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アニメの放送期間に関する質問です。

私は昔から「ポケットモンスター」や「遊☆戯☆王」などの長期アニメを見ていたので、アニメは何十・何百話もかけて放送するのが当たり前だと思っていました。
しかし、最近のアニメは1クール区切りで、12・13話で終了し、2期に続くものが多いですよね。

長期間放送されるアニメと、1クールで終了するアニメの違いは何なのでしょうか?

A 回答 (10件)

簡単に箇条書きで



1.スポンサー

1クールなどの短いアニメにはスポンサーが付いていない(スポンサー自身が持ち込んできます)

長いアニメはスポンサーがついて、CMを流してもらう代わりに金を出す。

2.作っている会社

普通の時間帯にやっている長いアニメはテレビ局が作っています。
正確にはテレビ局がスポンサーから金をもらって、アニメ制作会社に作らせている。

短いのは、極論で書くとアニメを先に作ってテレビ局に金を払って放送してもらっている。
深夜だと放送権料が安いので、深夜に多くなるのはこれが理由。


3.目的

短いアニメはテレビショッピングと同じです。
要するに放送それ自体が宣伝。
そこに持ち込んだ会社(いわゆる制作委員会)が番組に関れんするグッズを売るために放送しています。
放送そのものには何の儲けなく、放送後に関連グッズがどれだけ売れたかにかかります。

テレビ局のほうはスポンサーのCMを見てもらうためにアニメを放送します。
だから視聴率がすごく気になるし影響する。



短いのが2期3期やるのは、アニメは作るのにお金がかかるから。
別に4クールやってもいいけど、万が一売れなかった場合はどうする?
だから短い放送だけにして、その後どれだけ売れたか様子を見てるんです。
売れたら続編やる。
つまり続編やるのは前作が人気があって売れた可能性があるということ。

万が一うれなかったら、短い期間のほうが痛手も少ない。
それに短く区切ったほうが、売れていたとしても売り上げの回収率が短サイクルになって効率が上がる。


まぁ、こんなところですよ。
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質問者さんが言われているのは深夜アニメですね。


今は時間帯で大きく3つに分けられます。
・朝~夕方        : 子供向け
・夕方~ゴールデンタイム : ファミリー向け
・23時~深夜      : 深夜アニメ(子供以外向け)

初期のアニメは半年~1年単位が普通でした。
その頃のアニメには今の様なターゲット分けはなく、
基本的に全てが子供向けかファミリー向けです。
アニメの意義はスポンサーの商品の宣伝という感じの位置付けです。

90年頃から深夜アニメが始まります。
ターゲットは大きく3つに分かれ今の形の元ができます。
でもこの時点ではまだ完全には分化してはいませんでした。
朝や夕方に子供向けとは言えない作品が放映されています。
2クール作品が多くなり始めるのもこの頃ですが、
初期4クールと次期1クールの過渡期で期間的には短いです。

2000年以降はそれぞれが特化して行きます。
時間帯によりターゲットが明確に分かれ、深夜は1クールが普通になりました。

子供向けの場合、スポンサーの商品宣伝の役割は変わりません。
1クールでは浸透しないので半年以上の1年単位が多いです。
あまりに不人気ならそこで終わりますが、
人気に応じて延長されたりシリーズ化されたりします。
何処まで続くのかは人気次第です。
昔通りに玩具メーカーがメインスポンサーとなることが多いです。

ファミリー向けは家族が一緒に見ているという前提があります。
幅広い年齢をターゲットにしており、大人が見ても楽しめる作りです。
一般への知名度が高いアニメもこの時間帯のものが多いです。
視聴率のある作品が多く、人気がなくなるまでエンドレスに続きます。
スポンサーにはアニメと関係ない一般企業も多いです。

逆に深夜物は基本1クール~半年で予め期間は決まっています。
人気があった場合は延長ではなく2期という形になります。
稀に半年以上続いてる作品もありますが、予め想定された長さです。
人気に応じて話を作ってまで延ばすという事はありません。
1クール作品なら放映時点で半分以上は着手済みのはずです。
視聴率などの結果を反映するには短か過ぎるのです。
出来ても最後の方を切ることくらいじゃないでしょうか。

深夜物の場合、その作品そのものが商品でもあります。
オリジナルよりも原作在りの作品が多く、完結してないケースも多いです。
オリジナルだけを1クールで回すにはアイデアが追い付きません。
深夜は主に原作の宣伝やメディアミックス展開を行う場になっています。
スポンサーは制作委員会方式がほとんどです。
(早い話が関連会社が自分たちでお金を出し合って作ってる感じです)
それ故、長期予定の体力が無いとも言えますが・・。

長さの違いはそういった性質の差です。
最後で恐縮ですが、あくまで個人的な考えで実際どうなのかは知りません。
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アニメの場合、視聴率二の次で、一は関連商品の売れ行きでしょう


