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年間、約40000種もの生物が絶滅し、哺乳類の約20%、両生類の約30%(その他の種の詳しい数値はわかりません...)が絶滅危惧種にあるという話を聞きました。
人間のせいでこのような状況になってしまったのなら人間の手で阻止していかなければならないと思います。

人間が他の生物を護っていく為に、具体的にできることは何があるのかと考えています。
環境を護る、団体に入って活動をする、等でしょうか。

実際に勉強している方や活動している方のご意見を頂けると有り難いです。

どこにカテゴライズされるのかわからなかった為、生物学とさせて頂いております。

A 回答 (4件)

絶滅には色んな理由があります。


ヒトが原因のこともありますし、その他動物、気候の変化もあるでしょう。
どれも自然なことです。
ヒトは自然の一部です。
ヒトによって絶滅することは自然なことなのです。
ヒトは自然の一部ではなく、自然の管理者だと思っている人・団体があります。
僕はそれはおこがましいと思います。

絶滅した結果、ヒトが困るのであれば全力で守る必要があるでしょう。
そうでないのであれば、それは決して人類全体の義務・責任ではありません。
個人が趣味の範囲、研究の一環でやればいいことです。

さて、では絶滅危惧種を保存するにはどうすればよいか。
一番良いのは、生態学等の研究者になることかと思います。
研究所に保護して、いつまでも見守ることが出来るでしょう。
遺伝子での保管をしている機関もあるかもしれません。
種の保存は、進化の過程を明らかにする上で非常に有用です。
胡散臭い環境保護団体はやめた方が良いと思います。
彼らの行動には全く意味がありませんから。
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先日、リカオンの保護についてのドキュメンタリーを見たんですが、具体的な方法は実に広範囲ですね。



常に状況を確認して、追跡し、記録を重ねる・・・データベース化。実態調査。状況の記録。
一時的に捉えて、現状を確認・・・医学的に調べる。発信機を付ける。血液などの搾取。狂犬病の予防接種。
リカオンが冷酷で獰猛な動物であるという、人の否定的な意識を変えるための活動。
リカオンの保護の必要性を、人に理解してもらうための活動。
牧場の状況を確認し、家畜の被害を守り、牧場主の理解を得るための活動・・・効果的な柵の作り方の研究、指導、牧場主への手助け。
家畜の病気をリカオンに移さないよう、保護区の入り口の消毒。
リカオンを人里から放すための研究・・・マーキングの研究。尿の分析・研究。人工的な尿の試作。
保護されたリカオンの子どもを育て、野生化の努力。

以上は、国(厚生省?)と野生動物保護団体、野生動物研究所の協力で行われているそうです。
また、このドキュメントを作成したテレビ局(フランス)や、日本で放送したNHKも、野生動物の保護活動に参加しています。

誰にでも最低やれること。
ペットを飼う、動物園に行く等で、まず生き物への関心を持つ→野生動物への関心に繋げる。
これだけでも、かなり違ってくると思います。
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まず少し整理しますね。



>人間のせいでこのような状況になってしまったのなら

人間のせいと断定出来るのはほぼいないです。
地球誕生以来、放っておいても例外なく常に絶滅し続けているからです。
ただし大型哺乳類に限れば断定できるものがけっこういます。
(しかし大型哺乳類はそもそも絶滅しやすく、種の寿命は元々短いです)。

同様に、新種もそれ以上のペースで生まれ続けます。
どんな生き物もどんどん生まれてどんどん死ぬのと同様、
種に関しても同じことが起こると言う事です。


また、生命の進化、新種、旧種の絶滅などに関しては、それその物が未知数である点があまりに多いため、
人間が原因か否か、と言った点を判断する材料も乏しいです。

人類の科学は200年、科学技術を必要とする生物のデータ採取は50年。
それでも100年後の人間は「100年前の生物調査は小規模なものであり、あまり参考にならない」と言うでしょう。
絶滅や新種に関して、万年単位で調査が必要な所を、現在では数十年しかないと言うことです。

一応化石など、過去の状態に対する調査はありますが、
こういった話題の場合は、その調査の成果は0に等しいです。
これは、現代人が現存してる生物の1/10すら把握していないであろう、と言う点から見ても明らかです。
ここ50年以内に現存してる種ですら、9割以上は研究者に認知されていない種です。
さらにそこから、その種に対して科学的にまともな調査が入っている物は1/100未満です。

ここから絶滅の何が分かるんだ、って言われれば、何も分かりません、となるのが普通です。



絶滅に関して敏感な人間が二種類います。

1 研究者
2 愛護活動者

1の人たちは、人間のせいで環境が変わると、正しい事実や状況の確認ができなくなるので、
元の自然の状態に戻そうとします。愛護精神はありません。
研究のために研究する所があるので、たちが悪い場合もあります。
(研究や実験のために起きた被害、非人道的な研究)

