プロが教えるわが家の防犯対策術!

とある企業の法務部をやっています。困ったことが最近特許関係の訴訟(は少しですが)契約などが増えてきてみなやりたがらなく、なぜか私が担当になってしまいました...

当初は面白そうと思ってやっていたのですが、最初にぶち当たった壁...それは機械関連でした。
私は本当に機械に疎いので。。

具体的に何が困っているかというと、専門知識です。今までは研究開発や設計をやっている方と話すことは全くなかったのですがそれが必要になってきました。

で、設計をやっている方などは、悪気がないのは承知なのですが、見ても分かりづらい断面図を渡してくるだけだったり、打ち合わせをしても日本語であっても別の言葉をしゃべっているのではないかとおもってしまうくらい話が通じません(笑)

開発の部署に改善を要求する前に、まずは私が理系の内容を勉強しようと思ってます。

が何から手をつけていいのかわかりません!!!
そこでアドバイスをいただけないでしょうか。業種は機械です。よろしくお願いします。

A 回答 (10件)

僕の経験上、特許屋が判らないようならロクな特許ではないと思います。



釈迦に説法でしょうが、誰が判断するのかと言えば、特許庁の役人です。事務屋です。設計者でも研究者でもないのです。請求項に書かれた文字が大事なのです。

100件ちょっと特許を筆頭で出願し、そのうち半分審査請求し、9割権利化できてます。落ちた1割は昔は研究者が全部明細書から書いていた時代のもので拒絶査定時の対応も自分だったときのものです。会社の方針が変わり弁理士によるヒアリング制度に変わって、最初は特許を書くのが楽になったなと思う程度でしたが、拒絶査定を対応したとき弁理士の有難味を実感しました。今思えば落ちた特許も惜しいものがあり、自分の文才の無さと相手の言い分を冷静に見極める力不足を感じています。

それ以降、会社の特許担当や弁理士ときちんとお話しし、彼らが欲する図面を提供したり作ったりしました。もちろん、その場で手書きで漫画絵をかきながら。その漫画絵が欲しいと言われれば直ぐに図面化して渡してます。今は弁理士も3DCADデータで欲しがるので、3Dでちょこちょこって作って渡すこともあります。

遠慮なく聞けば良いと思うんです。特許は残念ながら発明者は名前が残り、出願時の譲渡料、権利化後の実施補償料等、いろいろ報われますが、特許屋にはありません。にもかかわらず一生懸命、社命とはいえ、親身になって仕事してくれるのです。

発明者に徹底的に聞くのが一番良い方法と思います。図面や専門用語なんて直ぐに慣れます。僕の部下が特許屋が判らないのに無視していたり、横柄な態度を取っていたら、お尻ぺんぺんです。

あと会社に3DCADがあれば使ってみれば良いと思います。モデルが作れなくても、発明者からもらったデータで表示して、くるくるっと回していろんな方向でみたり、モデルを分解してみるとかすれば、少しづつ判るようになると思います。
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この回答へのお礼

遅くなって申し訳ありません。個人的な愚痴をこぼさせていただくと
その通りです。特許…素人が聞くと何か素晴らしい技術のように聞こえるかもしれませんが実際は何を目的としているのかわからないような
特許は多いですよね(笑)
うんざりしてしまいます。しかもそういうのに限って、やってしまうとどうしても逃げられない!なんてことになってしまう。

それを特許屋のせいにする技術屋に腹が立つのです!!

