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小説の新人賞(小説すばる新人賞、小説現代長編新人賞など)に応募しようと考えています。

応募要項には、原稿用紙数枚のあらすじ(梗概)をつけるように書かれています。

私はミステリー (推理小説)で挑戦しようと思っており、作品のラストシーンで、犯人の正体、トリックのネタばらし、どんでん返しの結末などを用意しているのですが、これらも全部あらすじに書かなければいけないのでしょうか。

できれば、審査員の方にも、あらすじでなく小説として読みながら、その意外性や驚きを体感して欲しいと思っているのですが・・・。

あるいは内容を具体的な正体でなく、「~という事で犯人が暴かれる」といったようにぼかして書くのは、ダメなのでしょうか。

よろしく、お願いします。

A 回答 (4件)

しっかりと犯人の名前まで明記してください。


そうしないと損だと思います。

まず、新人賞を応募する側は1つの賞に1編程度でしょうが、審査する側は一人で数十もの応募作を読むことになります。すると、読み方そのものが、普通の読者のそれとは異ならざるを得ません。
こういっては何ですが、新人賞に送られてくる作品の多くは、文章力がダメとか、まともに伏線の処理すら出来ていない、とか、そういうものです。1次選考なんていうのは、そういう段階でふるいにかけられます。そのときに、ネタバレまで含んだあらすじが利用されるわけです。
ミステリー小説であれば、あらすじを読み、こことここが犯人特定のヒントになっている、と言うのを知り、犯人が誰なのか、トリックがどうなのかを知ります。そして、それを知った上で実際に読んで、応募した人が書いたヒント部分がしっかりと伏線として機能しているのかどうか、とか、そういうのを確認します。小説としての味わい、などについては、最終選考などになってから、です。そして、最終選考に関しては、その出版社の編集者などではなく、外部の小説家とか、評論家などに一任ということになります。
もし、オチとか、そういう部分がかかれていなかった場合、審査する側の心象は非常に悪くなります。最悪、そういうことすらかけない奴は面倒くさいから落選、で済まされる危険性すらあります(1次選考くらいですと、一人の審査員の独断で決められることも多いです)

せっかく書いたのに、まともに読んですらもらえずに落選。
そういうリスクを回避するためにも、ネタバレ込みで書くことをお勧めします。
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この回答へのお礼

なるほど、一次選考での読まれ方が、一般における読まれ方とだいぶ違うという事がとても良く分かりました。丁寧なご回答、ありがとうございます!

お礼日時:2013/09/21 22:10

#3さんの意見に同意。



『新人賞 あらすじの書き方』で検索してみると、色々なサイトがヒットしますが、『あらすじはきちんと最後まで書くこと』と書かれているのは共通しています。
下読み経験者などの、募集者側の内情を知っている人のサイトもありますよ。

最近の新人賞の応募規定には、『○字程度のあらすじを添付(最後まで書く事)』のように書かれている場合もありますね。
最後まで書かれないあらすじが多い事に業を煮やして、そんな風に書くようになったのでは?と思わないでもない。

#3さんの言い換えでしかありませんが、大量の応募作を下読みする人が、あらすじで話の筋を頭に入れて、一度読むだけで伏線やヒントなどのストーリーテリング能力を判断できるようにするために書く物という事だと思います。
あらゆる小説の中でもとくに推理小説は、一度目で初見の驚きを、再読でストーリーテリングを楽しむという事が顕著だと思いますが、下読みの人はその初見の驚きの楽しみを捨てないと数をこなせないという事なのでしょう。

その視点であらすじを書く意味を考えると、オチをまったく書かない事はマイナス要因であるのは当然として、ぼかして書く事もマイナス要因となり得ます。ま、ぼかし方にもよるでしょうけど、一般論として。
たとえば、ネタバレご法度の代表格の叙述トリックを使っていたとして、『この作品は主人公○○を男性だと誤認させて、実は女性だったというところが重要な要素となる叙述トリックです』というような注釈をあらすじ内に盛り込んだ方がいいかも知れないぐらいだと思えます。

『あらすじの出来がどれだけ素晴らしくても、本文がダメなら審査に有利になる事はない』という意味ではあらすじは審査対象外でしょうが、『あらすじでマイナス印象を持たれた場合、マイナス印象の状態から審査が始まるのでその分不利になりかねない』という意味では、審査に影響すると思います。

検索にヒットしたサイトで、参考になりそうなものをいくつか貼っときます。
http://syousetuka.com/teisai4.html
http://shinjinsho.seesaa.net/article/22411430.html
http://www.raitonoveru.jp/howto/h2/337a.html
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この回答へのお礼

ありがとうございます。「あらすじはきちんと最後まで書くこと」というのは、やはりネタばらしまでを含めての事だったのですね。実は正に書かれていた、叙述トリックに似たものを書こうとしていましたので、大変参考になりました。

お礼日時:2013/09/21 22:10

 >これらも全部あらすじに書かなければいけないのでしょうか。



 分かりません。
 書きたければ、書いてもいいと思うよ。


 >あるいは内容を具体的な正体でなく、「~という事で犯人が暴かれる」といったようにぼかして書くのは、ダメなのでしょうか。

 分かりません。
 書いてみればいいと思うよ。


 自分が審査員なら、あらすじも審査の対象にする。で、本編とも比較する。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。あらすじも審査に含まれるというのはあるみたいですね。その目線でも、考えてみたいと思います。

お礼日時:2013/09/20 15:46

起承転結を、ネタバレしないように書けば良いと思います。



場合によっては、起承転結の起承のみをあらすじとして書いても構わないと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
起承だけの場合もあるんですか!また調べてみたいと思います。

お礼日時:2013/09/20 13:40

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