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歴史に疎いものです。

学校の歴史の時間には、広島と長崎に原爆が投下され、悪い日本人は戦争を反省し、正義のアメリカ人の支援のもと、経済発展に邁進している、、、、と言うところで終わっていた記憶があります。

ところが、2013年6月29日付けの朝日新聞における成沢解語という記者の署名記事によれば、東京は銀座の松屋百貨店の地下に「戦後、連合国軍総司令部(GHQ)の命令で、進駐軍向けの「キャバレー・オブ・ギンザ」が地下で営業を始め、苦しい時代を支える」とあるのを発見しました。

私が銀座松屋に行くようになったのはすでに昭和の終わりごろ、バブルの頂点で高級婦人物が飛ぶように売れていた時代で、この百貨店の地下にGHQの命令で進駐軍向けのキャバレーが設置されていたとは想像すらできないことでした。

「風俗営業取締法」が制定されたのは1948年のことですから、終戦直後には「風俗」という言葉も現在の意味とは異なっていた事は想像に難くありません。

しかし、おりしも、大阪市長が米軍に日本の法律(=風俗営業取締法)にて認められた風俗業の利用を勧めたと発言したところ、朝日新聞をはじめ、日本のマスメディアの多くが、わざわざ米軍の女性スポークスマンに「風俗の活用」に関して、「それは吐き気を催す(disgusting)事だ」というコメントの採取に成功しております。

同じ朝日新聞社の内部で署名記事を書くような偉い記者が「GHQの命令で進駐軍用のキャバレー(現在の風俗営業取締法での合法商売)を作った」という歴史的事実を認識していながら、大阪市長の愚門に関しては何ら擁護することもなく、建前的発言で「disgusting」と発言した米国政府女性報道官の歴史認識の欠如を即刻批判する事もできない朝日新聞社の偏向ぶり・反日ぶりに辟易とする訳です。

で、歴史に詳しい方に質問です。

米国進駐軍は日本政府や周辺の日本人実業家に「(風俗営業取締法対象の)キャバレーを作るよう命命令した」というのは、歴史的事実として正しいのでしょうか?
それとも、朝日新聞の成沢解語記者の署名記事が事実誤認なのでしょうか?

戦後の日本史に詳しい方より、事実情報のみご教示いただければ幸いです。

A 回答 (4件)

後期高齢者になって大分年月が経つ、私の知っている事柄を御話します。



東京だけでは無く全国GHQの支部が置かれた都市では名目上、進駐軍の娯楽用にダンスの相手をする子女を募集と云う名目で多くの家庭子女が応募しました。

但し名目上はです。

事実を知っていますから、私は橋本市長の発言は間違っていないと思います。

当時関西の有る都市で、私の従兄弟は(現在90歳を越えて惚けています)そのダンスの力量を買われて、復員後1年で子女のダンサーとしての育成に携わりました。

GHQからの要請と云ってましたが当時ダンス界の頂点に居られた先生からのまあ云わば強制でした。(私もその方に社交ダンスを習いました)

無論表向きは将校クラブなどでのダンスの御相手ですが、あくまで表向きの事であって実際は言わずもがな。

色々な修羅場もあったでしょう。
ダンスの相手だけとばかりに募集に応じた子女の中には思いつめて自殺まで図った人もいるとの事。

募集は新聞広告の形以外、人づてなどで募集していたと聞き及びますし、その養成所(ダンスホール)には私も顔を出して見ていた記憶も鮮明です。

又、戦争花嫁と言われ、御相手したGIと恋愛関係になり合衆国へ渡った人も相当数に登りますし、その様子もニュース映画や新聞で毎日のように報道されていました。(女気の無い進駐先では女性全てが美人に、優しく見えるのでしょうけれどね)

無論、遊郭は当時存在しましたが(表向きは昭和33年3月31日迄)そう云うところは通達で軍関係者はofflimitsですので、軍人の性の処理には軍としても非常に困ったのだろうと思います。(何処の国の軍隊でも同じです)

