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宮沢賢治は「雨にも負けず」の中で、「一日に玄米四合と味噌と少しの野菜を食べ・・・・」と謳っています。

宮沢賢治が言うのであるから間違いはないと思うけど、一日に玄米四合食うのは正しいことか。
 

 

 

A 回答 (3件)

 かつての日本は脚気が国民病で、日本人はなぜ家族が脚気になり死んでしまうのか原因を知りませんでした。

1090年鈴木梅太郎によって糠からオリザニンが発見され人類はビタミンを知りました。宮澤賢治も作中で稲と思われる作物にオリザという名を付けておりこの新発見に無関心ではありませんでした。彼が「白米を腹いっぱい食べ」と書かなかったのは当時としては最新の衛生知識であったと言えます。

 現在では、玄米の過剰摂取は米の周辺部に多く残留するカドミウムをより多く摂取することになり有害だと我々は知っていますが、これが充分知れ渡っているかと言うとビタミンのみを重視して玄米食に傾倒している人も多く、我々が原始人より賢いかどうか、心もとない限りです。乳製品を過剰に摂ると前立腺がんの原因になることや、ある成分の胃薬を常用することがアルミ脳症の原因になること、ひじきを過剰に摂ることがヒ素中毒の原因になること、魚介類の過剰摂取が少量の有機水銀でも胎児の神経に悪影響を及ぼすことなど新知識が充分に認識されているとは言えず、衛生思想は常に発展途上にあります。つまり、現代の視点からのみ見れば賢治の栄養学は古い。しかし賢治の発言が当時の最新の知識を背景にしているということは言えると思います。
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米一合で550キロカロリー、当時の一汁一菜だと三合では必須カロリー1800キロカロリーに届きませんので慢性栄養失調で餓死します。


また1800キロカロリーは生命維持に必要なカロリーであって、野良仕事のような力仕事では、身体が動けなくなります。
旧日本軍の食事は、一食二合飯、一日四食、肉と魚つきです。
軍隊に入ると白米はらいっぱい喰わせるが誘い文句に成り立って、補給が途絶えることでの食料不足が深刻なのは、ひとえに日本人には大量の米が必要であり、炊飯に大量の水と燃料が必要だから。
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正しくないです。


特に現代の日本では正しくないです。
ですから宮沢賢治は40歳に届きませんでしたし
妹は30歳に届きませんでした。
玄米を食べるのはいいとしても、4合は多すぎです。
ビタミンB群は足りるでしょうがそれ以外が不足します。
食物繊維やミネラルもありません。
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