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日本経済と高等教育

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  • 質問者:k_K
  • 投稿日時:2004/03/22 17:58
  • 困り度:暇なときに回答をください

日本の経済は約7割が非製造業ですが、非製造業では農業や医療、教育などの分野が規制緩和により発展の可能性があると言われます。また製造業では工場などの中国等への移転がつい先日まで大きな問題となっていたものの、国内の研究開発力や技術力に対する見直しから最近では国内回帰が伝えられています。また次世代産業としてはIT,バイオ、ナノテクなどがクローズアップされています。

私はこうした産業や経済の競争力強化に向けた、日本の高等教育(高校、大学、大学院等)は戦略的であるべきだと考えますが、現状では不十分のような気がしています。ただ概念やイメージとして「戦略的」「不十分」と考えるものの、具体的にどのような教育体制なのか、何を教えるのかとなるとあまりいいアイディアが浮かんできません。そこでアイディアの助けを借りられたらと思い質問させて頂きました。

好奇心と同時に仕事で関わる可能性もあるので是非どうぞよろしくお願い致します。

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No.3ベストアンサー20pt

  • 回答者:jun9999
  • 回答日時:2004/03/30 22:50

>高等教育(高校、大学、大学院)において人間の素養を高める「教養」を重視した教育を行なうべきだという考え方もあれば、早いうちから仕事などに直結する「専門教育」を行なうべきだというような考え方もあると思います

そうですね。どちらの考え方も説得力があり,どちらであるべきということではないですね。
最近のように高度なスキルが必要とされる社会では後者の考え方のほうを支持する人が多いとも思います。その意味では私は少数派だと思います。
なぜそう考えるのかを率直に述べたいと思います。参考になればいいのですが。
理由は,次の一点に集約されると思います。教養や基礎能力がしっかりと身についている人は,「強い」のではないかと考えるからです(実証はできませんからそう考えるだけです)。
ここでいう「強さ」は,新しいものに対する適応力だとか,新しいものの価値をわかる理解力だとか,極端に言えば社会的に必要な能力のほとんど全体があたると私は考えています。
また,私は技術者の世界はよくわかりませんが,一部の職業を除けばほとんどの職業が「教養」を直接的に必要としているのではないかとも感じます。
社会に出れば「教養」の上に「専門」を身につけることはできます。しかし,社会に出てからその逆をやることは難しいと思います。学ぶべき順序,ステップというのがあるのではないかと考えています。

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この回答への補足

ご回答どうもありがとうございました。大変参考になりました。

その人の辿ってきた経験により人の考え方は変わってくると思います。例えば早めに見切りをつけて他の事に取り組み成功した人は駄目と思ったら早めに見切りをつけることが大切だと言う教訓を得ると思うでしょうし、そのままそれを続けてうまく行った人は最初はうまく行かなくても我慢してやらなければならない、何事も石の上にも三年だと言う教訓を得るのではないかと思います。

私が専門教育が重要だと思うようになったのは、私は
大学卒業後証券会社に勤めたのですが、周りに文学部出身の人間や短大卒業の新入社員もいて、どうして証券会社で経済の知識が要求されるのに、そのようなバックボーンのない人間を雇うのだろうと思ったことでした。日本では一般に仕事を行なっているうちに知識は身についてくると言いますが、やはり4年間の専門教育を受けた人間とそうでない人間の格差は大きいと思いますし、時間が経てば変わらなくなってくるという考え方も実際には普通に仕事をしているだけではそうならないと思います。

現在アメリカの証券会社と日本の証券会社では依然大きな較差がありますが、アメリカの証券会社はそのような会計や法律の知識など専門性を重視した採用を行なうのに対し、日本の証券会社は新卒採用の際に専門性を問わないので、このままでは格差を縮めるのは難しいのではないかと思います。

以上などから日本企業の競争力強化と言う観点からも、就職するまでの高等教育の間に、高いレベルの専門教育が必要であると考えるようになりました。

もしよろしければお時間があるときなどに、jun9999さんのそのように考えるようになった経緯やご経験等をお聞かせ願えたらと思います。どうぞよろしくお願い致します。

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  • 回答者:jun9999
  • 回答日時:2004/03/27 00:56

「戦略的」と言うのは,おそらく,社会に出てから必要な能力と言うのを高校や大学で教えることをいうのでしょう。そうすることで新卒でも即戦力になりうる,つまり社会的に生産性の高い人材を輩出できるという考えがあるのだと思います。
具体的には,就労体験を加えて学生を即戦力にすることや大学で得られた知識が企業の現場で使えるように大学にビジネスの自由度を高める(産学連携)ことなどがあげられるでしょう。(これは下の方が書いたとおりです)
ただ,日本の現状が「戦略的」であるかと言われれば「不充分」ですが、「不充分」がすなわち変わらなければいけないとは思いません。
一つは,私たち労働者から見た時,果たして高校に入る前や大学に入る前にやりたいことが見つかっている人がどれほどいるでしょうか。確かに現在は「戦略的」でないため,情報が少ないからやりたいことが見つからないのではないかとも考えられますが,情報を処理する能力などは一定の教養がなければ身につきません。
一つは,企業から見た時,確かに即戦力はありがたいでしょうが,仕事も環境も変わるものですから専門性とともに適応力も必要です。見識のある人物とそうでない人とでは発言の重みもおのずから違ってきます。一部の技術者以外は幅広い見識を持っていないと企業にとっては魅力的ではなくなるでしょう(そして現在の専門学校というのはその意味で一部の技術者を輩出するのに役立っているのではないでしょうか?)
一つは社会的に見た時,ビジネスになる分野の学問だけが生き残るべきであるとは到底思えません(極端ですが)。大学での研究とは,ビジネスとは隔離されているからこそ中立的にできるのではないかと思います(少なくともそういう分野はあるでしょう)。産学連携はよいことだとは思いますが,あまりにそれに偏りすぎると大学での研究のよさが失われると思います。

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この回答へのお礼

ご回答頂きどうもありがとうございます。高等教育(高校、大学、大学院)において人間の素養を高める「教養」を重視した教育を行なうべきだという考え方もあれば、早いうちから仕事などに直結する「専門教育」を行なうべきだというような考え方もあると思います。日本の高等教育はどちらかと言うと前者の考え方が強かったのではないかと思います。ただ私はあまりにも「教養」が重視され、専門教育が不十分であるのではないかとも感じます。文系の場合、高校はもちろん、大学に入っても最初の2年間は「教養」中心です。専門教育は最後の2年間しか実質行なわれません。国際競争力は企業の業績などを通じ回り回って生活に結び付きますが、今後中国等アジア諸国のキャッチアップが進むことが予想される中でたったの2年間の勉強では競争力低下が進むと考えるのですがもしよろしければそこら辺のことをもう少しお聞かせ願えましたらと思います。どうぞよろしくお願い致します。

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  • 回答者:nobugs
  • 回答日時:2004/03/25 23:17

大学の研究開発力を産業に生かす事が、これからの産業経済に必要とされています。
産学共同による、研究・技術開発・製品化が勧められています。
学生のインターンシップ制度と合わせて、学生がブランドで就職を決めるのではなく、自分自身を活かせる職を選べる環境が必要です。

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