「ポケモン」にしても、「遊戯王」にしても原作コミックスやアイテム(カードやゲームソフト)に人気があれば続きます
人気に翳りが出れば、テコ入れ(新アイテム投入)で継続を計ります

しかし、「名探偵コナン」なんかは原作コミックス以外は、大した関連商品も無いのに続いてる
理由はDVDの売上では思ってます
あまり、DVD売上ランキングには入ってこないのに?と思われるでしょうが、個人での売上で2万、3万売っても製作費はペイできません
取り扱いのメインは法人
個人で「コナン」のDVDをそうそう揃える気にはなりませんが、法人(レンタルショップ)なら置いてあるところは多いです
DVDの回転率は視聴率より、よっぽど人気の指標になります

1,2クールのアニメが多くなったのも、レンタルショップでの取り扱いの限界も一役買ってるでしょう
毎期何十作と出る新作をすべて網羅できるレンタルショップなんて限られてるし、回転が悪くなった作品は次々と落とさなければスペースは保てない
ショップにすれば1セット、多くても10枚程度が棚を押さえられる基準ではと

「頭文字D」なんて、なんだかんだ間を空けながら15年も続いている
地上波放送なんて、とっくの昔になくなったのに
レンタルショップでの回転率の高さが、人気を支えてるのかもしれません
(むしろ、毎週、数ページしかない連載すらも支えてるかも)
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色々なご意見があるみたいですね。



で、過去形の形を参考にすると、長編と言われる作品の大半は、元から、長編向けにストーリーが構成されていて、きちんと、長編向けの為に登場するキャラクター達の性格設定やストリー上必要とされる役割が定められているケースが多いです。

が、近年のアニメは、長編だと見あきてしまう傾向があり、わざと、長編でありながら、一つの山場が終わると一時終了。
と、されるケースが割と多いです。それが、ドラゴンボールをはじめとするワンピースなどに見られます。
また、それらの多くは、視聴率の高さも大きく影響しているともいえると思います。

ただ、その視聴率ですが、原作があったりすると、アニメと比較されるケースが多く、人気が二分する災厄ケースもあります。
その場合、原作どおりに勧めるか、それとも、原作とは別ルートでオリジナル路線をとるかで、終了してしまうケースもまれにありますね。

それ以外のアニメは、どうして12話。ワンクールで終わるのか。

それは、スポンサー枠の問題が大きく関係していると思います。
当然、ワンクルーでヒットして視聴率がそこそこ取れれば、第二期へ。
が、その第二期で滑ってしまうケースが多く、元から、長編として構成。ストーリー構成されていない分、物語としてのイメージ。インパクトは弱いでしょうね。
だから、出ているキャラクターの性格その他の設定が不十分の為に、良くわかりにくい物語になってしまうのが残念ですね。

それと、繊細な設定が出来ない分、他の作品から応用してしまう為に、他の作品とキャラクターどうしがかぶってしまう、似てしまうケースが最近は多いですね。

まあ、それらが悪いとは言いませんが、なかには実にもったいない短命の単発作品もありますね。
何故この作品が12話で終わり。
とか。

それと、TVと劇場と放送放映される作品も時間枠の関係で全く異なります。
それはある意味、時間枠が違うんだから当たり前。ですが、今はあまりありませんが、TVとOVA作品も、時間枠の関係から、制作される内容は異なります。

アニメ。と、言われてすぐにTVシリーズを思い浮かべてしまう前に、劇場版やOVA作品だけの作品もある事を理解してほしいと思います。
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他の方たちが多くは書いてますが、


長く放送してるのは多くは元々の企業の資本が多かったのが 遊戯王
ポケットモンスターは原作など無くゲームやマスコットをどう子供たちに興味を持たせて
どれくらいゲームなどで遊んでくれるのか?
ですから子供と親がTVを見る時間が重要なので始めからゴールデンタイム時間というが
重要になる。
そうはいっても多額にかかる資金が日本だけで稼げるほどなかったので海外に持ち込み
ゲームやマスコットやぬいぐるみ等々も展開しその資金が今も続いている。
TVでの放送では提供 ○○ という所で1~2個しか出ない無い時もあるが
その分その会社がTV局に出してる金額の大きさでもある。

1~2クールアニメでは
その提供が1~2でも資金のより多く出している会社のみだったりします。
多くは4つぐらいは出てるときあるが
多くのTV局側へ払ったからといってこちらはアニメ製作にも資金が回るような仕組みではないので
DVDやBDなどを売ってからの資金回収がメインだから

上記2つのアニメに言えばDVDやBDを売ってから儲けるというのは
1番の稼ぎではないのです。
ただ他のアニメにそれらが当てはならず何社もかたまって委員会方式を作り
その資金でアニメだったりグッズを作りやイベントなどをし売り上げをあげようとしているのよ。

