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コトバンクから原爆症の解説の引用です
>原爆に被災したことで生じた健康被害の総称

私が気になるのはこの「被災」という言葉と、被害にあった方たちへの保障が
日本国からなされているという点です。
似たような例で先の大震災のときも同じように被災された方々に国からの支援という
流れがあります。

そこで思うのですが、国や被害に合われた方々は原爆をまるで自然災害のように捉えて
いるように見えるのです。
原爆というのは人が造ったもので、それを爆発させたのはアメリカという国です。
ならその人為的被害に対する保障は加害者であるアメリカがするのが筋であると思うのです。

この隠れ見える歴史認識の歪みがとても気になります。
それとも歪みなんかなく、戦争における被害は天災として扱うものなのでしょうか?

回答よろしくお願いします。

A 回答 (10件)

>原爆をまるで自然災害のように捉えているように見えるのです。



 なぜそのような判断をなさったか分かりませんが、資料などを読む限り、そう思っている人は少数です。人災であり、だからこそ繰り返してはいけないと言っている人が圧倒的多数です。この点は指摘しておくべきだと思いました。
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”原爆というのは人が造ったもので、それを爆発させたのはアメリカという国です。


 ならその人為的被害に対する保障は加害者であるアメリカがするのが筋であると思うのです。”
    ↑
いや、全くその通りです。
しかし、正論が通らないのが国際関係です。
イラク戦争では、大量破壊兵器は遂に発見されませんでしたが、
米国は何のおとがめも受けていません。

パレスチナに住んでいる人を追い出して建国した
イスラエルは国連に承認されました。
追い出された数百万はホームレスです。
それが通るのが国際関係です。

勝った方は、相手を全滅させることも出来るのですから
どんな無理難題でも呑め、ということです。

原爆被害については、悪いのは日本なんだ。
米国は正義の為に戦っただけなのだ。
だから、日本が弁償しろ、というロジック
なのでしょう。
「過ちは繰り返しません」
という文言にもそれが見え隠れします。


”被害に合われた方々は原爆をまるで自然災害のように捉えて
いるように見えるのです。”
    ↑
自然災害と同質的なものととらえているのでは
ないですか。
そういう意図のもと、使われたのだと思います。
我々は悪いことをしたから天災に襲われたのだ、という
ことです。

敗戦を終戦記念日と言い換えるのも同様でしょう。
敗戦だと、恨むぞ、こんどは勝つ、となりやすいですが、
終戦なら、悪い戦争がやっと終わったんだ、という
イメージになります。
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日米政府間の戦後処理の問題ですね。



日本にとっては初めての敗戦、アメリカにとっては始めての外国との戦争だったので、お互い、慣れていなかった感があります。ヨーロッパの国々が百戦錬磨なのに比べると、たどたどしかったように思います。

日本が、アメリカに”原爆の後遺症を補償せよ”とごねたらどうなっていたか。。。多分、補償金はおりていたのではないか、と私は考えます。政府からおりなくても、民間の、キリスト教関係で基金が作られ、募金活動が行われていたでしょう。

3・11のときにも、ずいぶん活発に寄付活動が行われていました。

問題は、当時、そういったアピールをする発想が日本側になかったことと、症状が原爆の後遺症である、と証明することが難しかったことでしょう。何しろ、前代未聞のことでしたから。

その後、ベトナム戦争の戦後処理として、アメリカは枯葉剤の除去に$40ミリオン出していました。1995年に国交正常化してから、徐々に協力関係を築いていって、現在はベトナムの第一の輸出国です。それでも、一般ベトナム人の傷はいえることがないでしょう。まだ四十年しか経っていないですから。当時145,000人の難民も受け入れたらしいです。

私は、テキサス州のヒューストンという所に住んでいます。美術館や博物館がたくさんありますが、その中で一番個性的なのが、”ホロコーストミュージアム”です。第二次世界大戦中のナチスによって行われたユダヤ人に対する犯罪を、”絶対に忘れないように”建てられた博物館です。

