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ベトナム戦争の戦禍から逃れるため、ジャングルで40年にわたり生活していた親子が保護されたとベトナムのメディアが報じた。

ベトナムのメディアによると保護されたのは、ホー・バン・タインさん(82)と、その息子でホー・バン・ランさん(41)の二人だ。父親のタインさんはベトナム戦争の時、妻と2人の息子が地雷で死亡したのを目撃し、当時2歳だった息子のランさんを連れてジャングルに逃げ込み、2人はその後、およそ40年もの間、外部と接触しないまま、ジャングルで暮らしてきたらしい。

父親のタインさんは地元の方言を少し話せるだけ、また、息子のランさんは意味の通じる言葉をほとんど発しないということで、地元当局は、2人が社会に溶け込めるよう支援していくとしている。

・・・2人だけに通じる言葉で会話をしていたのやら、そのジャングルでは言葉の必要性すら無かったのやら、よくは分からないが、発見されたことが幸運と言えるような支援の仕方を、地元当局とやらはすべきであるように思う。

この非現実的なニュースに、現実的な現在の日本国内に関わる部分があれば、誰か教えてください。

A 回答 (7件)

>ベトナム戦争回避 40年間ジャングル生活の親子保護



当該記事を拝見しての感想としては、皆様と同じく横井さん・小野田さんは無論の事、国共内戦でタイ・ミャンマー・ラオスの国境付近に放置され、ゴールデン・トライアングルの一部を実効支配しつつ、国民党より出撃の指令を待ち続け、大陸反攻という夢がついには叶わず雲散霧消した、旧国民党軍の事が想起されます。

それほど当時の国家という存在は、軍隊並びに一般国民にとって過酷なものであった、そう考えざるを得ないのだが。

つまりかのホー・バン・タインさんとしては、当面の戦火を避ける為には、先ず国家の捕捉・国民としての義務から逃れねばならない、とすればジャングルにでも入り込む他無い、そう考えたのでしょう。

>この非現実的なニュースに、現実的な現在の日本国内に関わる部分があれば、誰か教えてください。

ベトナムには何度か参りました(因みに私のPFにアップした画像は、サイゴン陥落後北ベトナムに接収された、ホーチミンのマジェスティック・ホテルです。)。

一方に於いて私のコロニアル趣味を満足させる好もしい国であり、且つ観光資源もまた申し分ないが、他方その観光資源の多くがベトナム戦争に起因する事を考えれば、未だかの戦争の遺産に依存する国家とも言える訳で、気の毒な親子もその犠牲者に他ならないでしょう。
何しろ戦火を逃れる為に、一般社会との接触を断たざるを得ないという対価を、数十年に渡り払い続けてきたのですから。

その対比から考えますと、現在の日本ほど国家の存在が軽く、義務の裏付けがない自由を国民が享受する例は、恐らく歴史上類をみないでしょう。
自由の国と形容されるアメリカですら、その根本理念には国家に対する絶対的忠誠という概念があり、明らかに反国家的な存在は即座に非合法と認定され、例えば朝鮮総連の如き組織が、皇居・靖国神社と目と鼻の先に野放しにされる事は考えられない。

先のニュースを我が国の現状に置き換えるとするならば、国益を一顧だにしない一部政治家・並びに低俗メディア、そして誤った人権を振り翳す自称市民活動家、更には著しくリテラシーが欠如した一部国民、戦前であれば恐らく非国民呼ばわりされたであろうそういった人種が、諸々の義務には頬かむりして(つまりはジャングルに逃げ込まず)人としての道を説き、大威張りで能書きを垂れる正常ならざる国家、そういった日本社会の現実に対するアンチ・テーゼ、或いはそういう事かも知れません。
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この回答へのお礼

お疲れ様です。

(国への忠誠)が忠臣蔵などの芝居に表現されるような方向に解釈されたりもしますので、話がややこしくなります。

国とは単純に(親子の集まり)と考えれば、自ら行動をとらねばならない場面も出てくることも、理解しやすいと思うのですが・・・

日本人には無責任な親が多いので、筋道が脱線するのでしょう。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/08/13 00:40

