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三島由紀夫ファンです。

最近考えたことですが、奇人の多い文学者の中で、三島由紀夫って結構「普通」の人ではないでしょうか?

もちろん、ずば抜けて頭がよい人間ですし、文才が「非凡」であることは間違いありませんが、

・東大法学部→大蔵省という模範的なエリートコース
(結局、途中でドロップアウトして作家専業になりますが)
・太宰治のように薬をやらない
・森鷗外や谷崎潤一郎のように女性関係がめちゃくちゃではない
(三島は逆に男性関係が怪しいという説もありますが……)

と、人間性自体は割と「普通」というか、市井の人に近いと感じました。
それだけに、最後の市ヶ谷事件が「異常」ですが……。

A 回答 (3件)

何をもって普通というかわかりませんが


あの時代に大学進学、文学をやっていくというだけで
ごく一握りの層に属している人間だったとは思います。

奇行とか行動面でいえば
むしろ彼が欲望に流されるぐらい「普通」の人だったら
あの事件を起こすほどに思いを固くすることもなかったのかなぁと思いますし
あまりにごくごく普通の人なら
あの時代に世間体や、立身出世に邁進せずドロップアウトしたのも変わり者なのかなと思います
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初期の(16~20歳)短編小説集を読みましたが、ティーンエイジであれだけのものを書く神経と感受性と文章力はとても市井の人とは言えませんね。

喩えは悪いが、一種の怪物に近い。後年の発狂に近い異常が理解できます。
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三島(平岡公威)の父、平岡梓には有栖川宮(先年、世間を騒がした偽物のことではないです)の御落胤であるという噂があります。

この噂が真実かは今となっては闇の中(違うという説が強い)ですが、三島の祖母である夏が有栖川宮家に奉公していたのは事実であり、幼少時、三島はこの祖母の元で育てられたので、人格形成にこの祖母が影響していたことは考えられます。

そういうんでは、「普通の人」とはちょっと違う育ち方ではないかと思われます。
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