プロが教えるわが家の防犯対策術!

去年、父が急死しました。
脳梗塞で倒れて、救急車で搬送された時には意識がなく、意識を回復しないまま12日後に亡くなりました。

父は、正直に言って本当に「ダメな人間」でした。
犯罪こそおかさないものの、結婚当初から母に暴力をふるい(けがをさせるような暴力ではありませんでしたが)、自分の子供でも気分次第で殴ったり怒鳴ったりして、私も姉も父の顔色をうかがいながら育ちました。

金銭的にもルーズで、小さな内装会社を経営していたのですが(元はサラリーマンでしたが勤務態度があまりにも悪いのでクビになったと後で聞かされました)、バブル期は毎日バーやスナックに通っては泥酔して帰り、母の出迎えの態度が悪いなどと言っては暴れていました。

更に知人の借金の保証人に3回もなって、億単位の借金を抱えて会社は倒産し、晩年はクロス貼り職人とタクシー運転手を兼業して借金を返していました。
しかしその収入だけでは足りないので母や姉や私名義で借金をさせたり、私たちのクレジットカードを勝手に使ってキャッシングしたりするので、揉め事が絶えませんでした。
姉は昔から父を恐れていたのでそのような仕打ちをされても口答えをせず、父も図に乗って姉には相当ひどいことを言っていたようです(親戚に「○○(姉)は俺にたてつくことができない」と豪語していたそうです)
私は結構父に反発して大ゲンカをして、怒り狂った父が「母を連れて心中する」と言ったり一人で家出して警察に捜索願いを出したりする騒ぎになったこともありました。
(母は嫁いできた時から反抗するということを知らず、何をされても耐えていました)

本当に晩年の父は、私も姉も「母を守るために離婚させた方がいいんじゃないか」「DVで訴えた方がいいんじゃないか」と相談するぐらい、酷い荒れようでした。

去年の5月の終わり、家に帰ったら昔事務所に使っていた部屋のコピー機の横で父が座り込んでいるのを私が見つけました。
父は機嫌が悪くなったり、お金のことでどうしようもない事態になったりすると座り込んで誰の呼びかけにも返事をしないことが多々ありました。
なので今回もそうだろうと思っていました。
父に言われて銀行に50万円のローンを申し込んで借りてきたばかりなのにまたお金のことか!?と思った私は
「今度は何!?お金ならもう逆立ちしたって出ないよ!!」
と言って父を睨みました。
父は少し顔を上げて私の顔をじーっと見て無言のままでした。
「何も言ってくれないと私もどうしようもないよ!!好きなだけそこに座ってたら!?」
と言って父をその場に残したまま自分の部屋に行きました。
1時間後に帰宅した姉が、父がしきりに腕をさすっているのを不審に思って救急車を呼び、脳梗塞であることが分かりました。
その時にはもう、意識はありませんでした。
そしてそのまま、父は亡くなりました。

亡くなってから、私はずっと後悔し続けています。
もしも私が最初に見つけた時に救急車を呼んでいれば助かったかもしれない。
何であの時あんな冷たい言葉をかけたんだろう。多分父が最期に聞いた私の声は、父を蔑む言葉だったはず。
正直父を持て余してはいたけれども、こんな一方的に終わるとは思っていなかった。
もっとちゃんと話し合いたかった。
和解にしろ決別にしろ、ちゃんと決着つけたかった。
タクシー会社に挨拶に行ったら、父がいつも家族の写真を車に乗せていたことも分かって、父は父なりに家族を思っていたことを初めて知って…
ちゃんと話をしたかった…

そんな思いばかりで、後悔の連続です。

しかし家ではそれを言うことはできません。
姉は散々耐えてきた分、「もうお父さんのことは思い出したくない。あれだけ酷いことをされたんだから、後悔もしてない」と言い、私が父のことを言うと
「お父さんが死ぬ間際にやっていたことを忘れたの!?あんたは喧嘩ばかりしていて私はいつもそのフォローをしていたのに、お父さんの方がいいっていうの!?」
と怒ります。
母は父の死後急激に認知症が進行して、父のことを話すと泣き崩れてしまいますし…

仏壇に向かって話しかけても会話ができるはずもなく、この後悔をどうしたらいいのか分かりません。
キリスト教なら懺悔?とかで話を聞いてくれるかもしれませんが、うちの檀那寺は幼稚園を併設していて本堂を幼稚園の施設に使っているため、普段はお寺に入れませんし…
鬱病でメンタルクリニックに通っているので話をしようとしましたが、うまく言葉にできないし…

父はお金のことで親戚にも迷惑をかけていたので話をできる親戚もいません。

この後悔の気持ちをどうしたらいいでしょうか?
漠然とした質問ですみません。
もう一年以上毎日悩んでいます。
何かアドバイスをお願いします。

A 回答 (3件)

大真面目な話、お遍路さんとかやってみてはどうですか。

今は一回数日だけやって、長い時間をかけてお遍路さんをやる人も多いとか。

私はね、こういうときのために宗教ってあるんだと思うんです。そんなの単なる自己満足だろといわれたらそれまでだけど、なにせ相手はもう死んじゃってるんだから自己満足しか方法はないわけじゃないですか。
昔の人はそういうときに巡礼の旅に出たわけで。長い間、人類はそうやって生きてきたのですから、古人の知恵に従うべきかと思いますよ。
時間もかかるし面倒くさいですけど、そもそもお手軽な方法で解消されるなら、その程度の悩みだってことじゃないですか。深くて重い悩みなら、それ相応の手間をかけるべきだと思うのですのよね。

お姉さんは、しょうがないです。時々ガス抜きをしていた質問者さんと違い、お姉さんは今でも「父親が生きているうちに罵詈雑言を浴びせてやりたかった」とそれはそれで後悔を抱えていると思います。お姉さんを責めることはできないですよ。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

そうですね。
四国ではないですが、私の地元福岡に「篠栗八十八箇所」という霊場があって、父もそこに行くのが好きでした。
母も先日そこに行きたい、という話をしていましたし、お寺を巡って父の冥福を祈りながら心を休めるのもいいかもしれません。

お礼日時:2013/07/29 14:51

それぐらいの十字架 1人で背負って生きていきなよ。


みんなそれぞれ罪を背負って生きてるんだからさ。

今は生きてる人を大切にしないとまた後悔するよ。

冷たい回答でごめん。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2013/07/29 14:20

日本には「後悔先に立たず」と言う諺と「自業自得」という言葉があります。


あなたのお父上にはひどいことを言うようですが、あなたにひどい言葉を投げかけられたのは「自業自得」です。
あなたが悩んでいるのは「後悔先に立たず」です。
こればかりは悩んでも仕方ありません。
あなたのこれからの人生を先入観だけで物を言うのでなく、もう少し優しい人間になるという努力をしていくしかありません。
これもあなたのお父上のあなたへの最後の「教育」かもしれませんよ。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

確かに「後悔先に立たず」ですね。
今は母を何とか支えるのが生きる目的です。
こんな後悔は二度としたくありませんから…
母だけは、後悔しないように傍にいたいと思っています。

お礼日時:2013/07/29 14:20

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