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友人がプラズマクラスターだかという車載空気清浄機を購入し、やたら調子が良いそうで、私も気になり買おうと思います。

買うなら一番効果があるものが良いのですが、皆様のおすすめはどれですか?

調べた所、メルセデスにも純正オプションで採用されてるものもあるそうですね。

A 回答 (4件)

 「空気清浄機」とありますが、おそらくイオン発生器のことではないかと思います。



 車載用としては、
●シャープ「プラズマクラスター」:(2013年モデル)、IG-DC15(2012年モデル)
※メルセデスベンツの純正オプションに設定されているのは、「IG-DC15」の天面パネルの(「葡萄(ぶどう)」のような)プラズマクラスターロゴマークの変わりにメルセデスベンツのマーク(スリーポインテッドスター)が付いている物のようです。
※2012年モデルのIG-DC15は風の吹き出し口が上方向に固定されていましたが、2013年モデルのIG-EC15ではパナソニックのように吹き出し口に風の向きを2段階に変えられるようにルーバーが付きました。
※プラズマクラスターはイオン発生ユニットに寿命があり、上記のモデルでは約17500時間となっていますので定期交換が必要です。(交換用のプラズマクラスターイオン発生ユニットは2,625円です。17500時間を過ぎてもしばらくは運転できますが、最終的に累計運転時間が約19000時間になると運転ができなくなります。)
※ACアダプターは別売り(1,890円)です。
●パナソニック「ナノイー」:F-GMG01(家電販売ルート品番)、F-C100G(カー用品店販売ルート品番)
※販売ルートの違いで品番が2種類ありますが性能・機能に違いはありません。
※2011円10月発売モデルですが、途中にモデルチェンジが行われておらず当モデルが継続販売されています。
※パナソニックのナノイーはイオン発生ユニットに寿命はありません。(逆にシャープと違って、イオン発生ユニットが故障した場合はユーザーサイドでは手の打ちようがなく、修理に出すしかありません)
※ACアダプターが商品に付属していますので、車内で使用するカーアダプター(シガープラグアダプター)から付属のACアダプターに交換すれば家庭やオフィスなどのAC100Vコンセントでも別売り品を購入する事なく使用できます。

などが有名です。知り合いから聞いた話なのですが、タバコ臭やファストフードのにおい(いわゆる「マック臭」など)には効くらしいです。

 当方自宅でもナノイー搭載の空気清浄機を使用している事もあって、自分の車でパナソニックの「F-GMG01-K(※最後の「-K」は本体カラーを表す記号です)」を購入して今年の3月から使用しています。
 効果につきましては、花粉症に多少なりとも対策になればと思って購入したのですが比較のしようがないので(同日に2台の車を乗り換えての移動といった経験がありませんので)よくわかりません。また消臭効果につきましても当方タバコは吸わないので今のところ効果についてはよくわかりません。


 インターネットなどで調べてみたところ、それぞれの優位性については、

除菌効果:プラズマクラスター>ナノイー
消臭・美容効果:プラズマクラスター<ナノイー
効果範囲:プラズマクラスター<ナノイー
環境変化に対するイオン発生数の変化:プラズマクラスター<ナノイー(ナノイーは温度や湿度が低いとイオン発生数が下がってしまいます)

といった感じです。
※プラズマクラスターは、国産車でもトヨタ、日産などの一部の車種で標準装備されています。
※ナノイーは、トヨタ、マツダなどの一部の車種に標準装備されていたり、ディーラーオプションで車内の天井部分やエアコン吹き出し口付近などに取り付ける商品が設定されています。


 ただ、上記のイオン発生器につきましては空気清浄機としての働きはありません。(一応、本体内部に埃を吸い込まないようにメッシュ状のフィルターが付いていますが…)
 車載用の小型のイオン発生器では、イオンの効果で菌や花粉などを酸化させて不活性化させたり、消臭効果があったり、浮遊している埃などを帯電させて埃同士をくっつけて浮遊しにくくさせる程度です。
※これらのイオン発生器では微量のオゾンが発生していますので、吹き出し口のすぐ近くに顔を近づけたままにしない(吹き出される風をすぐ近くで直接吸い込み続けない)方がいいと思います。

 家庭用の高性能な空気清浄機の場合、空気清浄フィルターの性能が高く(集塵フィルター、脱臭フィルター、除菌フィルターなど複数のフィルターが付いている場合があります)、また吹き出し口から出る風に含まれるイオンよって帯電させた埃などを空気清浄機内部に逆の電位を発生させて高性能なフィルターで捕らえて吹き出し口から再度放出させないようにしていますが、車載向けとなると空気清浄性能を高めるには送風能力に見合ったフィルター面積が必要になって小型化することが難しくなりますし、またファンの能力を高めると運転音も問題になります。
 空気清浄機としての性能をお求めになられる場合は、高性能なフィルターと設置場所の空間の空気を循環できるだけのファンの送風能力が必要なのですが、車載専用としての空気清浄機では見たことがありません。

