」の船員の中の一人、「スターバック」からきていると聞きましたが、どういう関係があるのでしょうか?

A 回答 (3件)

スターバックというのは、一等航海士の名前です。


捕鯨船ピークォド号の船長がエイハブ、船長に次ぐ地位が一等航海士です。
実際に、一等航海士として何度かの航海の経験(一度の航海は通常1年~2年半ほどもかかっていた)を積んだ者が、船長になっていたようです。

『白鯨』では、スターバックは非常に重要な位置を占めます。
エイハブ船長は、かつて白い鯨に捕鯨船を襲われ、片足を食いちぎられた、という過去を持っており、復讐の鬼と化して白鯨を追い続ける。
その彼と対立するのが、スターバックです。
彼は敬虔なクェーカー教徒で、正直で、生来的に威厳の備わった人物、けれども、同じく捕鯨船の乗組員で、鯨によって命を落とした父親や兄の二の舞を恐れる存在として描かれます。ナンタケット島では、彼の帰りを待つ家族、だれよりも息子がいる。
スターバックは一貫して、憑かれたようにモービー・ディック(鯨の名前)を追う船長に、鯨は所詮、鯨にすぎないと、冷静になるよう求めます。
船と乗組員を守ろうと、クライマックスに至る直前、眠っているエイハブを銃で撃とうとさえする。けれども結局はそれもできない。
そうして、船長やほかの船員と運命をともにすることになります。

読者としては、比較的感情移入しやすい、理解しやすい人物として描かれています。

だけどコーヒーが好きだった、という描写は記憶にないなぁ…。
英文テキストはネットで見ることができるので、検索してみたら、81章、ユングフラウ号の乗組員がコーヒーポットを持ってきてくれる、という場面しかヒットしません。
ほんとうに好きだったかどうかは質問者さんご自身で確かめてください。文庫本上下合わせて1000ページ以上の本なんですが。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
白鯨も読みたいのはやまやまですが、そんなこと言ったら「赤と黒」も「罪と罰」も「怒りの葡萄」も「嘔吐」も読んでないわけですから、スターバックスだけではきっかけにできないです(笑)。
でも凄くよく解説してくださってほとんど読んだ気になっています。
「ジョーズ」にそっくりですね。ジョーズのロバート・ショーはエイハブでリチャード・ドレイファスがスターバックですな。
コーヒー好きってのは「尾ひれ」かもしれませんね。単に、スターバックスの創始者が好きかなんかで適当につけたかも。

お礼日時:2004/03/21 14:17

#1の一文ではあまりにも寂しいので、参考URLを。


Q21を見てください。
公式サイトができるまでは結構見ていたスタバファンサイトです。

http://www5a.biglobe.ne.jp/~coffee/question/faq. …

参考URL:http://www5a.biglobe.ne.jp/~coffee/question/faq. …
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
そうなんですね。
なるほど。

お礼日時:2004/03/21 13:54

スターバックさんがコーヒー好きだったそうです。

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