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ドラムブレーキとディスクブレーキ。ディスクの方が制動力が高いと聞きますが、それ以外に特性の違いはあるんでしょうか?
また、上記の2種類以外で自動車の制動装置に採用されているものはあるんでしょうか?

A 回答 (10件)

>ディスクの方が制動力が高いと聞きますが


って誰から聞いたんでしょうか?
ブレーキ単体で考えれば、ドラムブレーキの方が圧倒的に制動力は高いです。
これはブレーキシューがドラムの回転により自分で食いつく力(サーボ効果)が働くからです。
自動車のディスクブレーキでは必ず倍力装置が必要ですが、ドラムブレーキではマスターシリンダーから直接つながっているだけだったりします。
では何故ディスクブレーキにするかというと、放熱の問題が大きいからです。
ドラムブレーキは熱がこもり易く冷却が難しいので不可が大きくなると過熱してしまいます。
ディスクブレーキではベンチレーテッドディスクにするなど放熱についてはしやすい面があります。
※何故、熱の問題が重要かというと、ブレーキはそもそも運動エネルギーを熱に変換しているからです。
放熱が追いつかないとディスクやドラムが変質したり、熱がブレーキ液に伝わって沸騰してしまい、泡が発生する(ベーパーロック)ことによりブレーキが効かなくなります。
現在の自動車で採用されているのは機械式ではドラムとディスクですが、ハイブリッドカーなど電気を使用するものでは回生ブレーキといって減速時に発電させることで磁気的に負荷を与えるものもあります。
自動車でなければ、自転車のリムブレーキやバンドブレーキなどがありますね。
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この回答へのお礼

ドラムの方が強いんですか!?なんと…。大いなる思い違いをしていたようです。ありがとうございます。

お礼日時:2004/03/26 23:54

回答がたくさん出ていますので、 昔話を



ドラムブレーキにはデュオサーボもありました。
これは二枚のシューを前進後退時もリーディングシューとして作動しますので効きは抜群でした。
通称カックンブレーキという名があったように効きが安定していなかったので車の前輪ブレーキとしては、消えていきました。

国産車にディスクブレーキが採用された頃には
マスターバックはついていませんでしたので
今では考えられないようなペダル踏力でないと車は止まってくれませんでした。(昭和40年前後の話ですが現在ならリコールでしょうね)
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♯8さんありがとう


記載が間違ってましたね
リードする側とトレード(追従する側)が
リーィングトレーディングでは
立場が逆になるだけですからね
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#5さんへ。


2リーディングとリーディングトレーリングの説明が逆です。
2リーディングの方が制動力が強いのはあっていますが、バック時に制動力が落ちます。
#7さんへ。
現在でもリヤがディスクの車はサイドブレーキ用のドラムブレーキを内蔵している場合がほとんどです。
揚げ足取りですいません。
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昔の4輪ディスクはサイドブレーキがあまり利きませんでした。


(私のセリカ2000GTも車も車検毎に、ブレーキワイヤを交換していました)
今はいいですね!。
ボンドカーのトヨタ2000GTもあまりにもサイドブレーキが利かなかったので、ドラムブレーキを併設していたと聴いています。(本当かどうかは未確認です。)
ディスク・ブレーキといえども国産のブレーキ・クラスですと200km/Hからのブレーキングだと簡単にフェードを起こしますので、セミメタ等のパッドの交換が必要です。

 
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ドラム:制動力が高いがコントロールしにくい。


    片輪のみロックもしやすい。

ディスク:パッドとディスクの摩擦力は低いがいろんな条件下で摩擦力が安定している。
そのため車のコントロールがしやすい。

その他
リターダーというのがあります。検索してみて下さい。
電磁式、油圧式いろいろあります。
大型車で使われています。

あえて書くと、リヤの油圧コントロールは4輪ディスクの車でも行われています。荷重移動による後輪ロックを防ぐためのものでドラムに特化するものではありませんです。
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♯1さんを支持します


付け加えではブレーキ調整がディスクの場合
不要という事でしょうか、
ドラムの場合一応調整機構はありますが
やはり手動での調整は必要です

ドラム式の場合車種によりブレーキの機構が
若干違います 「リーディングトレーディング式」
と「2リーディング式」に大きく分かれ
前者は前進と後退では制動力が違い(前進のほうが強い)2リーディングはこれがありません
また後者のほうが制動力が強いのです
この理由は♯1さんが触れているサーボ効果(自己倍力作用)によるものです
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この回答へのお礼

ありがとうございます。僕の乗ってる原付は 「リーディングトレーディング式」です。

お礼日時:2004/04/07 00:10

他にはディスクブレーキの方がぬれたときのリカバリーが早いですね。


ドラムだと内側に水が入るとなかなか抜けきらないので不利になります。
逆に砂利を咬んだりはしにくいのでいまだにトラック(特にダンプ)はドラムが主流なのではないかと思います。
バスなどはディスクになっているものもあるようです。
他のブレーキとしては、大型のトラックについている排気ブレーキがありますね。
これは排気管にフタをしてエンジンブレーキがより利くようにしたものです。
私が思いつくのはそれぐらいですね。
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この回答へのお礼

排気ブレーキはかなり強力なようですね。回答ありがとうございました。

お礼日時:2004/04/07 00:09

特性とは関係ないですが、二輪の場合、ディスクだと車輪をはずさないでパッドの交換ができて便利です。

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この回答へのお礼

ありがとうございます。メンテナンスの面でもディスクは有利なようですね。

お礼日時:2004/04/07 00:08

#1のかたの答えに追加として



>特性の違いはあるんでしょうか?

ディスクブレーキの方が、ブレーキペダルの作用に対する「ききぐあい」が、体感に伝わりやすいですね。

つまり、微妙なコントロールができるということです。

ブレーキング時はフロントに加重がかかるため、安価な車では重要となるフロントのみがディスクというのも存在するわけです。

ドラムブレーキは、ブレーキON!OFF!みたいにコントロールしにくい特性なので、リアの油圧ラインに「バルブ」というのを設けて、必要以上に油圧が上がらない(ブレーキがきかない)ようにしています。
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この回答へのお礼

>フロントのみがディスク

確かに。そういう車多いですね。たしかにドラムは微妙なタッチが難しい気がしますね。
ありがとうございます。

お礼日時:2004/03/26 23:57

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