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歴史学者と考古学者の違いって何ですか??
宜しければ回答お願いします。

A 回答 (4件)

    #2です。

補足です。

>>なるほど、、、となると、エジプトや古代ローマは考古学の域に入るのですね?

    掘リ出した物などで過去の調査をする部面はエジプトも古代ローマも考古学、エジプトや古代ローマの文献による部面は歴史学だと思います。したがって#3さんのおっしゃる、相補う関係にあると思います。

>>具体的に歴史学者の活躍するものというと、どのような分野?がありますか?

   全世界のあらゆる時期にわたる訳です。中国の歴史、マヤの歴史、シベリア先住民の歴史など、ヨーロッパなどの歴史以外にも広がっています。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

なるほど、、、
自分のやりたいことができるのがどちらであるのか、大体つかめました。
わかりやすい親身な回答、本当にありがとうございました!

お礼日時:2013/09/21 14:13

 こんぱんは夜分に失礼します。


既に回答されている方々が「時間軸での違い」に取材して説明されていますので、僕は方法論としての側面からお話しします。
 日本の歴史を時代区分から見てみますと、旧石器時代から飛鳥時代以前にかけては記録としての文字史料がありません。
 もし「歴史学」を文字史料だけに論拠を求める学問とした場合に、これらの時代を対象とすることは不可能になるはずで、逆に出土した遺物から何らかの生活痕跡などを考察しようとするならば、それがたとえ江戸時代の建築物であっても「考古学」の領域に分類されてしまうことになります。
 従来の考え方(学問領域を狭い範囲に閉じ込める考え方)からすれば、こうした矛盾点が明らかになりますが、現代の歴史学も考古学も互いに共存している学問領域といえます。
 江戸時代の話をしましたが、実際に浅間山が噴火した時の状況も当時の記録と発掘により「日本のポンペイ」として今では有名な話となり、また中世の草戸千軒町遺跡などは考古学的手法をベースにして都市遺構の研究が進められた形です。
 逆に、考古学の側でも「文献史料の記載」による古墳研究などのアプローチ方法を積極的に採り入れている研究者の方もいらっしゃいます(先日亡くなりましたが、考古学者の森浩一氏などはその代表的な方です)。
 実際に考古学の分野でも「飛鳥時代以後」を「歴史時代の考古学」として対象領域として扱ってもいます。
尚、歴史学およぴ考古学も共に近代科学の一領域として、隣接する他の諸科学の研究方法や成果も積極的に受容すると共に独自の研究方法の深化と検証を踏まえ隣接科学に還元していく努力も積極的に進めています。
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この回答へのお礼

返事が遅くなりまして、申し訳ございません。
回答ありがとうございます。

ということは、歴史学と考古学が相互に補い合い、お互いが持ち寄った情報を元に過去を解明していくのが一般的だ、ということですね?

ふむ、、、つまり
考古学者になっても同時に文献をもとに研究する人もいるし、また逆もしかりである、ということですか?

お礼日時:2013/09/20 23:58

    両者ともに過去の解明を目指す点では同じですが、歴史学者は文書などにより、考古学者は、化石、石器、建造物、遺跡からの出土品など器物を主として手がかりにする違いがあるかと思います。



    その結果、歴史学は文書のある地域や時代が活躍の場で、考古学者は文書に頼る事が少ない古代や、アジアヨーロッパなど以外でも活躍出来るように思います。
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この回答へのお礼

返事が遅くなりまして、申し訳ございません。
なるほど、、、となると、エジプトや古代ローマは考古学の域に入るのですね?

具体的に歴史学者の活躍するものというと、どのような分野?がありますか?
何度も質問してしまい申し訳ないです。
宜しければお願いします。

お礼日時:2013/09/20 23:51

文献が主:歴史学者


発掘物が主:考古学者

なので、文献がある時代からを「歴史時代」と呼ぶ

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%B4%E5%8F%B2% …
一般的には、文字が成立し、文献資料によって歴史事象を検証することが可能な時代を指す。
以上引用
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この回答へのお礼

返事が遅くなってしまい、申し訳ありません。
なるほど!!
とてもわかりやすいです。
ありがとうございました。

お礼日時:2013/09/20 23:43

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