昭和時代の、横井正一上等兵・小野田寛郎少尉を思い出す、ところでこのランという男だが、やがて知識・倫理が身につけばおそらく復讐心が芽生えて来るのは間違いないだろう、ともすればランボーのごとく今度は、アメリカ兵士を襲う事も考えられる、まあアメリカも身から出たサビなので仕方のない事だ、それにしても地元の連中はよくぞ今まで分からなかったものだ、昔の川口浩探検隊に捜索してもらえば一発で見つける事が出来ただろう。

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この回答へのお礼

お疲れ様です。

親父のDNAを受け継いでいたら、そんなに荒くれな行動は取らないと思います。気の弱い親子なんじゃないですか?
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/08/13 00:25

ホー・バン・タインさんは決断力と実行力のある立派な人だと思いました。



日本中が放射能汚染の危機にあると信じ、そう主張しておりながら、子供を連れて長野県の山奥に逃げるわけでもなく、ただ便利な都会に住み、「悪いのは他人だ」「他人が改めれば自分達家族は幸せになる」と主張している親が居りますが、このような親を見て育つ子供にロクなのはできないのだろうと懸念します。

その点、ホー・バン・ランさんは幸せでした。
たしかに高度な学校教育を受ける機会を逸してしまいましたが、自分の親が口先だけでは無く、信念を持って行動に移す人であること、そして他者を批判するのではなく、自らが行動に移すことで家族を危機から守ることができる方だったことは恵まれています。

ホー・バン・ランさんは今後も、ご自身の半生のジャングル生活の経験を生かす形で人類社会に貢献できると良いですね。
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この回答へのお礼

お疲れ様です。

ホー・バン・ランさんが人間の文明を見て、どう感じたのでしょう。日本でなく、ベトナムであったことが、むしろ幸いなのかもしれないです。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/08/13 00:18

1,大東亜戦争で生き残った日本兵を思い出しました。


  横井さんとか、小野田さんとか。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E9%87%8E% …
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A8%AA%E4%BA%95% …
  将校と兵隊では随分と違うもんだなあ、と感じました。

2,インドで、オオカミに育てられた子供、というのも
  ありました。
  これは真偽のほどが疑われているようですが。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%9E% …

3,人間は社会と切り離せない存在である。
  社会で育たない人間は人間になれない、と
  いう話もありました。


”この非現実的なニュースに、現実的な現在の日本国内に関わる部分があれば、誰か教えてください。”
     ↑
社会を良くしないと、人間も良くならない、幸福になれない
と思いました。
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この回答へのお礼

お疲れ様です。

高等動物は、それなりの社会を構成しているものです。知能が高い生き物ほど、より複雑な社会を構築し、その中で生きています。

人間社会におけるシンプル・イズ・ベストはどのあたりなのか、と考えさせられたりも致します。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/08/13 00:12

まずは女を与えるべきですね。

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この回答へのお礼

お疲れ様です。

言えてますね。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/08/13 00:03

親はさておき、子の方は人生の大半をジャングルで過ごしてきたわけですから、無理やり文明社会に引きずり込む方が迷惑千万、不幸なことではあるまいか。

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この回答へのお礼

お疲れ様です。

それもこれも、受け皿しだいでしょう。文明とは無関係に生きてきた種族も、現在ではいなくなりました。文明は人間にとって必要なのでしょう。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/08/13 00:01

別な意味で横井正一徴兵兵士と小野田寛郎を直ぐ思い出しますね、南方のジャングルで何十年間とか、



大東亜戦では現地で終戦に成って帰還出来るのに帰還しなかった兵士が二桁単位でアチコチに居ますよね、北はシベリアから東南アジア各地まで、ベトナム南部にも居るしで、ベトナム残留兵は軍がベトナムに進駐.終戦でそのまま残留した元兵です。
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この回答へのお礼

お疲れ様です。

横井正一と小野田寛郎を思い出す人は、今でも多いことでしょう。古い話ではありますが・・・
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/08/12 23:36

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