そのお隣に、”原爆記念博物館”が建てられても少しも不思議ではないです。そういった努力を、日本人がしてゆくのも、被災国としての役割だと思います。
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質問者の、一般市民を巻き込む無差別攻撃は、もともとナチス・ドイツが始めたことだったと記憶していますが、それを真似て英米なども同様のことをするようになりました。



原子爆弾を含む、一般市民を巻き込む無差別攻撃は、人道的な観点からも許されざる行為であり、そのことに非難の声をあげることは、私も正しいと思っています。また原爆の被災者の方達も、そのような観点をもって核兵器を批判していると思っています。ただ核兵器批判は、使用したことへの非難が中心ではなく、今後の使用防止を主目的としているため、なかなかこの部分は分かりづらく、質問者と同じようなことを思う人も少なくないと思います。

しかしながら、そのような観点をもって原爆被災者の方たちの平和活動を見ていただければ、決して何もしていないどころか、むしろ積極的にそのような活動をしていることに気がつくのではないかと思います。
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日本は法治国なので、国内で起った暴力事案などについては、国内法でそれなりに筋論で処理されます。

でも
国外でのそういった事案、特にA国とB国との間で起ったもめごとなどの事案をしっかり裁く世界法はまだ確立されていません。ある程度はありますが、それを確実に進めるための権威がなく、法に違反しても北朝鮮などのように無視して勝手に好き放題なことが出来る環境です。つまり、国家間のあらそいなどは、残念ながらなお弱肉強食の論理が通用する時代が続いているということです。WW2終結後の東京裁判も当然ながらそういった流れで進められたわけです。アメリカやロシアが将来国力を落として、日本が相対的に強くなったら、今の韓国などのように様々な賠償問題を吹っかけてやりましょうか?ネタはいろいろあると思いますがww。
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>この隠れ見える歴史認識の歪みがとても気になります。


>それとも歪みなんかなく、戦争における被害は天災として扱うものなのでしょうか?

答えはNo。これはきちんと整理すべき由々しき問題です。
Ano.1さんが韓国を持ち出されていますが、核投下があった1945年には韓国という国はまだありませんから、問題の基点を議論する際には全く純粋に韓国は関係がありません。

天災とは、どこかに交渉すべき相手がいるものではなく、どこかに意図して人に災厄をもたらしめる意思集団がいるわけではありません。
逆に戦争とはどこかに交渉すべき相手がおり、どこかに意図して人に戦火をもたらしめる意思集団がいる状態となります。

先の戦争では、日本人が自然現象としての核の暴力にあったのではなく、日本人が「意図して」核の危機にさらされ、核の暴力にみまわれたのです。
被災というと責任の所在があいまいになります。しかし、実際には爆弾を投下せよと意図して命令した人間がおり、投下した人間がおり、そしてそれを今も尚、賛同せしめる集団がいるのです。これを問題と言わずして何が問題なのでしょうか。

しかし、保証をすべきかどうかという観点においては、人道的、道徳的、倫理的にはそのようになりますが、しかし世界は非情なロジックでまだまだ動いており、戦勝国がルールなのであり、原爆の投下は戦争講和のルールに従い正当化されています。
私が問題視するのは、その講和のルールに従うならまだしも、こうした言葉の選定によって洗脳に近いことが行われているのと、実際の欧米の教育現場で「アトミック・ボムを投下しなければ日本の暴走を止めることが出来なかった」という教育がなされ、人道、道徳、倫理面での正当化が図られていることです。

上記が私のスタンスになります。
よって、まとめますと、
・日本が敗戦国であるので、殴り合いの末に不利な講和条約に調印させられたという経緯があるので、人的保証がアメリカになされないのに対しては従う必要がある(無論これを書いている私は苦虫を噛み潰したような顔で書いているのですが)。
・しかし、人道、道徳、倫理としてはかならず語りついでいく必要がある。

ということになります。
国連(United Nations)が国際連合の略称ではなく、WW2での戦勝国群となった集団の呼称であった「連合国(United Nations)」であることが示すように、彼らの絶対的正義は換わらず、そして日本はあらゆる面から騙されていることになります。アメリカ人の正義感はある種病的なもので、日系人の強制収容などはきちんと謝罪しております。ただ原爆については国際政治でのパワーポイントとなる議題なので、その正義感を持ってしても、アメリカは絶対に謝罪はしないでしょう。あらゆる方法を使って圧力をかけてくるのではないでしょうか。