2の人たちは、どうでもいいからとりあえずなんでも守ろうとします。
ちょっとずれただけの人も多いですが、過激派もけっこういます。
守るために守るので、平気でめちゃくちゃなことをする団体さんもおります。
(意味の分からない保護、ルールや法律、常識の無視、など)



地球史上、生命の「大絶滅」が起きた時期は何度かあります。
これは、もう少し正確に言えば、新種や既存種が増えることなく、一方的に絶滅したケースです。
単なる絶滅は常に起こっており、地球上の99.9999%以上はすでに絶滅しております。
(わずかに生き残っている種も、最終的には死にます)。

この大絶滅は、地球環境が激変した時に起こります。
例えば、大気が別の物質に激変した時、隕石の衝突により長期間太陽光が届かなくなった時、
海洋などの循環により地球の気温が60度程度まで釣り上がった時、大規模氷河期により赤道まで凍ってしまった時など、です。

もし、地球の歴史を書くなら以上の環境変化は登場しますが、
人間が起こした環境変化は間違いなく登場しません。

それどころか、アメリカは今後30年以内に想定される海流の変化により、北半球は温暖化が進むと同時に、南半球では人が住めない状態にまで環境が変わることもあり得る、との見解を出し、
めんどうなのでその結果は他国に公式発表しなかったと言う例まであります。
その上で、二酸化炭素の排出は現段階でどうでもいいと言う結論を出し、見事に世界外交の足並みを乱した実績があります。

なおこの海流変化は起きる可能性は低いとされてるようですが、
これが起きたとしても地球の歴史には載りませんし、人間が起こした環境変化よりは圧倒的に大きなものです。
(海流はほんの一例の話であり、生物にとって重要な「環境の変化」と言うのは
人間にはどうにもならないレベルで常に起こり続けていますし、
また絶滅とその因果関係すら掴みきれないレベルです、そのくらいのくらいの変化量でも)。


余談ではありますが、人間の心配も同等程度にあります。
たとえば今は実は氷河期です。北極や南極が凍っているからです。
地球にとっては凍っていない時期のほうが普通です。
ただ、現在の氷河期も地球史には載らない小さな物です。

地球が朝起きたばっかでまだ血圧低いね、昼になれば血圧あがって南極の凍りも解けるかー、
くらい時間帯で、一日のスタート的なレベルの氷河期だからです。

しかし人間は、その朝の氷河期状態と言うほんの短期間(たった1万年)で文明を作ってしまいました。
その結果人間は、南極の氷が解けたら大変だ、環境の大変化だ、温暖化だ、異常気象だ、などと言って大騒ぎです。
いやいや、解けたほうが普通ですから、地球にとっては。
人間にとっては違うかもしれないけど。

もはやそんな状態なので、守るべき環境の基準は常に人間レベルで議論され、
地球レベルで見れば完全におかしなものです。
生命の保護や環境の保持も、人間にとって都合の良い基準であります。
逆に言えば、現時点での環境に生きる生命の保護活動は、
地球が正常時になった時に生きることができる「生命の排除」でもあるわけです。

もはや人間は、絶滅や保護がなんたるものかすら判断できないレベルの存在だし、
自分達の生活環境すら制御するにはほど遠いどころか、制御する前の調査の段階もひどいレベルです。

朝の低血圧でさえこの始末ですから、地球が風邪引いてくしゃみでもしたら、人間は大変ですね。
地球にとっては一日寝て起きれば治る風邪なんですけどね。人間は絶滅ですね。



>人間が他の生物を護っていく為に、具体的にできることは何があるのかと考えています。
密猟、密漁あたりが誰がどうみても悪いことだし、被害者もたくさん出ていることですので、
そのあたりからなんとかしてはどうでしょうか。

ただし、これは国内じゃなくて外国で盛んなことですので、外交ルートから訴える立場、
もしくはその力を持った人に訴えかけられるような信用を持った研究者になる必要があるのだろうと思います。
まず活動する、物を訴えると言うのは、正規の交渉ルートでなければなりません。

とある団体さんはルールを無視して山賊や海賊のような保護活動をしますが、それは本末転倒です。

また、物をよく分かってないのに保護や愛護を訴える要望は、害のほうが大きいと言うことは書いておきます。
とくに人間の生活基準や常識(分かりやすい例は法律)を度外視して要求を突きつける団体は害しかないです。
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逆説的ですが



独裁者にでもなって 核ミサイルで人類文明を終滅させるとか
マッドサイエンティストにでもなって病原菌で人類を死滅させるのが最も効果的でしょうね。
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この回答へのお礼

人間が他生物の絶滅の原因なら人間が絶滅するのが1番という事ですね。
確かにそうなのかもしれませんね。
しかし残念ながら私も人間です。家族がいて、大切な人がいて...
好んで絶滅したいなんて思わないですよね。
こう言うと偽善者と思われるかもしれませんが。
共存することってできないんですかね。

お礼日時:2013/07/01 00:52

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