なぜ産業革命以降の製品は過剰装飾になったのか

それが知りたいです(T_T)
知ってる方教えてください(T_T)

No.4 回答者： nacht246 回答日時： 2013/06/03 00:11

美術工芸品の複製が可能になり、美術工芸品が大衆化したのです。

主な発明としては、

1837年にヤコビによって発見された、電解質の金属の析出を利用して任意のものを正確に複製する技術、
いわゆる電気鍍金鋳造法（ガルヴァノプラスティ）

1836年にアシル・コラによって発明された、自在な大きさの装飾品を製作できるようになった彫金術、
いわゆる機械的縮小技術

これらの技術により、1851年の第一回ロンドン万国博覧会の展示物に象徴されるような、機械生産の歴史様式工芸品に見られる低俗なデザインが、大量の複製品として個人の住居にまで氾濫するようになります。
A.No3さんが既に述べられている通り、それに対する生活美化、およびデザイン様式の改革運動が、いわゆるアーツ・アンド・クラフツ運動（Arts and Crafts Movement）です。

No.3 回答者： blackhill 回答日時： 2013/06/02 21:41

　産業革命以前の工業製品は、熟練した職人が製作したので、技巧や装飾が評価されたことも少なくありません。

たとえば磁器などがそうです。

　しかし、産業革命によって安価な量産品が出現し、均一で無趣味な製品が風靡することになりました。これに対し、鋭く批判したのがW.モリスなどのアートアンドクラフト運動です。

　教科書風にいうとこうなりますが、過剰装飾の工業製品とは、具体的になにを指しているのでしょうか。できれば補足でお願いします。

　たしかに、産業革命がもたらした繁栄によって、ヴィクトリア時代は成金趣味が流行し、これが過剰装飾を生みました。ファッションや建築などがその例です。しかし、工業製品は別でしょう。

No.2 回答者： TooManyBugs 回答日時： 2013/06/02 16:03

それまでは需要が供給を上回っていたのが大量生産により逆転したので新たな需要を開拓する或いは競合製品との差別化ためでしょう。

ただしルネッサンス以降でも装飾過剰は見られますから産業革命のみが要因とは言い難いと思います。

No.1 回答者： sutorama 回答日時： 2013/06/02 13:51

新しく便利なモノは、お金持ちしか買わない

多く安価なれば、デザインはシンプルになる