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よくフィクションに登場する架空の何かであったり、例え話において登場する名前としては、山田というものがありますね。
(山田商店、山田太郎、など)
しかし日本においては佐藤・田中・鈴木こそがメジャーであり、山田に比べて数でも認知度でも勝っているものと思います。
何故これほどに「山田」ばかりが登場するのか、皆様のお考えをお聞かせ下さい。

ちなみに現段階では「漢字が簡単だから」という仮説を思いつきました。
しかしそうなるともっと「田中」が多用されて当然でしょうし、こうなるとこの仮説は有力なものとは言えません。

A 回答 (6件)

 仮構の人物を設定する際、人口比で上位を占め、なおかつ東日本に多く分布する佐藤、田中、鈴木などの姓を用いた際、受け手の側に具体的にそれらの姓を持つ身近な人物が想起されるため、仮構性が薄れ、意図的にありふれた人物や身近にいそうな人物を受け手に想起させる目的でない限りはそれらの姓を使うことは多くないと思われます。

…数多いる佐藤さんをひどい目に遭わせちゃうなんて小説もあったりしますしね。
 逆に、実在の姓となんとなく知ってはいても実際の人口は極めて少なく字面以外ではその人物を類推しにくい姓を用いて、その人物の物語内での特異性を際立たせるという表現手法もありますね。また、絶対に姓に使わない語を姓として使うことによって物語総てが大嘘であることを宣言するという手法もあります。
 で、山田姓ですが、多くの資料で12位前後にありながらも、西日本に多く分布する姓であるため、東京視点では実在の姓でありながらもほどよく具体的な人物を想起しにくく仮構の人物を設定する際に便利な姓であっただろうと思われます。
 また、#3の方が山田姓は渡来人云々と、とてもとてもお勉強熱心であるところを開陳なされていて苦笑させていただきましたが(ついでに明治政府の重鎮たちのルーツもお調べになられば面白知見がより増すのではないかと思われます)、戦国武将に連なる人々でもない多くの山田さんたちの姓は山際で稲作を営んでおられたところに由来する訳で、その字面から想起される日本の原風景的な情景から、のんびりしたとか、穏やかなとか辛抱強いとかそうした人物像を想定した際に、山田姓が選ばれるのではないかと思われます。
 たとえば、旧くは『ドカベン』とか『おじゃまんが山田くん』とか、『WORKING!!(己の無難さを想起させるための詐称)』『山田太郎ものがたり』なんて具合にならべると、なんとはなしに山田像が想起されるようなそうでもないような。

 んで、ドラマのほうではどう設定が変更されるかは分かんないけど、『山田くんと7人の魔女』では、フィクション界の山田にしては珍しく不良なのね。しかも、イケメンなんて…そんなの山田クンじゃないっ! って感じがしたけど、『山田太郎ものがたり』で密かに山田革命が生じて、山田のクセ(ごめんね、リアル山田さんたち)にイケメンでもOKになっちゃったのね。
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この回答へのお礼

中性的なイメージを形成する(先入観を取り除く)ための山田説ですね。
これもなかなか奥が深いお話ですね。
掘り下げるとどんどん深い話になるものなんですねぇ…と、質問内容とは直接関係が無い範囲にまで考えが及んでしまいました。
なかなか現実的な回答ではないかと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2013/08/17 21:22

azmx さん、こんにちわ。



あなたが考えるほどこだわりがあるとは思えません。たぶん、佐藤・田中・鈴木ほどメジャーではないが、どこにでもありそうな名前だから、作者はあえて山田を使用しているのでしょう。それにいつも佐藤・田中・鈴木では芸がありませんから…
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この回答へのお礼

一週回って単なる考えすぎ説ですか、これは斬新ですね。
確かに山田という名前に強いこだわりを持って選択するケースは少ないかと思いますが、そうすると何故に適当(アバウトの意味、テキトー)に決めた名前が山田なのかという問題にも行き着くわけです。
もしかするとテキトーに思いつく名前と言えば山田という構図でもあるのでしょうか。

お礼日時:2013/08/17 19:39

水商売や芸能界では まさしく「水」を連想する苗字名前は


「売れる」そうです また、木や植物を連想するのが次にウケが良いとか、、、。
(例 米倉涼子の米と倉と涼 福山雅治の山 ・・・あ・・・ベッキーとかは別として)


そうゆう意味で 日本の70%を占める「山」と主食の「田」は
する~ん と 心に自然に入る漢字であると(かってにですが)考えまする。

私の世代ですと
佐藤=佐藤栄作 田中=田中角栄 鈴木=鈴木善幸 と おっさん顔の政治家をはっきりと思い出します。
ゆるいインパクトの山田姓は なんとなく記憶もあいまいで 「印象が薄い」感じです。(誰かいましたっけ?的な)

先入観なくすんなり心に入りストレスを感じない姓だと思います。
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この回答へのお礼

確かになじみのある漢字ではありますね。
あーしかし難しい問題だ。
ありがとうございました。

お礼日時:2013/08/17 19:37

山田は渡来系の氏族で、役所などは左派の人が多いので、佐藤・鈴木・高橋・田中という日本四天王を使うよりは山田に拘ったのでしょう。


現在はあまり使われなくなりました。

太郎は、日本特有の長男の代名詞です。
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この回答へのお礼

多民族国家でも単一民族国家でもない日本特有のイデオロギー問題による優先山田説ですね。
これは今までとは違った切り口の見解ですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2013/08/04 14:31

鈴木を使うと、「何で鈴木なんだ」と田中・佐藤が怒り、田中を使うと鈴木・佐藤が、佐藤を使うと鈴木・田中が同様に怒るからではないでしょうか、多し苗字だとライバル意識が湧くのかも


ということで適当に多く、書くのが簡単で間違えようのない山田が使われているのではないでしょうか

という仮設を思いつきました
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この回答へのお礼

平和的選択説ですね。
確かに山田の上を行くメジャーな苗字であったり、山田未満の知名度の苗字であると「何でだよ」となりそうですね。
こちらもなかなかそれらしい説ですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2013/08/04 02:32

何かに登場する人物名として山田が多いというのはちょっとだけ?ですが、


学校や役所などの書類などでは、記入例や記入見本として、
記名記入欄に山田太郎と書かれて使われる事が多いですね。

この山田太郎の理由は、様々な話があるようですが、
基本的には、誰にでも読めて名前だという事が解りやすい為、という事のようですが、

佐藤や鈴木や田中といった一番多いとされる名前が使われなかった理由としては、
佐藤や鈴木という名前は、昔は東日本に多かった名前で、
田中は逆に西日本に多かった、という様に地域的な偏りがあった為、
全国的に平均して多かった山田が知名度的にも難易度的にも一番都合が良いとして使われたと言われています。

昔と今とでは状況も変わっているので、地域的な偏りや認知度の差も少なくなっていると思いますが、
昔はその様な地域的な差も大きかった為として捉えてみてください。
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この回答へのお礼

なるほど、時代的背景による「田中太郎」淘汰説ですね。
大変興味深いお話をありがとうございました。

お礼日時:2013/08/04 02:27

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