と愚痴はここまでで、gn driveさんはできた人間ですね。
ここはアドバイスを借りて、わからないことは徹底的に聞く
ということをしたいと思います。

ありがとうございました。

お礼日時:2013/09/22 12:54

実は私も最近知ったことなので、


すでにご存知なら申し訳ございません。

話がそれたついでなのですが、
堀越二郎さんは、あの『風立ちぬ』堀辰雄 著
の登場人物のモデルになっていて、

今夏公開されたジブリアニメ『風立ちぬ』宮崎駿監督
にも登場しているそうです。

ご参考までに。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。参考にさせていただきます。

お礼日時:2013/09/23 13:41

   > 具体的に何が困っているかというと、専門知識です。

今までは研究開発や設計をやっている方と話すことは全くなかったのですがそれが必要になってきました。


 元研究者です。
 質問者様にはある程度の図面知識が有るのですね。

 ならば直接発明者と何度でも面接すべきだと思います。
 技術者は人に教える事に生甲斐を感じる人も多いものです。 
 
 発明者としてはその後の特許が少しでも世の中に寄与する事を
 実感する事は仕事に対するモチベーションを高めることに繋がります。 
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この回答へのお礼

ですよね。特許文章もある意味都合よく「加工」された文章ですからね。この前特許事務所と発明者の面談を見てて
そのように書くとストーリー合わないしpl問題起きた時に都合悪いから書かないでとか言っていました。

やはり実際の面談が一番!ありがとうございました。

ps 審査官とかはどうしているんでしょうね?本当に発明の本質をあの文章だけからりかいしているのかな…?

お礼日時:2013/09/22 13:09

度々すみません。



そういえば、わが国が大戦後、初めて開発・製造した民間旅客機YS-11は
故堀越二郎氏が大勢の設計者が描いた図面を精査したことで
成功したプロジェクトでした
(もちろん、他の大物技術者も参加していましたが…)。

複雑巨大な製品の全体を見渡せる設計技術者として尊敬する一人です。

ご参考までに。
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この回答へのお礼

大変、大変お世話になります。

堀越二郎さんですね。私は知らなかったのですが面白そうな方なので調べて見ます。ありがとうございました。

お礼日時:2013/09/22 13:24

ANo5の者です。




>やはり設計者であっても、図面のみで動作や機能を理解するなんて無理なことなのですか?


誤解のないように申し上げて起きますと、
ある程度経験を積んだ設計者なら誰でも、
組立図(断面図)ないし、動作原理を表す図があり、
それがどのような用途に用いられる機械・装置・設備かが判れば、
大抵どんなものでも、その概ねの動作(原理)や組み立て方法、規定性能などは
(最も合理的と思われる範囲で)理解できます。
また、部品図やサブASS'Y図も含めると、それで製品が出来上がる
のですから、その意味ではもちろん図面が全てです。

しかし、その本懐(特許となるような機構・性能・動作)の部分は
実験データや技術報告書などの文書が
ないと全ては理解できないという意味です。

特許の出願にしても、自社特許の本懐を
競合他社に知られることを避けるために、
本来の目的を達成する技術の部分をわざわざ特許の請求範囲から外し、
もっともらしいことを請求範囲に書くこともしばしばあります。

そのような意味で誤解が生じるときもあるということです。

余談になりますが、原子力プラントのような大きな設備では
区画ごとに発注先が違い、それぞれの会社の技術標準(規格)で造られた部分を
組み立てていったら、ダクトのつなぎ目が1m(メートル)もずれた
などということもどこかで読んだことがあります。

本来原子力プラントのような大規模かつ重大事故につながるような設備(機械)では
統一した技術標準を用いるべきですが、実際にはそんなことも多々起こっています。

それぞれの会社の技術標準(規格)を知らないと
恐ろしいことになります。(笑)
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この回答へのお礼

補足ありがとうございます。というか返信が遅れてすみませんでした。
整理するとこういう感じですね。

設計者:

組立図(断面図)ないし、動作原理を表す図がどのような用途に用いられる機械・装置・設備かが判れば、
大抵その概ねの動作(原理)や組み立て方法、規定性能などは理解できる。

しかし、特許となるような機構・性能・動作は実験データや技術報告書などで始めて理解できることもある。

>特許の出願にしても、自社特許の本懐を競合他社に知られることを避けるために、
>本来の目的を達成する技術の部分をわざわざ特許の請求範囲から外し、もっともらしいことを請求範囲に書くこともしばしばあります。

これはうちの会社もよくやっているようですね。あとは競合を惑わすために敢えて曖昧に書くとか(笑)

