プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

あまり長めにならないようにまとめていただけると助かります。
この分野の知識が浅いので・・・

これらが起きた原因等について、互いに共通している点と言えば何があるか、教えていただきたいです。
簡潔に箇条書きなどで構いません。
違う点についても教えていただけるとありがたいです。

同じ失敗を繰り返している、というようなことを耳にしたことがあったので・・・・

拙い文章で申し訳ございませんが、よろしければご回答お願いいたします。

A 回答 (2件)

歴史は繰り返します。


1929年の世界は今以上のグローバル化が進んでいました。
ただ一つ状況が違うとすれば世界恐慌のときは日本もアメリカもほとんどの国でデフレに陥りました。原因は詳しくは知りませんが(すみません)世界恐慌のときは日本は高橋是清という天才大蔵大臣が日銀にお金を買い取らせお金刷り軍備拡張という今で言う公共事業を行い3年という世界でも速いデフレ脱却を成功させました。アメリカのルーズベルト大統領は高橋是清のこの政策にインスピレーションを受けてニューディール計画を行ったまでとも言われています。
このように1929年と2008年から現在までの状況はかなり類似しています。そこ中で学んだ国と失敗を繰り返した国で大きく分かれています。
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金融経済の野放図な拡大による資産バブルとその崩壊が原因というのが共通のものです。

そしてその土台になったのがゆるゆるの金融規制です。

1929年当時の米国政府は市場原理に任せておけばすべて上手く行くと、市場への信仰にもにた信頼から市場をそのまま放置しました。当時の米国大統領ハーバート・フーヴァーは「不況はしばらくすれば元の景気に回復する」とし古典派経済学派の考えを支持し政府による経済介入を最小限に抑える政策を継続し続けました。その結果、米国の株式市場のバブル崩壊による大暴落に始まりそこから止まらないドミノダオシが始まり破綻とデフレの連鎖で世界大恐慌へと繋がって行きます。

2007年のバブル崩壊では当初はやはり楽観論が主流で米国の大多数の評論家やエコノミストは単なる調整局面と語り、日本でも元経済財政政策担当大臣などの席についていた竹中平蔵さんなどが「チャンスだ、郵政はアメリカに出資せよ」などとやっていました。
2007年の米国バブル崩壊後、ファニーメイ、フレディマック、ベア・スターンズなどの破綻と公的資金注入、事実上の国有化などを行い、同時にFRBによって矢継ぎ早に行われた金融緩和、それでも負の連鎖は止まることなく拡大を続け、更に負債総額6000億ドルともなるリーマン・ブラザーズの史上最大の大破綻へと繋がりました。その後は社会主義さながらの政府による市場への介入、金融機関の救済政策、救済法整備などが行われ、恐慌へと陥る寸前で市場の崩壊をなんとかくい止めることはできたという流れでした。

オバマ大統領はアメリカ国民に向けたスピーチで、日本のバブル崩壊後の対応を引き合いに 日本のような失敗はしない として、同時にそれまでの主流であり米国バブルを形成してきた新古典派経済学派の考えを批判しました。また米国バブル崩壊後の経済正常化への対応には日本のバブル崩壊とその後の対応を参考に研究がなされ、中央銀行の金融政策と政府の財政政策のパッケージ政策の土台となりました。



先日、日本を訪れアベノミクスにエールを送り、ノーベル経済学賞受賞したことでも有名なジョセフ・スティグリッツは
「アメリカにおける中央銀行の政策は特定の利害関係者に乗っ取られている。FRBはどんどんウォール街の利益を代弁するようになって来た。その原因の一つが規制緩和です。それがウォール街におけるバブルを許容した。
経済を構造改革することが必要。一つの問題が格差の拡大で経済拡張の支えとなる資金を現在上手く行っていない人々を救うために使う。規制緩和などの政策の多くはさらに不平等を高める。我々が今規制を持っている理由の一つは過去に搾取があったからです。それらは維持すべき種類の規制です。だから規制のことを考え直すべき。」
と語っています。
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この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2013/08/01 14:52

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