プロが教えるわが家の防犯対策術!

希望は以下の通りです
舞台:古い洋館などの限られた閉鎖的空間。そして普段の生活ではあまり身近ではない場所
ホラー要素:直接何かの怪奇現象が起こらなくても良いので雰囲気が不気味でゾッとする。または「結局怖いのは人間だよね」という展開にならないオカルト要素を含んでいる
筆致:ライトノベルや山田悠介さんの作品のような未熟な文章ではなく、少々難しくても良いので落ち着いた筆致
全体の雰囲気:薄暗くておどろおどろしい

深夜部屋に籠って物語の世界に入り込んでしまえるような魅力的なホラー小説を探しています。洋書にも興味があります。
ジャンルは違いますが綾辻行人さんの館シリーズなどが好きです。
※短編小説以外でお願いします

A 回答 (3件)

読みながら本当に背筋がぞっとした幽霊屋敷ものとして私がお勧めしたいのは、



・リチャード・マシスン「地獄の家」ハヤカワノベルス(1972)、ハヤカワ文庫(1977) ※映画「ヘルハウス」(1973)原作

・シャーリイ・ジャクソン「たたり」、創元推理文庫(1999) (旧訳「山荘綺談」、ハヤカワ文庫(1972)) ※映画「たたり」(1963)、「ホーンティング」(1999)原作

です。ネットで古書を入手できます。
独り深夜に読みふけり、気分に浸るにはうってつけかと思います。

なお、映画の方は「たたり」(1963)以外は残念ながらオススメできません。
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この回答へのお礼

「地獄の家」はまだ読んだことがありませんでした。どうやら絶版のようですが早速探してみます。ありがとうございました!

お礼日時:2013/06/28 17:57

こんにちは



 京極夏彦の”陰摩羅鬼の瑕(おんもらきのきず)”どうでしょうか?

 京極夏彦の百鬼夜行シリーズの中では、飛びぬけて面白いというわけではありませんが、分厚く、読み応えもあります。ただし、独立した作品ですが、シリーズものの為、登場人物の性質を把握していないと100%楽しめないかもしれませんが。

 これが面白ければ、百鬼夜行シリーズや、怪談ものも良いですよ。

 参考まで。
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ホラーではありませんが、読んでいてゾクゾクハラハラするものを。


辻村深月『冷たい校舎の時は止まる』です。
→雪降るある日、学校に登校した8人の生徒。しかし、校舎には他に人の姿がない。不思議に思いながら、誰かいないかと校舎を歩き回っている内に、彼らは気付く。いつの間にかドアや窓が閉められ、閉じ込められたということに。
校舎の時計は、ある時刻を指して止まっていた。それは、学園祭の最中、屋上から飛び下り自殺したクラスメイトが、飛び下りた時刻だった。しかし彼らは、その自殺したクラスメイトの名前がどうしても思い出せない。どうして忘れてしまったんだろう。忘れられるはずがないのに。そして、次々に起こる恐怖。彼らを閉じ込めたのは、一体誰なのか?
→キャラクターそれぞれの描き方がとても緻密で丁寧です。一人一人が深い事情を持っている。ストーリーもとても面白く、ページを捲る手が止まりませんでした。文庫本でも上下巻共に分厚いですが、あっという間に読んでしまいました。
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この回答へのお礼

「冷たい校舎の時は止まる」は以前読んだことがあります。この本がきっかけでサスペンスからややホラーへと好みが変わりました。回答していただきありがとうございました。

お礼日時:2013/06/28 18:00

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