プランとの話勉強になりました。ありがとうございます。原発でそういうのはやめて~と思っちゃいますね。

お礼日時:2013/09/22 13:22

病気退職するまで機械設計者をしていました。



特許関連の打ち合わせで特許部の担当と顧問弁理士
と打合せを何度もした経験がありますが、
図面だけではなかなか伝わらないことが多かったのを記憶しています。

もちろん、必要最低限の(出願にあたって必要十分と思われる)
説明図面は作成しそれをもとに説明をしましたが、
なかなかイメージしにくい様です。

設計者どうしでも斬新なアイデアのものは図面だけで動作・機能を
理解してもらうのに苦労することがありまし、
デスクワークだけで現物をあまり確認しない設計者
は、天才かあるいは、ミスの多くなる傾向にある人と感じてました。

自分が設計者として着任したときにまずやったことは、
図面を見ながら部品、組立品とその動作・機能をイメージすること、
そして一対一で図面と現物を確認することでした。

まずは何はともあれ図面なのですが、
できる限り、現物を確認するようにすると
理解が加速すると思います。
(私の持論としては現物の確認は設計者にとって必須と考えています。)
実際私は、できうる限り現物を見せながら説明をしました。

今は3D‐CADが主流なので、現物を見ることは無理でも
3D‐CADの立体図を見せてもらえばイメージが
つかみやすいと思います。
設計者の手が空いた時に
実際にワークステーション(PC)の前で
立体図を見せてもらいながら、説明してもらうと良いでしょう。

特許に関わるには、図面の読み方を学ぶことも必要ですが
部品名とその機能、形状を一つ一つ学ぶことが必要だと思います。
明細書は部品名の嵐です(笑)。
それがイメージできなければ、無駄金を使う羽目になりかねません。

扱う機械によっては現物をバラして一つ一つ確認するなど
難しいかも知れませんが、
図面の読み方の勉強と並行して
ぜひ実践されたほうがよいかと思います。

設計者は、顧客、業者、社内各部署との調整、実験計画・立会い、
などの業務を日中にこなし、定時後になってようやく
本来の設計業務につけるといった具合で日々追われています。

会社の規模やリソースにもよると思いますが、
会社の大事な共有財産を築こうとしているのですから
お互いに協力しようという姿勢が不可欠だと思います。

ご参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

ご病気のこと残念です。ご体調が早く良くなりますように。。


>設計者どうしでも斬新なアイデアのものは図面だけで動作・機能を理解してもらうのに苦労することがありまし、デスクワークだけで現物をあまり確認しない設計者は、天才かあるいは、ミスの多くなる傾向にある人と感じてました。

えっ?!素人の突っ込みを一つ申し訳ありませんが..図面ってそれだけで、組み立てから全てがわかるツールみたいなことをいってました。

やはり設計者であっても、図面のみで動作や機能を理解するなんて無理なことなのですか?


現物主義...自社の製品については徹底できるのですが、他者の場合、機械が大きいこともあり相手方の現物を入手できずに、特許の図面のみで理解しなければいけないことが多く困ってしまいます。。

>特許に関わるには、図面の読み方を学ぶことも必要ですが部品名とその機能、形状を一つ一つ学ぶことが必要だと思います。

ありがとうございます。この言葉大事にあずからせていただきます。

設計の方は本当に忙しいですよね。。。定時に帰っている人なんてほとんどいない気がします。設計者の視点でのアドバイスありがとうございました。

お礼日時:2013/09/16 00:32

図面が全く初めてであれば 第3角法 という書き方を理解するところからはじめたら良いでしょう。


他に第1角法 という方法がありますが、 今の日本では 第3角法が一般的で学校でもそれを教えます。 (書店で図面に関する手本を探すことも大事ですね。)