 ちなみに、これらの製品の謳い文句によく「菌やウイルスを抑制」などと書かれていますが、この「ウイルス」とはインフルエンザウイルスなどの伝染病のウイルスではありません(=インフルエンザウイルスをやっつけられるわけではありません)ので、伝染病予防につきましてはあまり過度な期待はなされないようにご注意ください。(アレルギー物質やカビ菌などには効果があるようですので、健康効果としては「無い」とは言えませんが…)

 ご注意ただきたい点として、加湿機能つきの空気清浄機は車内で使用すると逆にカビの発生の原因になりますのでご注意ください。毎日車に乗る時にはエアコンONで使用して除湿(本末転倒のような…)をしたり、車に乗らないときに窓を開けっぱなしにできる環境でしたらいいですが、駐車後に密閉空間となる車では逆に湿度が上がりすぎてしまいカビの発生の原因になります。

この回答への補足

とても詳しいご説明ありがとうございます!

そうです!空気清浄機ではなくイオン発生機です。
同じような事だと勘違いしておりました。

追加でご質問ですが、運転席周辺に余計なものを置きたくない性格でして、リアのラケッジルームに設置しようと思っております。
これでも効果は実感出来るでしょうか。
やはりタバコ屋ファストフードの臭元付近にないと即効性がないのでしょうか?

ちなみに車はランクルです。

補足日時:2013/06/22 09:54
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この回答へのお礼

とても詳しいご説明ありがとうございます!

お礼日時:2013/06/22 09:55

 適用範囲は、カタログを見ると


●シャープ「IG-EC15」:約3.6m3(自動車室内相当 幅1.5m×奥行2.4m×高さ1.0mの空間)
●パナソニック「F-GMG01」/「F-C100G」:1.6m2(約1畳)
となっています。

 それぞれ単位が違い、シャープが「m3」(=立方メートル≒空間)で、パナソニックが「m2」(=平方メートル≒床面積)となっていますが、ややシャープの方が適用範囲が広いようです。この範囲を外れたからといっていきなり効果が0(ゼロ)になる事はないと思いますが、シャープでは「空中に吹き出されるイオン個数が25,000個/cm³測定できる容積の目安」との記載が、パナソニックでは「適用床面積はナノイーの届く範囲の目安です」との記載がそれぞれあり、「効果がある範囲」とは書かれていません。(そもそも、その範囲内であってもどれだけの「効果」があるのかと言った疑問もありますが…)


 あくまで予想でしかありませんが、コンパクトカー~ミドルクラスセダンでしたら1台で十分だと思いますがランドクルーザーのように車内空間の広い車種では車室内全体に効果を行き渡らせるにはやや能力不足のように思います。1台をそのときの状況にあわせて設置場所を変えてご使用されるか、ラゲッジルーム用と座席空間用にそれぞれ1台ずつ合計2台設置されるといいと思います。

 車両のカップホルダーを設置場所にしたくない場合は、カー用品店やインターネットなどで上記のイオン発生器専用のホルダーが売られているのを見掛けた事があります。やや無骨なデザインなので、極力車内に余計な物を置きたくないとお考えでしたらちょっと無理かもしれませんが、簡単な吸盤貼り付けで何度も貼り直しが可能なタイプの物(YAC(ヤック):「PZ-603」)や、取り付けにやや作業が必要になりますがヘッドレストとアームレストに渡すように取り付けて前席シート側面に取り付ける物(MAGICAL TECHNICA(マジカルテクニカ):「ドリームホルダー」)などがあります。
※当方、最初は運転席に座った状態で向かって右側のエアコン吹き出し口に取り付けたドリンクホルダーに置いていましたが、強風運転時のファンの音が耳障りだったので現在は助手席側(助手席に座った状態で左側のエアコン吹き出し口に取り付けたドリンクホルダーに取り付けているドリンクホルダー)に置いています。

 また、イオン発生器からの送風の方向は上下方向には微調整することが難しい(フラップは2段階調整ですし、カップホルダーなどに設置すると本体自体の角度を変えることも難しいです)ので、エアコンの吹き出し口付近に設置してイオン発生器から出る風をエアコンの送風に乗せてあげるとより遠くまで届くようになりそうなのでいいと思います。

 エアコンの送風自体への消臭効果を期待するには送風を車内循環モードにして助手席付近に設置するといいと思います。(ほとんどの車が助手席の足元付近にエアコン用の車内側空気取り込み口があります)
 また、リアエアコンが装備されている場合は、2列目シート足元付近~ラゲッジスペースに掛けての壁面の下の方にリアエアコン用の空気取り込み口があると思います。
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前の回答者様もお答になっていますが、ナノイーが良いようです。



お店によって値段は様々ですが、ドンキホーテでは約7000円で売られてました。

最近では、国産車でも純正で装備されてる車種が増えてきてますね。

自分の車両(エスティマHV)にも、装備されてます。
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使ったことがないので実効がどうかは分からないのですが、少し前に調べた時にはナノイーが良いなと思いました。



メルセデスのは知らないです・・
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