我々がこうした事実と分析を後世にきちんと伝えることで、それが倫理や道徳となり、それが思想につながり、思想がイデオロギーにつながり、それが政治決定へ、そして核ボタンの押下可否へとつながります。
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戦争による被害の補償は相手国が行うということになったら、原爆に限らず、太平洋戦争による日本人の負傷者や死亡者の遺族に対する補償はアメリカが行い、アメリカ人の負傷者や死亡者の遺族に対する補償は日本が行う、ということになってしまいませんか。

もちろん日米だけでなく中国やイギリス、戦場となった東南アジアの人々にもたくさんの被害者がいるので、それらの人々に対する補償を加害国が行うということになるとものすごく複雑な話にことになりそうですが、いずれにしても原爆による被害だけ特別に相手国が補償を行うというのは理にかなわないでしょう。
それと、原爆の被害者が「原爆をまるで自然災害のように捉えている」というのは事実と異なると思いますよ。
ちなみに「被災」という言葉は自然災害に対してのみ使われるものではありません。「天災」もあれば「人災」もあります。
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日本が戦争に負けたことをご存じないようですね。



サンフランシスコ講和条約で戦時賠償を放棄しているのですから法治国家およびその国民はその条約に従うことになります。
ここがどこぞの国との違いですね。

>戦争における被害は天災として扱うものなのでしょうか?
どちらも基本的には誰も賠償しないという点では同じですね。

それとも賠償を放棄せずに第一次大戦後のドイツのような状態になる事を望んでいるのでしょうか?
>この隠れ見える歴史認識の歪みがとても気になります。
あなたの歴史および現状認識が歪んでいると言うよりめちゃくちゃなだけですね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
>サンフランシスコ講和条約で戦時賠償を放棄している

ネットでサンフランシスコ講和条約を読んでみたのですが
該当しそうな部分が14条のbにありますけど、それは連合国の賠償請求権を放棄
してると書いてあるように読めるのですが、日本の連合国側への賠償請求権を放棄する
文言はどこに書いてあるのですか?

お礼日時:2013/08/10 02:42

 こんばんは。

添付のサイトをお読みになられて少しでもあなた様の疑問が解消できれば幸いです。

 『パール博士のことば』(東京裁判後、来日されたときの挿話) 田中正明著
 パール博士は東京裁判において、日本は無罪であることを一生懸命に訴えてくださったインド出身の判事です。

参考URL:http://www6.plala.or.jp/mwmw/kotoba.html
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
興味深いリンクをありがとうございます。

お礼日時:2013/08/10 02:30

貴方はお花畠脳じゃないですか


貴方の言ってる事は理想ですが現実には何事も理想通りに行ってますか、理想通り行ったら誰ーも苦労しませんからー。

原爆被害者は米が投下したから米に保障させるって現実問題そんな事て来ますか―?
広島に当時在日も大勢居て被害に有ったから治療費保証せよって日本政府を訴えてますがーじゃあ米を何で告訴しないのって話で現実は日韓基本条約で完了済みを持ち出して来てるだけです、国際法無視して毎度の事ですがー基本条約で何兆も日本から引っ張った癖にで半島インフラは現代換算で50兆以上で基本条約で日本血税が半島に行ったのと足せば80兆から100兆位で未だ足りないから金出せって慰安婦から戦時徴用から歳日ナマポ乞食迄こういうのと似てます、貴方の考え方は。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
>現実問題そんな事て来ますか―?

なぜ出来ないのかわかりません。
これほど被害が明確で加害者が誰かも分かってるのにできないわけがないです。
理想通りにいったら誰も苦労しないと言ってますけど、保障に関して日本政府は苦労してますか?
米国に責任があると議題にすらあげてないのが現状じゃないでしょうか?
できないのではなく、しないだけだと思うのですが、どう考えますか?

お礼日時:2013/08/10 01:16

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