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各種 金属・プラスチック・ゴムの
ジメチルエーテル、二酸化炭素に対する耐性を知りたいのですが
通常の耐性一覧表などでは、見つかりませんでした。

教えてください。

A 回答 (1件)

対象があまりにも漠然としていてよく解らないのですが、「金属」が装置などに用いられる材質としてのステンレス(SUS)を考えておられるのであれば、ジメチルエーテルのような有機溶媒や二酸化炭素には十分に耐えられます。



問題は「プラスチック」と「ゴム」の具体例と目的です。「プラスチック」と一概に言ってもその組成がポリエチレンなのかABS樹脂なのか熱硬化性樹脂なのか、「ゴム」もブタジエンゴムなのかシリコンゴムなのかニトリルゴムなのか、などで全く結果が異なると思います。
なによりも「耐性」と仰っているのが機械的な強度を保持することを目的としているのか、弾性や柔軟性を維持することが目的なのか、ガスとして透過することを完全にシャットアウトすることを求めているのか、がよく解りません。

特に有機溶媒は温度を上げるとポリマー鎖を溶解するということは珍しくないので、どのような温度・圧力条件での物性の「耐性」を想定されているのでしょうか。有機溶媒に対して各ポリマーがどのように溶解するかを温度条件を変えながら研究した報告があると思いますが、二酸化炭素は温度と圧力を上げることで相図上の「臨界点」を超えた状態にすることが比較的簡単にできます。この「超臨界二酸化炭素(scCO_2)」は液体とも気体とも言えない状態と言われていて、ポリマー系の材質にはほとんど全てと言って良いほどよく内部に入り拡散します。しかし温度や圧力を室温に戻すと抜けてしまって二酸化炭素はほとんど残らないと言われています。このような状況は質問者の「耐性」の目的としてOKなのでしょうか?
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