それと各作品がそこまでの長編に耐えられるほどの巻数も無いので仮に
委員会方式でアニメにしても1回やって 2回目は半年~1年後 とか
劇場版で 何回かする というやり方もとるかもね
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基本的には、製作スタイルの違いです。



長期間にわたって放映されている『サザエさん』や『ドラえもん』、『名探偵コナン』、『ポケットモンスター』と、1クール程度で終わる作品は、そもそもの製作方式が異なります。

長期間にわたって放映されているアニメというのは、他のテレビ番組と同じです。
すなわち、スポンサー企業を募ってアニメを製作し放映をし、その中でCMを見てもらうことが目的です。スポンサー企業の広告費は、視聴率によって決まるので、視聴率が高いうちは続けることができ、視聴率がさがると制作費などの回収が難しくなって打ち切りという形になる、というものです。
これは、バラエティ番組などと一緒のシステムです。


一方、深夜アニメなどの作品というのは「委員会方式」と呼ばれる方式です。
これは、製作会社や原作作品の会社、音楽会社など、作品の関連企業がそれぞれ、金を出し合って「委員会」というつくり、放送局から放送枠を購入。さらに、アニメの製作もそこから金を出して行い、アニメを流します。ここまでは、一切の利益はありません。
そこでどうやって回収するのか、というと、そのアニメの映像ソフト、OP、EDなどの音楽ソフト、原作の漫画や小説、ゲームなど、さらにキャラクターグッズなど、関連商品を売ることによって回収する、というものです。

委員会方式の場合、委員会に所属している企業だけで利益を独占できるので、当たれば非常に大きな利益が出ます。しかし、いざふたを開けたら全く売れなくて大赤字、ということもある、非常にギャンブル性の高い制作方法になります。
そうすると、少しでもリスクを下げることが必要になります。

委員会方式のアニメが、深夜に多いのは、放送枠を購入するのに、そちらの方が安いことが1つ。
さらに、関連商品などを買うような熱心なアニメファンは、どの時間帯でもチェックするので、視聴率が低いことがリスクにならない、と言う部分があります。

また、1クール程度、というのも、最初から4クールなどとするよりもコケたときの損失が少なくなる、ということが言えます。もし、人気がなければ、それで終わりにすれば良いし、人気ならば仰るように、2期目を製作すれば良いだけなのですから。
また、最初から2クールでも、1クールやって1クール休み、また1クールというのは、製作期間に余裕を持たせて、よりクオリティの高いものを放映したほうが、結果として売り上げ増に結びつく、ということもあります(熱心なファンは、そういうクオリティに対する要求も高くなるので)
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 アニメと言えば、昔は最低でも2クール(26回放送)が常識でしたが、最近は1クール(13回)で終わるアニメも珍しくないようですね。



 長期間放送されるアニメは大手スポンサーが付いている長寿番組だからでしょう。東芝の「サザエさん」などは何十年も続いている有名アニメですね。同じような長寿番組はクイズ番組や映画劇場など、数多くあります。

 それに比べると、時間の穴埋めに製作されるアニメは短期間で終わる方が番組の切り替えが楽だからでしょう。

 過去を振り返ると、1970年代が半年で終わるアニメが多かった時代ですが、当時の世相は今と同じで、政治が混迷し、テロ事件が多かったり、ビデオデッキやパソコンの普及など、技術革新が激しかった時期とも重なります。

 家庭用ビデオによる番組録画が多くなり、パソコンでゲームをしたり、アニメ絵を描いたりなど、テレビ番組の価値観や市場戦略が大きく変わった時期でもあります。

 インターネット時代に入った1990年代にもありましたが、2010年代の現在も同じ変革が始まっているのでしょう。

 おそらく、4Kテレビへの対応などから、番組制作が変わる為でしょうが、技術革新で世の中が大きく変わる前兆現象だろうと思います。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/1970%E5%B9%B4%E4%BB …
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追記:アニメ視聴率はゴールデンタイム以外はあまり重要視ではありません。



ガンダムAGEは完全に大コケでしたが。
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いや、2006年ごろからは1,2クールのアニメの方が圧倒的に多いですけど...



長期アニメは「週刊誌」ベースで発売されている漫画が基本です。

1,2クールアニメは「隔週誌」「月刊誌」「四コマ(月刊誌)」「ライトノベル(月刊、季刊)」が基本です。オリジナルアニメ(原作なし)も普通は1,2クールです。

無論、原作ストックがそんなに多くありませんので、1,2クール放送が普通です。

なお、1クール放送し、売り上げが良ければ、続編が放送されるアニメもあります。

現在放送中の「超電磁砲」も、初回は2009年、今回は2013年。
漫画は月刊誌ベースですのでネタが尽きてしまい、ストックに3,4年かかっています。
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人気があるかどうかです


アニメに限らずテレビは視聴率が命
視聴率がよければ続くし悪ければ1クールの予定でも
打ち切りになる場合もあります
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