●第3角法: 物体を図面化するときに自分が見てる方向から見える面の形状を書く。平面図であれば上から見える形、側面図であれば側面から見える形、正面図であれば正面から見える形を書きます。 比較的現物をイメージしやすい書き方ですね。
●第1角法: 物体をに光を当てたとして影の側から物体を見た形状を書きます。要するに見る側と反対からの形を書きます。(これは慣れて無いので自分には難しい)
以下は参考URLです。
http://facere.blog49.fc2.com/blog-entry-7.html
http://help.solidworks.com/2010/japanese/SolidWo …

その図が理解できるようになれば自分の手元にある何か四角い物(プリンター、VTR、リモコン) などを3角法を使って書いてみる。 描いた図は懇意にしている技術系の人に「これを書いたが合っているか?」 などと助言を求めます。 学校では1ヶ月もあれば書ける様になるので(1日でも分かる人は書ける) 気合を入れてやれば1ヵ月後には何か違った自分がいると思います。

その後、研究開発や設計の方々との話も合うようになり、図面が実に簡単に見えるようになりますので是非続けてやってみてください。(壁を越えるのも練習の繰り返しですね。)
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この回答へのお礼

>その後、研究開発や設計の方々との話も合うようになり、図面が実に簡単に見えるようになりますので是非続けてやってみてください。(壁を越えるのも練習の繰り返しですね。)

励ましの言葉ありがとうございます!へぇできる人は一ヶ月でできるようになるものなのですね。


まずは、第一角法と第三角法の違いを理解することから始めます。


ありがとうございました!

お礼日時:2013/09/16 17:57

おれが理解できる絵をもってこい。


おれがわからない絵だと審査官もわからんし、特許なぞ畏れ多いわ。
そして、日本語でその図の動作説明をしてよ。もちろん文章で。
ついでにその分野での特許性を示れるような過去の特許を
3つぐらい持ってきて。
ぐらいは言いましょう。
書き直さなければならないほどの絵をもってくるやつは、
発明者の資格はないと思いますけどね。
勉強することはいいことだけど、改善を要求していいと思いますよ。
関連の過去の特許を読んでもいいけど、どれを読んだらいいかは
聞くべきでしょうね。
図面はその程度の内容でいいですよ。請求の範囲が判ればいいんだから。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!!oo14さんがどういう方かが個人的に気になったのでgoogleで多少ほかにどういう回答をなされているのか見させていただきました!

おそらく理系で機械の設計をされている方ではないですか?そういう方の回答をいただけるとうれしいですね。

愚痴になって申し訳ないのですが...実際私は請求の範囲や相手方(こちらが原告の場合は こちら)の主張が分かればいいのでそれくらいの協力は、こちらに過度に前提知識を要求するのでなくしてほしい!と思ってしまいます。

そういう回答をいただけると思ってなかったので、うれしかったです。ありがとうございました。

お礼日時:2013/09/16 00:23

>見ても分かりづらい断面図を渡してくるだけ


 それはないと思います。図面--製図法はきちんとした統一言語みたいなもので、読み方を覚えればよいと思います。
  ⇒Amazon.co.jp: 電気・電子製図: 狩集 住義, 中沢 仁, 久保 嘉之: 本( http://www.amazon.co.jp/%E9%9B%BB%E6%B0%97%E3%83 … )
 のような本とか・・

>別の言葉をしゃべっているのではないかと
 これは、工業高校の教科書あたりを手に入れて読んでみるのが良いでしょう。
 昔(ゆとり以前、男女同一以前)は中学校(技術家庭)である程度は習っていたのですが・・・
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この回答へのお礼

技術家庭ですね。今となっては遠い昔ですが…頑張って見ます。ありがとうございました。

お礼日時:2013/09/22 13:11

まずは図面について学んでください。


少なくとも日本国内で「図面」はある程度共通のルールに従って書かれています。
これが読めないことは致命的です。

図面に何が書いてあるか理解できたら製品の構造などが理解できるようになってくると思います。
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この回答へのお礼

ちょっと漠然としてるんですよね。図面は学校の技術程度では学んでます。
それ以上に図面の何を学べばよいのか...注文多く申し訳ありません。

お礼日時:2013/09/16 00:17

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