でも表向きはあくまで「良家の子女、進駐軍のダンスの御相手募集」でした。

旧軍隊でも兵隊は必ず「突撃一番」と云う製品を持って外出していましたよ。経営者は日本人は数えるほど、昭和18年頃の経営者名は各新聞などの広告で判ります。日本人の経営者は殆どいなかったと思いますね。従兄弟の話では只、働いている女性の半数は日本人だったそうです。(従兄弟はある大きな基地の閉鎖をGHQから命じられ最後まで処理をしていたので色々な事を良く知っていました)

未だ関係者が生存していますのでこれ以上詳しく(知ってはいますが)は此処で御話は遠慮いたしますが・・・。

朝日なんか戦時、愛国新聞と言われたのにね、今は社主も読まない新聞になってしまった、酷いもの。それ以外のN*Kや日経などもね。

羽織ゴロとは云い得て妙。高利貸し、三百代言、千三つ屋などの言葉も生きてますね。

明治大正見聞史を読むと乃木大将夫妻が殉死した一報が入った時の新聞社の記者連中の罵詈雑言、あくる日の紙面の美辞麗句に唖然とします。

だらだら余計な事も書いてすみません。
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この回答へのお礼

歴史の生き証人としての情報を頂きありがとうございます。

なんで、橋下市長が「訂正とお詫び」をしたのか、まったく理解できなくなりますね。

日本のマスコミが面倒くさいので、政治的な対応で済ませたのでしょうか。

どうもありがとうございました。

お礼日時:2013/07/06 14:22

 まず、疑問を持たれたら、今の時代自分で調べてもいろいろすぐ判る時代なのですから、まずは調べてから人に問う、というのが大事かと思います。



 御質問で根本的に間違っているのは、「風営法」の対象が広い、ということです。
 風営法で検索しますと、その法律自体がすぐに出てきますのでそれを御覧いただければ、対象がいわゆる性風俗だけでなく、キャバレーは勿論ダンスクラブ、料理店や喫茶店、パチンコ店なども営業形態によっては対象となっているものなのです。
 ですから、この段階で疑問の半分は間違いであることが判ります。

 そして、キャバレーというのは性風俗ではなく、いわゆる水商売です。
 今のキャバクラというのは「キャバレー+クラブ」の略称から出来ているものですから、それで概ねお判りかと思います。
 特にキャバレーでは「公式的には」性風俗的な行為は含んでいないと考えて良いと思います。

 ですから、GHQが社交・慰安のためにキャバレー設置を命じたとしてもなんら不思議はありませんし、それと大阪市長発言への対応との間にも矛盾はありません。

参考URL:http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S23/S23HO122.html
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この回答へのお礼

>GHQが社交・慰安のためにキャバレー設置を命じた

では、なぜ、橋下氏が社交・慰安の為に沖縄のキャバレーなどを利用する案を推奨すると、「訂正と謝罪」になるのか分かりませんん。

お礼日時:2013/07/06 14:20

こんばんは



米軍の進駐のために横浜あたりに慰安所(売春宿)を作ろうとしたことは知っていましたが、キャバレーのことは知りませんでした。小生も興味があってnetを捜すと割りと簡単に見つかりました。

松屋のキャバレーはほんとのようです。
http://www.tanken.com/senryogun.html  の真ん中あたり。地下の3階にあったとのこと。

下はウィキです。松屋のことはありませんが、他にも多くの施設があったとのこと。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%B9%E6%AE%8A% …

これらは「特殊慰安施設協会」と言われていたとのこと、略称「RAA」。
これらをキーにして捜してみてください。いろいろ見つかると思います。

以上、簡単ですが、ご参考に。
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この回答へのお礼

回答、有難うございました。

お礼日時:2013/10/13 10:28

両方正しい。



松屋だけでなく焼け残ったほとんどの百貨店などは接収されています。
ですからデパートの地下にキャバレーを作ったのではなくPXの地下がキャバレーになったと言うこと。

ただしキャバレーと言うのは後の日本でのキャバレーの概念とは違うものですね。

あなたの思考が風俗営業法でひとくくりにしているからおかしいのですね。
ダンスホールとソープランドを同列に扱うことの異常さを自覚すべきです。
キャバレーじゃ抜けませんよ。
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この回答へのお礼

>ただしキャバレーと言うのは後の日本でのキャバレーの概念とは違うものですね。

何が違うのかご存知でしたらご教示くださいませ。

お礼日時:2013/06/30 16:12

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