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大学受験で、推薦で受けるとなると小論文が必要になってきます。でも小論文の書き方が全然分かりません。塾の先生からは、最初はまず毎日、新聞を読むようにと言われました。それ以外に毎日少しずつできる小論文を書けるようにする方法があれば、教えてください!

A 回答 (3件)

 こんにちは。

私は高校で国語の教員をしていました。また、論文の書き方は、自分が受験勉強のとき、先生について習ったことがあり、ちょっと自信がありますよ。
 まず、書くためには、論文の中身になる教養がなくては書けません。
 塾の先生が仰るとおり、新聞を毎日読み、今の世の中でどんなことが問題になっていて、それについてどんな世論があるのか、学び、また、自分はそのテーマをどう考えるのか、イメージだけでも作っておく必要があります。
 数え切れないほどの記事があるのに、それに対して全部準備するの?!と気が遠くなってしまうかもしれませんが、毎日読んでいると、取り上げられている問題は、大きくいくつかに分けられることが分かってくると思います。環境問題、グローバリゼーションの問題、犯罪の若年層への浸透、臓器移植やインフォームドコンセントなどの医療に絡む問題……
 それがつかめてきたら、自分の考えも組み立てられる段階になると思います。自信がなければ、小論文の参考書をいくつか当たってみてください。「読んでおくといい推薦図書」が載っているものがあると思います(私は世代が違いますが、駿台の参考書でいいものがあり、それを使っていました)。
 
 中身に関してと、もう一つ、書く技術を磨く必要がありますが、間違いなく言えるのは、「結論は初めに書く」のが絶対大切です。
 何を結論にしようか決めずに書き始め、書きながらだらだらと探っていくパターンがよくありますが、あれは絶対ダメです。文章がそれを映してまとまりを失い、何が言いたいのかわからない、しまりのないものになって、印象がとても悪くなります。
 焦らずに、どんな結論にしようかまず決め、それを支える論証にどんな材料を使うかを決め、筋道が決まってから、書き始めましょう。
 それを時間内にやり遂げるためには、相当な練習が日ごろから必要になります。小論文演習の参考書を使って練習するほかに、論文の形にならなくても、とにかく自分の考えを言葉にする訓練を、少しでもいいから毎日すると違ってきます。よく言われる「天声人語」の要約とか、日記でもいいと思います。
 国語は体育と同じです。毎日の練習、つまり、少しでもいいから読み、書くことで、上達していくものです。結果がすぐでなくても、たくさん練習する人にはかないません。焦らずがんばってください。
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>最初はまず毎日、新聞を読むように


これは、間違ってはいませんが、肉になりません。
コピーライター(広告文案家)や小説家は自分の腕を磨くために、良い文章を何度も複写(書き写)します。(業界では写経といいますが、仏教の写経ではありませんよ。)
これによって、作者の作成意図が分かるだけでなく、文章の構造を自然に会得することができます。


同じように、nana_nanamiさんの場合ですと、小論文の試験ですから、小論文の模範解答集や、社説を写経すると抜群に文章が上達するでしょう。

たとえば、ダンスの試験を受けるのに、ビデオばかり見る人もいないでしょう。書く事が試験なのですから、どんどん写経しましょう。今日から早速はじめてみてはいかがですか?
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新聞を読んだら、感想を書いてみたらいかがでしょうか。


最初は普通に思うところを文字にしてみると良いでしょう。
意外に思っていることを文字にするのは難しいものです。
また、漢字が出てこないということも経験すると思います。(手書きで書いた方がよいでしょう)
また、1つの考えについて思うところを、起承転結で考えてみるというのはどうでしょうか。
例えば、「食の安全」について考えるとしたら、
起=ニュースで牛丼が消えると聞いた。狂牛病のせいだ。
承=牛に限らず、鳥などにも問題がある。
転=ところで狂牛病などの怖さはなんだろう。消費者からしたら、知らずに食べちゃうことでは?
結=食べる食べないを決められるように、情報をしっかり教えて欲しい。
↑上手い例ではないのですが、こんな風に起承転結で言いたいことをまとめる練習をしてみたらどうでしょう。
実際は、これに肉付けをすれば良いのですから。
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